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7月7日からの大雨により、県内各地で甚大な被害が発生しました。お亡くなりになられた方のご冥福を謹んでお祈り申し上げ、被災された全ての皆さまに心からお見舞いを申し上げます。
県では、一日も早い被災地の皆さまの生活の再建と農林漁業者、事業者の皆さまの事業の再開・継続に向けて、国、市町村、関係機関と連携し、復旧・復興に全力を挙げて取り組んでまいります。
昨年は、新型コロナのオミクロン株による爆発的な感染拡大、ロシアによるウクライナ軍事侵略、物価・エネルギー価格の高騰、急激な円安、さらには年末に連続して発生した鳥インフルエンザなど、予測困難な事象によって、私たちの生活、社会経済の足元を心配しなければなりませんでした。
私たちは、今後も起こり得る様々な情勢変化に対し、しなやかに強靭に対応していかなければなりません。
新型コロナについては、発生から3年が経過し、5月8日に、感染症法上の位置づけが「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類感染症」に変更されました。いよいよ社会経済活動が平時に戻っていくことが期待されます。
一方、本県経済を見ると、持ち直しの動きは見えますが、コロナ前の水準には戻っておらず、成長段階には至っていないと判断しているところです。
官民で経済を牽引する取組が必要です。
こうしたことから、今年度においても、県民の皆様の命と健康、生活を守ることを最優先に取り組んでまいります。このことは、揺るがすことができないことです。
同時に、全ての人の人権を守り、年齢、性別、障がいの有無に関わらず、誰もがその能力を発揮することができる、安全・安心な社会の実現を目指します。
その上で、閉塞感を打破し、国内外から投資、企業、そして人材を呼び込み、地域の活力基盤をさらに強固なものにするとともに、県として、人や経済、社会にしっかりとした投資を行ってまいります。
福岡県の未来を見据え、「成長・発展」に向けて加速前進させるため、「1000億円の人づくり」、「県内GDP20兆円への挑戦」、「安全・安心で活力ある社会づくり」を予算の3つの柱に掲げ、様々な施策を展開してまいります。
県民の皆様をど真ん中に置いて、県民の皆様のために、そして、県民の皆様とともに、福岡県の未来へと続く扉をひとつ、またひとつと開き、福岡県を九州のリーダー県たるふさわしい県に、さらに飛躍・発展させてまいります。
氏名 | 服部 誠太郎(はっとり せいたろう) |
生年月日 | 昭和29年9月11日生まれ |
出身地 | 北九州市 |
略歴 |
北九州市立泉台小学校卒業 北九州市立篠崎中学校卒業 福岡県立小倉高等学校卒業 中央大学法学部卒業 昭和52年 福岡県庁入庁 福岡農林事務所、土木部河川課等で勤務 平成16年 総務部私学学事振興局学事課長 平成18年 総務部財政課長 平成21年 総務部次長 平成22年 福祉労働部長 平成23年 福岡県副知事 令和 3年 福岡県知事 |
家族構成 | 妻、三女 |
性格 | 楽観的、不器用だが物事にあたるときは集中できる |
趣味 | 野球観戦、旅行 |