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令和5年度第1回「知事といきいきトーク」(直方市)を実施しました

更新日:2023年8月28日更新 印刷

 服部知事が県民の皆さんのもとに出向き、訪問する市町村の特色を踏まえてテーマを設定し、施設の視察や、地元で活躍されている幅広い世代の皆さんと意見交換を行う 「知事といきいきトーク」。

 今年度第1回目となる今回は「未来を拓く!輝く人たちが活躍するまち直方」をテーマに、直方市で実施しました。


直方歳時館

 最初に、大塚(おおつか)進弘(のぶひろ)市長から市の概要について説明を受けました。
 知事は、直方市が進めるDX、SDGs、ワンヘルス、水害対策などの取り組み、また、県が企業誘致の一環として、直方市、鞍手町と取り組む直方・鞍手工業用地の造成事業などに触れ、「県が発展していくためには、市町村の皆さんとしっかりタッグを組んで取り組むことが重要です。これからも力を合わせて進めてまいりたい」と述べました。

市概要説明
(写真)直方市の概要説明の様子
(左手前から)秋吉(あきよし)恭子(きょうこ)副市長、香原(こうはら)勝司(かつじ)県議会議長、知事
(右手前から)田代(たしろ)文也(ぶんや)市議会議長、大塚市長、山本(やまもと)栄司(えいじ)教育長

 その後、小島(こじま)啓一(けいいち)館長から、直方歳時館(※1)の概要について説明を受けながら、日本庭園や土蔵などの施設を見学しました。

※1 直方歳時館
 近代の炭鉱開発に尽力した堀三太郎氏の住宅として明治31年に建設。現在は市の生涯学習施設として利用され、一般見学も可能な施設は純和風の建物や美しい日本庭園を備えている。

歳時館見学の様子
(写真)施設内の日本庭園を見学する様子

アドバンテック株式会社

 アドバンテック株式会社は、昭和41年にオムロン株式会社の継電器、電子卓上計算機、健康機器、キャッシュレスレジスタ等の生産拠点として設立。産業用PC、IoT製品の開発製造から販売を行い、世界各国に拠点を構えるグローバル企業で、産業用PCの分野では世界トップシェアを誇ります。
 また、直方市と連携して、樋門の遠隔監視・遠隔制御管理システム、イチゴのハウス自動制御システムや自動収穫ロボットの研究開発を行うなど、市と共同でDX推進に取り組んでいます。

 知事は、同社の石田(いしだ)隆裕(たかひろ)取締役・EDMS事業部長から企業概要や直方市との共同事業の取り組みについて説明を受けました。その後、同社の工場にて、半導体を実装した電子基板の製造工程などを見学しました。

企業説明
(写真)企業概要の説明の様子

アドバンテック施設見学の様子アドバンテック施設見学2
(写真)施設・工場見学の様子

 

多世代交流スペース ここっちゃ

 「ここっちゃ」は、「『こども×商店街』賑わいの創出」をコンセプトに、令和5年4月にオープンした市の新たな交流施設です。商店街の空き店舗を活用し、飲食・物販テナントがある「交流エリア」をはじめ、子育て支援センターや一時託児施設が整備されており、世代を問わず誰もが気軽に交流できる拠点として、まちの賑わい創出を目指しています。

 知事は、細川(ほそかわ)貴文(たかふみ)市商工観光課長、十時(ととき)恵美(えみ)市幼児教育推進係長、株式会社まちづくり直方(※2)の清水(しみず)舞子(まいこ)さんから施設の概要について説明を受けました。

※2 株式会社まちづくり直方
 平成12年に設立したまちづくり事業を行う市の第三セクター。「ここっちゃ」の交流エリアを運営している。

ここっちゃ見学
(写真)施設の説明を受ける様子

 

 その後、知事は、福岡県立鞍手高等学校の生徒によるワンヘルスの取り組みに関する発表を聴きました。
 鞍手高等学校では、「高校生ができるワンヘルス」をテーマに、文化祭でのワンヘルスに関する作品の制作、展示を通じた情報発信など、学校全体でワンヘルスの活動に取り組んでいます。
 知事は、高校生の発表を受け、ワンヘルス教育のモデル校としての積極的な取り組みに感謝を述べるとともに、「ワンヘルスの効果的な情報発信については、皆さんと一緒に考えながら進めていきたい。ワンヘルスの推進に向けて、これからも皆さんには継続的な活動をお願いします」と述べました。

高校生の発表
(写真)高校生の発表を聴く様子

高校生
(写真)ワンヘルスの取り組みについて発表した鞍手高校の皆さん
(左から)香月かつき隆之介りゅうのすけさん、山野やまの賢美さとみさん、松下まつした晋也しんやさん

 

 知事は発表を聴いた後、直方市で活躍する皆さんと意見交換を行いました。
 意見交換では、地元企業や農業、まちおこしの分野で活躍されている皆さんから、日頃の活動などについて話を聴き、意見を交わしました。

 

【意見交換参加者】

森田(もりた)恵子(けいこ)さん (株式会社もち吉 代表取締役社長)
 全国に228の直売所を展開する米菓の製造販売企業の代表。
 昭和4年の創業以来、直方市に本社を置き、市の経済発展に大きく寄与している。​

 

香田(こうだ)敦郎(あつろう)さん  (香田農園)
 イチゴを中心とした施設野菜経営を行う若手農業従事者。
 イチゴのハウス自動制御システム、自動収穫ロボットを活用するなどスマート農業にも取り組む。​

 

神谷(かみや)(あい)さん (ブルーベリーラボ直方 園主)
 夫婦で市に移住して共同でブルーベリーの観光農園を営む女性農業従事者。令和5年6月には、ブルーベリーを使用したスイーツなどを提供するカフェをオープン。

 

梅田(うめだ)結衣(ゆい)さん (NPO法人直方川づくりの会 会員)
 住民参加による川づくりを実践する団体の会員。遠賀川中流域を中心に、小学生から大人まで環境清掃活動や環境学習、防災学習を継続して実施している。

 

魚住(うおずみ)昌彦(まさひこ)さん (株式会社シーアンドイー 代表取締役) 
 各種イベントやプロモーション等のトータルプロデュースを行う企業の代表。遠賀川河川敷で開催される大型音楽イベント「MAKE A MONOGATARI」を手掛ける。

 

森田さん香田さん神谷さん
(写真左から)森田恵子さん、香田敦郎さん、神谷愛さん

 

梅田さん魚住さん
(写真左から)梅田結衣さん、魚住昌彦さん

 

意見交換全体
(写真)意見交換会の様子

 

ここっちゃ集合写真
(写真)ここっちゃにて参加者の皆さんと

 

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