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第3回「知事といきいきトーク」(大野城市)を実施しました

更新日:2022年12月23日更新 印刷

 服部知事が県民の皆さんのもとに出向き、訪問する市町村の特色を踏まえてテーマを設定し、施設の視察や、地元で活躍されている幅広い世代の皆さんと意見交換を行う 「知事といきいきトーク」。

 第3回目となる今回は「コミュニティによるまちづくり~これまでの50年、これからの50年~」をテーマに、大野城市で実施しました。


北コミュニティセンター

 大野城市では、コミュニティ活動の拠点として、市内4地区に、体育館、多目的ホール、会議室などを整備した「コミュニティセンター」を設置・運営しています。
 北コミュニティセンターには、天体望遠鏡施設「スタードームまどか(※)」や市民プールを併設し、多くの市民に利用されています。
※スタードームまどか
大型天体望遠鏡を備える天体ドーム。毎月第2・第4土曜日には星空観望会や天体季節イベントを開催し、月やさまざまな星を見ることができる。

 最初に、北コミュニティセンターで井本(いもと)宗司(むねじ)市長から市の概要について説明を受けました。知事は、市長の説明を受け、今年、四王寺県民の森に整備したワンヘルスの理念を豊かな自然の中で実感できる「ワンヘルスの森」や市政の基軸として進められているコミュニティによるまちづくり、西鉄天神大牟田線の高架化や御笠川の河川改修などに触れ、「住民の皆さんに一番身近な基礎自治体である市町村の皆さんとこれからも手を携えて県、市町村の力を2倍にも3倍にもして取り組みを進めさせていただきたい。」と述べました。

あいさつをする様子
(写真)市の概要説明であいさつをする知事(左から井本市長、井上(いのうえ)順吾(じゅんご)県議会議員、知事、井上(いのうえ)博隆(ひろたか)県議会議員)

 次に、知事は、大野城市の岡崎(おかざき保彦(やすひこ地域行政センター統括課長から北コミュニティセンターの概要について説明を受けました。その後、3階の天体望遠鏡施設へ移動し、有限会社とみたの冨田(とみた宜邦(よしくに代表取締役社長、同社の天本(あまもと湧樹(ゆうき天文台指導員、スタードームまどか天文ボランティアの荒木(あらき辰美(たつみさんから「スタードームまどか」についての説明を受けました。

※岡崎保彦地域行政センター統括課長の「崎」はたつさき

天体ドームを見学する様子
(写真)スタードームまどかを見学する様子

ラッピングバス
(写真)市制施行50周年記念ラッピングバス(各視察先への移動で使用)

青少年の居場所「ユープレ」

 青少年の居場所「ユープレ」は、若者がいつでも気軽に立ち寄り、自由な時間を過ごすことができる場所として、旧下筒井公民館を改装し、令和3年2月にオープンしました。中学生から29歳の人であれば、誰でも無料で利用できます。また、安心して利用できるよう、専任スタッフ(指導員)が見守りを行っており、話し相手になるほか、相談もできます。

 知事は、ユープレで、同施設の鐘江(かねがえ)良介(りょうすけ)所長から取り組みについての説明を受けながら、フリースペースや、学習室、調理室を見学しました。 

フリースペースを見学する様子
(写真)ユープレのフリースペースを見学する様子(左から井上順吾県議、ユープレ・鐘江所長、知事、井本市長)

調理室を見学する様子
(写真)ユープレの調理室を見学する様子(左から井本市長、井上博隆県議、知事、井上順吾県議、ユープレ・鐘江所長)

西鉄白木原駅周辺の高架下現場

 西鉄天神大牟田線の春日原駅から下大利駅の沿線地域は、大野城市や春日市の位置する福岡都市圏南部の交通・商業の拠点であり、両市の玄関口となっています。しかし、踏切による慢性化した交通渋滞や市街地の分断などの問題も抱えていました。これらの問題を解決するため、県は大野城市をはじめ沿線自治体、西日本鉄道株式会社と協力して西鉄天神大牟田線春日原駅から下大利駅間を高架化する連続立体交差事業を実施しました。
 また、事業完了にあわせ、駅前広場や側道の整備、土地区画整理事業の実施など、一体的なまちづくりを進めています。

 知事は、大野城市の西村(にしむら)直純(なおずみ)都市整備部長から事業概要について説明を受けながら、現場を視察しました。

高架下白木原駅工事
(写真)西鉄白木原駅周辺の高架下現場

シビックゾーン

 シビックゾーンとは、市庁舎を中心とした公共施設などが集中的に立地する区域のことで、大野城市は、公共施設による市民のさまざまな集いや交流が生み出される空間を創造しながら、市の中心部にふさわしい都市部の形成を進めています。

 知事は、大野城市の岩本(いわもと祐介(ゆうすけプロモーション推進課長の案内で、まどか広場・西駐車場、総合福祉センター、大野城心のふるさと館を視察しました。

まどか広場
(写真)まどか広場

西駐車場
(写真)西駐車場

総合福祉センターのみなさん
(写真)総合福祉センターにおけるフードパントリー事業のスタッフの皆さんと

大野城心のふるさと館
(写真)大野城心のふるさと館を見学する様子(左から井上順吾県議、井上博隆県議、知事、大野城心のふるさと館赤司(あかし義彦(よしひこ館長、井本市長)

 

 知事は、大野城心のふるさと館を見学した後、大野城市で活躍する皆さんと意見交換を行いました。

 意見交換では、今年、市制施行50周年を迎えた大野城市のこれまでを振り返りながら、地域コミュニティと連続立体交差事業から生み出されるこれからの50年について、各分野で活躍されている皆さんから、日頃の活動などの話を聴き、意見を交わしました。
 知事は、「大野城市は素晴らしい市民のパワーがあり、これからの大きな可能性を感じるまちだと思います。今日皆さんからいただいたご意見やご提案を受け止め、これからの政策に生かしていきます。」と述べました。

【意見交換参加者】

藤田(ふじた)(みのる)さん (大野城市区長会 副会長)
 大野城市にある27の区でつくる組織の副会長。各区は、普段の暮らしを支える最も身近な住民組織として、地域住民の結束により、幅広い活動を行っている。市のまちづくりの根幹を成す各区の代表として、長年にわたりコミュニティによるまちづくりを実践している。

山崎(やまさき)貞水(さだみ)さん (高架下周辺まちづくり連絡会議 委員)
 西鉄の高架下空間の整備や利活用を検討する組織のメンバー。大野城市では、高架化に合わせ、駅前広場や側道の整備、土地区画整理事業の実施などが進められており、連絡会議は「にぎわい」と「やすらぎ」のコミュニティ都市の実現に向けたまちづくりに取り組む。

※山崎さんの「崎」はたつさき

原田(はらだ)康男(やすお)さん (大野城市商工会 副会長)
 地域の商工会の副会長として、コロナ禍においては、支援制度の情報発信など、事業者のサポートを行っている。高架化により、商工業の発展やにぎわいの創出が進んでいくことが見込まれる中、商工業振興のための様々な事業に取り組む。

川附(かわつき)春菜(はるな)さん、立花(たちばな)(そら)さん、渡邊(わたなべ)日加里(ひかり)さん (それいけ☆青年組)
 「ユープレ」を拠点に活動する青少年のボランティア団体。同世代の交流、広い視野を持った青少年リーダーの育成などを目的とし、地域イベントでの活動や集団生活を通じて「生きる力」を育てる「インリーダー研修会」なども実施。

大谷(おおたに)清美(きよみ)さん (認定NPO法人チャイルドケアセンター 代表理事) 
 子育て支援団体の代表。大野城市とその近郊エリアに、子育て団体とのネットワークを構築し、子育て支援事業を積極的に展開。市の官民連携・共働の草分け的存在であり、近年は「女性のチャレンジ賞特別部門賞(内閣府)」や「ふくおか共助社会づくり表彰(福岡県)」を受賞。

ファシリテーター 林田(はやしだ)スマさん (大野城まどかぴあ 館長)

藤田さん山﨑さん原田さん
(写真左から)藤田實さん、山崎貞水さん、原田康男さん

川附さん立花さん渡邊さん
(写真左から)川附春菜さん、立花空さん、渡邊日加里さん

大谷さん林田さん
(写真左から)大谷清美さん、林田スマさん

意見交換会全景
(写真)意見交換会の様子

意見交換会のみなさんと
(写真)意見交換会参加者の皆さんと

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