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令和6年度第2回「知事といきいきトーク」(糸島市)を実施しました

更新日:2024年7月19日更新 印刷

​ 知事が県民の皆さんのもとに出向き、訪問する市町村の特色を踏まえてテーマを設定し、施設の視察や、地元で活躍されている幅広い世代の皆さんと意見交換を行う 「知事といきいきトーク」。

 今年度第2回目は「九州大学学術研究都市づくり~糸島サイエンス・ヴィレッジ(SVI)を例に~」をテーマに、糸島市で実施しました。


福岡県立糸島農業高等学校

 糸島農業高校は創立120年を超える歴史と伝統ある農業高校として、これまで地域産業人材の育成や農業教育の発展に貢献してきました。
 令和4年度には、動植物活用科と園芸技術科を新設。JAや九州大学農学部等との連携により、農業学習による地域課題解決型プロジェクト学習やスマート農業を活用した栽培研究に取り組んでいます。

 最初に、月形(つきがた)祐二(ゆうじ市長​から糸島市の取り組みについて説明を受けました。

 その後、糸島農業高校の生徒による「糸農食育道」の取り組みに関する発表が行われました。
 「糸農食育道」は、糸島農業高校を中心に小中学校、企業、飲食店、農家等がネットワークを構築し、田植えや農産物の販売、地元産食材を使ったレシピの開発などの活動を通して、地域を活性化させようとする取り組みで、今年度から開始されたものです。
 知事は、発表を受け、「高校に食堂がないというところから食育への問題意識を持ち、さらには行政や生産者、地域の方とのネットワークを作って、食育について考える「糸農食育道」の取り組みにまで広げていったのは、非常に素晴らしいと思います。後輩たちにもこの取り組みを繋げていただければと思います」と述べました。

 発表を聴く様子
(写真)高校生の発表の様子

糸農の皆さんと
(写真)糸島農業高校にて参加者の皆さんと
(後列左から)​​嘉村かむらかおる県議会議員、うら伊三夫いさお県議会議員、中村(なかむら)修市(しゅういち教頭、松尾(まつお)法倫(のりみち校長、知事、月形祐二市長、馬場ばばみつぎ副市長、中村なかむら隆暢たかのぶ市経営戦略部長、​牛島うしじま正典まさのり農務部長兼農場長
(前列左から)北川(きたがわ)來夢(らむさん、高野(こうの)みなみさん、()名子(なご)()(さん、西村(にしむら)()(れんさん、原田(はらだ)こころさん、國分こくぶ)陽和(ひよりさん、()(くま)安莉(あんりさん

 その後、同校の牛島正典農務部長兼農場長と生徒の皆さんから説明を受けながら、同校のスマート農業を活用した園芸施設と畜産施設を見学しました。

糸島農業高校見学①

牛
(写真)施設を見学する様子

SVI実証実験センター

 九州大学伊都キャンパス周辺で研究開発、産業、居住などの機能を小規模に分散して開発し、新たな「科学の村」を創る「糸島サイエンス・ヴィレッジ(SVI)」構想。
 SVI実証実験センターでは、SVI実現のため、各種実証事業に取り組んでいます。

 知事は、糸島市学研都市づくり課の大鶴おおつる泰輔たいすけ課長、​​姫野(ひめの)康隆(やすたか)課長補佐兼サイエンスビレッジ推進係長、一般社団法人SVI推進協議会(むら)文夫(ふみお)理事から、SVI構想の説明を受けるとともに、センターを見学しました。

SVI説明
(写真)SVI構想の説明を受ける様子

SVI見学
(写真)SVI実証実験センターを見学する様子

グローカルホテル糸島

 SVI実証実験センターを見学した後、グローカルホテル糸島に移動し、SVIのまちづくり、地元企業や教育、農業などの分野で活躍されている皆さんから、日頃の活動などについて話を聴き、意見を交わしました。
 知事は、「糸島は未来への可能性をものすごく秘めた都市だと感じました。変わってはいけないものをしっかり守りながら、変わるべきところは変わっていく、そのような素晴らしいまちづくりに、県も一緒に取り組ませていただきたいと思います」と述べました。

【意見交換参加者】

平野(ひらの)(とも)(やすさん  (一般社団法人SVI推進協議会 理事)
 SVI実現のため糸島に移住し、「SVIまちづくり構想」の策定に尽力。協議会は産学金官の9者で構成。まちづくり会社「株式会社メタコード」代表取締役社長も務める。

川中(かわなか)琴花(ことかさん (九州大学共創学部 4年生)
 大学で文化人類学について学ぶ。糸島の人たちが抱いている、地元への思いや魅力を聞き取り記録し、SVIに反映したいと考えている。現在、株式会社メタコードでインターン中。

廣川(ひろかわ)義彦(よしひこさん (志摩東部まちづくり推進協議会 会長)
 九州大学伊都キャンパス西側3行政区の住民で構成するまちづくり団体の会長。SVIの舞台となる同地区では、大学と連携し将来のまちづくりの指針となる「志摩東部まちづくり構想」を策定。

(くま)(もと)(こう)(さく()さん (株式会社オートシステム システム部 部長)
 志摩テクノパークに立地する医療機器等製造企業の部長。最先端のITを駆使し、AIを活用した新しい取組や新製品開発に常に挑戦している。経済産業省の「地域未来牽引企業」にも選定。

藤田(ふじた)雄飛(ゆうひさん (九州大学大学院人間環境学研究院 教授)
 教育哲学・人間教育学の研究を行う。特別支援学校の課題解決のため、VR技術やアートを活用するなど、国際化、多文化化する糸島において、インクルーシブ教育を行う。

松崎(まつざき)治久(はるひささん(株式会社百笑屋 代表取締役)
(まつ)(ざき)()(さん(同社 取締役)
 米・麦・大豆を生産する農業経営法人。最先端のスマート農業や環境に配慮した循環型農業を実践。令和5年度に全国麦作共励会において、農林水産大臣賞を受賞。
※松崎さんの「崎」は、たつさき

ファシリテーター 大鶴()泰輔(学研都市づくり課長

 

平野さん川中さん廣川さん熊本さん
(写真左から)平野友康さん、川中琴花さん、廣川義彦さん、熊本耕作さん

藤田さん松崎治久さん松崎瑠美さん大鶴課長
(写真左から)藤田雄飛さん、松崎治久さん、松崎瑠美さん、大鶴泰輔課長​​

意見交換の様子
(写真)意見交換会の様子

意見交換の皆さんと
(写真)意見交換会参加者の皆さんと

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