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介護助手についてご案内します
介護助手とは
本県では、介護保険施設・事業所等において、介護職員をサポートする職種で、比較的簡単な単純作業の部分を担う人材を「介護助手」としています。
介護助手の業務内容
介護助手に担当してもらう業務の例としまして、施設整備(清掃、物品補充、ゴミ捨て、シーツ交換、ベッドメイキング、洗濯物の回収・配布等)や食事補助(配茶、配膳・下膳、食事量チェック、自助具等配布等)があります。
介護助手を導入する目的
目的1 介護人材の確保
管理者・経営者と介護職員の共通の悩みである「介護人材の確保」を図ります。介護助手の雇用は、人材採用のすそ野を広げ、多様な人材の参加を得ることに繋がります。
目的2 介護業務の質の向上
介護助手は、介護人材の役割・機能分化を促します。補助的な業務は介護助手にお願いし、介護職員は「身体介護」や利用者の「個々のニーズ」に応じたきめ細かな介護に注力することで、介護業務の質の向上を図ります。
目的3 高齢者の就労や健康づくりの実現
何かしらの形で就労したいと考えている高齢者は多く、収入を得る機会を作ることができます。また、就労は、身体機能の維持や認知症の予防にプラスになるという研究結果もあり、高齢者の健康づくり、生きがいにも繋がります。
介護助手の手引き
介護未経験者が、介護に関する専門的な知識・技術がなくても行える業務(周辺業務)に従事できるよう、介護助手に関する手引きを作成しました。
介護助手を受け入れる際に必要な整備や周辺業務の切り出し方法、また介護助手に対しての業務説明等が記載されております。
是非ご活用ください。
(令和3年4月20日追記)
上記手引きを8言語に翻訳しました。日本語能力や介護技術が未熟な外国人介護人材が、周辺業務に従事する際に御活用ください。日本語版手引きと母国語版手引きを比較することで、介護に関する日本語学習にも御活用いただけます。(以下翻訳版手引きでは、日本語版手引きの第2章と付録から一部抜粋した他、「元気高齢者」を「外国人介護人材」に変更しています)
求人方法について
福岡県では、ハローワークや民間の求人企業以外に、以下の団体でも求人を行うことができます。
是非ご活用ください。
求人情報を掲載する際は、業務内容を具体的に記載してください。また、介護助手に従事するにあたって資格等は不要です。
福岡県福祉人材センター
福岡県福祉人材センターは、就職に関するさまざまな相談や求職登録を受付けている団体です。介護に特化した就職支援専門員に求人相談が行えます。
求人依頼に関しては、以下サイトから電話にてご相談ください。
福岡県生涯現役チャレンジセンター
福岡県生涯現役チャレンジセンターは、施設の希望にあう方をセンターの登録者から無料で紹介する団体です。
求人依頼に関しては、以下サイトから電話にてご相談ください。
福岡県高齢者能力活用センター
福岡県高齢者能力活用センターは、施設の希望にあう方を登録者から派遣する団体です。労働者と施設は派遣契約関係となります。
求人依頼に関しては、以下サイトから電話にてご相談ください。