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第4回「知事といきいきトーク」(遠賀町)を実施しました

更新日:2023年2月16日更新 印刷

 服部知事が県民の皆さんのもとに出向き、訪問する市町村の特色を踏まえてテーマを設定し、施設の視察や、地元で活躍されている幅広い世代の皆さんと意見交換を行う 「知事といきいきトーク」。

 第4回目となる今回は「安心安全とにぎわいの創出」をテーマに、遠賀町で実施しました。


JR遠賀川駅周辺

あまねや

 最初に、古野(ふるの)(おさむ)町長から町の概要について説明を受けました。
 知事は、JR遠賀川駅周辺の整備への期待のほか、設置予定の「出産・子育て安心基金」、水害対策や流域治水の取り組みなどに触れ、「県が発展していくためには、最も住民に近い自治体である市町村の皆さんと連携・協力することが重要です。県では、皆さんの声をしっかりとお聴きし、活用していただけるような、さまざまな施策のプラットホームを構築してまいります」と述べました。

町の概要説明
(写真)遠賀町の概要説明の様子
(左手前から)松本(まつもと)國寛(くにひろ)県議会議員、知事、安部(あべ)弘彦(ひろひこ)県議会議員
(右手前から)仲野(なかの)新三郎(しんさぶろう)町議会議長、古野町長

 その後、東郷(とうごう)正江(まさえ)店主から、あまねや(※1)の概要について説明を受けながら、人気のたいやきを試食しました。

※1 あまねや
 令和2年にオープンしたJR遠賀川駅前のカフェ。店内ではカフェに集まる人との交流を図るマルシェイベントや体験型ワークショップ、ランチ会なども開催。遠賀川駅舎の焼失(平成29年)まで駅構内でたいやきが販売され、駅の思い出として懐かしく語られていたため、これを復活させたいと思い、カフェではたいやきを提供している。

たいやきを試食する様子
(写真)たいやきを試食する様子

おんがみらいテラス

 駅北周辺整備事業(※2)の一環として令和5年4月にオープンするおんがみらいテラスは、屋外に広がる大きなテラスが特徴的な交流施設です。1階は、「人や情報が交わる ふらっとエリア」であり、大部分がフリースペースで構成されていて、本や雑誌なども置かれています。2階は、「人々が集う わいわいエリア」であり、約150人収容可能な大きなホールが配置されており、会議や発表会、イベントなど、さまざまな用途に使用できます。3階は、「こどもを中心とした すくすくエリア」であり、様々なおもちゃを用意しています。また、保育士が常駐しており、育児の不安や悩みを気軽に相談できます。

 知事は、遠賀町の大場(おおば)繁雄(しげお)産業振興課長から施設の概要について説明を受けました。

※2 駅北周辺整備事業
 新駅舎とおんがみらいテラスの建設、ペデストリアンデッキ(高架歩道)の整備、北側駅前広場の改修によりJR遠賀川駅周辺を一体的に整備する、遠賀町の一大プロジェクト。

おんがみらいテラスについて説明を受ける様子
(写真)おんがみらいテラスについて説明を受ける様子

駅南土地区画整理事業

 遠賀町では、駅南地区の開発を進めており、公共交通および道路交通の利便性を活かした市街地の造成を行うことにより、町の定住拠点地区の形成を図ることとしています。

 知事は、遠賀町の福島(ふくしま)賢二(けんじ)駅周辺都市整備推進室長から事業概要についての説明を受けながら、土地区画整理事業用地を視察しました。

土地区画整理事業について説明を受ける様子
(写真)土地区画整理事業について説明を受ける様子

遠賀町食育交流・防災センター

 遠賀町食育交流・防災センターは、遠賀町立小中学校全校の学校給食を一括調理する共同調理場および食育の推進施設です。
 従来の学校給食の提供という機能だけでなく、食育に関する授業や研修を行う研修室や調理台を備えた食育活動室を設け、食を通して地域間・世代間交流を図り、食物や生産者に対する感謝の気持ちの醸成や住民の健康増進に寄与する機能を担っています。
 また、防災施設としての機能もあり、水害などで町役場が被災した場合には、当該施設が災害対策本部となるため、災害時の物資などを保管する備蓄倉庫を整備しています。

 知事は、遠賀町の川波(かわなみ)和弘(かずひろ)学校教育課長から施設の概要について説明を受けました。

食育交流・防災センターを見学する様子(1階)
(写真)施設を見学する様子

食育交流・防災センターを見学する様子(食育活動室)
(写真)食育活動室を見学する様子

 また、遠賀町では、豊かな自然・歴史・文化などの特性を生かして生産された産品を町が認定する遠賀町特産品認定制度を設けており、現在、13品目が認定されています。

 知事は、遠賀町の藤井(ふじい)紅一郎(こういちろう)企画政策課長から特産品認定商品についての説明を受け、遠賀べいめん、遠賀ふき、赤しそドリンクゼリーを試食しました。

試食の様子べいめんを試食する様子
(写真)遠賀町の特産品認定商品を試食する様子

試食した3品
(写真左から)赤しそドリンクゼリー、遠賀べいめん、遠賀ふき

遠賀町特産品認定制度
(写真)遠賀町の特産品認定商品

 

 その後、知事は、遠賀町で活躍する皆さんと意見交換を行いました。

 皆さんから日頃の活動などの話を聴き、知事は、「遠賀町は、里と海が遠賀川でつながり、また、産業も1次、2次、3次とつながり、そして人々がつながっている素晴らしいまちであると改めて認識させていただきました」と述べました。

【意見交換参加者】

奥村(おくむら)(みのる)さん (株式会社 釣研 代表取締役社長)
尾仲(おなか)一幸(かずゆき)さん(同社 業務部長兼総務グループマネージャー)
 遠賀町に拠点を置く釣り具メーカーの代表。特にウキ市場では国内シェアNo.1を誇り、常に最新のテクノロジーを用いた製品開発により、業界トップレベルの開発・技術力を実現。釣り場環境の保護、整備のため、各地で行われる放流活動や清掃活動にも尽力。

東郷正江さん (あまねや 代表)
 JR遠賀川駅前の本屋を改装し、たいやきカフェを営む若手経営者。カフェに集うヒトやモノの繋がりを広げ、豊かな時間を生み出す場所にしていきたいと、ワークショップや駅周辺でのマルシェ開催など地域活動にも尽力。

三原(みはら)富子(とみこ)さん (遠賀町食生活改善推進会 会長)
 食を通して地域の健康づくりを進める団体の代表。町が進める地産地消プロジェクト「おんがめし」の中心的な役割を担い、地元産の旬の食材を使ったレシピをSNSや広報紙で発信するなど精力的に活動。

金田(かなだ)淳二(じゅんじ)さん (遠賀屋 糀(こめのはな) 代表)
 米粉麺の専門店「べいめん」の代表。イタリア料理人として培ったパスタの技術を活用し、研究・試作を繰り返しながら国内産米粉のみを使用した麺「べいめん」を開発。その後も、業界では困難とされていた無添加の米粉乾麺を完成させ、海外展開も目指すなど精力的に活動。

白木(しらき)孝志(たかし)さん (遠賀町青年部活性協議会(ふき農家) 会長) 
 県内でも数少ないふき農家の若手農業従事者。JA北九と町商工会の青年部で構成する町青年部活性協議会の代表も務め、純米吟醸酒や菜種油など、農業と商工業とが連携して生産・販売を行う特産品の開発に取り組む。

奥村さん尾仲さん東郷さん
(写真左から)奥村稔さん、尾仲一幸さん、東郷正江さん

三原さん金田さん白木さん
(写真左から)三原富子さん、金田淳二さん、白木孝志さん

意見交換会の様子
(写真)意見交換会の様子

意見交換会参加者のみなさんと
(写真)意見交換会参加者の皆さんと

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