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知事が県民の皆さんのもとに出向き、訪問する市町村の特色を踏まえてテーマを設定し、施設の見学や、地元で活躍されている幅広い世代の皆さんと意見交換を行う 「知事といきいきトーク」。
今年度第3回目は「町の文化・歴史を学び、世界へ羽ばたく人材を育てる ~過去から未来へつながる教育を~」をテーマに、桂川町で実施しました。
最初に、井上利一町長から町の取り組みについて説明を受けました。
(写真)桂川町の取組説明の様子
(右手前から)知事、高橋義彦県議会議員
(左手中央)井上利一町長
※高橋義彦県議会議員の「高」は、はしごだか
6世紀の前方後円墳で、国の特別史跡に指定されており、豪華絢爛な装飾壁画と精巧な内部施設を有する、日本を代表する装飾古墳で、町のシンボルとなっています。
知事は、王塚装飾古墳館尾園晃館長、長安慧学芸員から説明を受けながら、王塚装飾古墳館と王塚古墳を見学しました。
(写真)王塚装飾古墳館で説明を受ける様子
(写真)王塚古墳
駅周辺の利便性向上と賑わい創出を図るため、令和3年に新駅舎と南北自由通路が完成。駅には観光案内所や町営駐車場が併設され、駅の外観には古墳壁画の文様が施されています。
知事は、横山龍一産業振興課長から観光案内所「keisenまちプラザ」の説明を受けた後、原中康建設事業課長と駅舎を見学しました。
(写真)説明を受ける様子
(写真)駅舎を見学する様子
調理室や研修室を備え、宿泊も可能な施設として、平成30年にオープン。小・中学生のサマーキャンプやスポーツクラブの合宿に多く利用されています。
知事は、松尾亮一 企画広報係長から説明を受けながら施設内を見学しました。
(写真)施設を見学する様子
施設を見学した後、研修室に移動し、様々な分野で活躍する皆さんから、日頃の活動などについて話を聴き、意見を交わしました。
知事は、「地域の皆さんが子どもたちをしっかりと支え、育てていることが本当に素晴らしいと思いました。子どもたちが社会に羽ばたいていくために、引き続き、皆さまにご指導をよろしくお願いしたい。」と述べました。
【意見交換参加者】
加耒 景子さん (まめだ保育園 園長)
令和6年4月に開所した保育園の園長。未就園児向けマッサージ教室、秋祭りや季節の行事を通して、保育園が地域に開かれた、交流の場となることを目指している。
安藤 能之さん (桂川中学校 校長)
令和5年度に赴任。令和6年度、フィリピンのマニラ・セントラル大学と姉妹校提携。
上田 こころさん (桂川中学校 3年生)
本年8月に海外派遣団の一員として、フィリピンの中学生と文化交流を行う。
幸田 猛さん (桂川町郷土史会 会長)
郷土の歴史・文化の調査研究と、それらを地域に正しく継承することを目的に活動するボランティア団体の会長。王塚古墳の特別公開では、説明ガイドとして活躍。
諌山 慶秀さん (桂川町立図書館 館長)
令和6年度、町の名所や伝統行事などを紹介する「桂川そーつくカルタ」を作成。遊びながら町の魅力を学べる出会いのツールとして、学校の授業でも活用される。現在、新春カルタ大会を企画中。
國本 洋規垂さん (桂川町商工会青年部 部長
)
地域経済を支える若手経営者団体の部長。商業活動の活性化のほか、小学生と保護者に命の大切さを伝える「いのちの授業」や夏祭りの開催など、地域貢献活動にも取り組む。
ファシリテーター 大庭公正桂川町教育委員会教育長

(写真左から)加耒景子さん、安藤能之さん、上田こころさん
(写真左から)幸田猛さん、諌山慶秀さん、國本洋規垂さん、大庭公正教育長
(写真)意見交換会の様子
(写真)参加者の皆さんと