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新年あけましておめでとうございます。
今年は「午年」です。愛する福岡県が、輝かしい未来に向かって、天馬のごとく、空高く翔け上がっていくことをイメージして、この一年の県政のテーマは「翔」といたしました。
私たちは今、戦後最も厳しい安全保障環境の中に置かれ、国内では超少子高齢社会の中で、人口減少による地方の疲弊、いまだ実現できていない賃金と物価の好循環などの複雑かつ困難な課題に直面しています。本県は、これらの先送りすることが許されない課題に対し、しなやかに、かつ、強靱に対処していかなければなりません。
このため、本年の4月1日をもって、県庁の大規模な組織改編を実行します。
職員の力を結集して組織の力を最大限に発揮し、県民の皆さまの安全・安心な生活、活発な事業活動をしっかりと支え、人口減少などの課題から逃げることなく真正面から挑み、乗り越えていきたいと考えています。
この組織改編では、時代の要請に応える四つの部を新設します。
一つ目は、「政策企画部」です。大胆な政策を練るには、これまでの慣習から意図的にはみ出すことが必要です。古い縦割りの壁を打ち破り、各部と連携をしながら事業を組み立てていきます。また、県庁の広報については、戦略的な情報発信により、県民の皆さまとの信頼関係をより深めてまいります。
二つ目は、「市町村・地域振興部」です。県民の皆さまに最も近い存在は、基礎的自治体の市町村です。この市町村に寄り添い、協力・連携して、各地域の明るい未来を描きながら、人口減少をはじめとする困難な課題に共に立ち向かってまいります。
三つ目は、「人材育成・活躍推進部」です。福岡県、そして日本の礎は「人」です。「人」こそが財(たから)であり、希望です。この部では、こどもたちの大いなる可能性を見い出し、若者が失敗を恐れずにチャレンジできるよう支援し、女性の皆さまがのびのびと活躍し、輝くことができるよう後押しをしてまいります。そして、働くすべての人々の雇用・就業を守り抜きます。
四つ目は、「福祉こども政策部」です。この部では、性別、年齢、国籍、障がいの有無などに関わらず、誰もが尊厳をもって安心して暮らせる社会や、次代を担うこどもたちを健やかに育む環境を作り上げてまいります。
この新たな体制のもとで、教育、医療、環境、文化芸術、スポーツなど、あらゆる分野で県民の皆さまが、本当に福岡に住んでよかったと、心から思っていただける、そんな美しく豊かな「ふるさと福岡」を築いてまいります。
もちろん、本県の基幹産業である農林水産業、県経済の原動力である中小企業、さらに、福岡発スタートアップなどを強力に支援し続けることには変わりありません。インフラの整備においても主要道路を戦略的に整備し、積極的な企業誘致に引き続き取り組んでまいります。
安全・安心という観点からも、我々の生活や地域、経済に大きな打撃を与えたパンデミックが再び引き起こされることがあってはなりません。人々の命を、大切なこどもたちの命を守り続けるためのワンヘルスを、県民の皆さまと手を携えて前進させてまいりたいと考えています。
「誰もが安心してたくさんの笑顔で暮らせる福岡県」を実現していくため、今年も、全身全霊で駆け抜けてまいります。
新年が皆さまにとって、希望あふれる、素晴らしい1年となりますよう心からお祈りいたします。
| 氏名 | 服部 誠太郎(はっとり せいたろう) |
| 生年月日 | 昭和29年9月11日生まれ |
| 出身地 | 北九州市 |
| 略歴 |
北九州市立泉台小学校卒業 北九州市立篠崎中学校卒業 福岡県立小倉高等学校卒業 中央大学法学部卒業 昭和52年 福岡県庁入庁 福岡農林事務所、土木部河川課等で勤務 平成16年 総務部私学学事振興局学事課長 平成18年 総務部財政課長 平成21年 総務部次長 平成22年 福祉労働部長 平成23年 福岡県副知事 令和 3年 福岡県知事(1期目) 令和 7年 福岡県知事(2期目) |
| 家族構成 | 妻、三女 |
| 性格 | 楽観的、不器用だが物事にあたるときは集中できる |
| 趣味 | 野球観戦、旅行 |