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人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)について

更新日:2023年3月2日更新 印刷

 「人生会議」※とは、将来の体の変化に備えて、前もって希望する医療やケアなどについて、家族や友人、医療・介護スタッフなどと話し合うことを言います。

 話し合うことは、希望する医療やケアだけでなく、「日ごろから大事にしていること」「気がかりなこと」「譲れないこと」など、様々です。会議の場を設定しなくても、信頼する人へあなたの想いを伝えておくことが大切です。

 前もってあなたの想いを伝えておくことで、あなたが自分の想いを伝えられなくなったときに、家族や友人、医療・介護スタッフなどが、あなたの代わりに医療やケアを選択しやすくなります。

 

◆人生会議チラシ(福岡県作成)

自分らしく生きるための人生会議(イメージ)

自分らしく生きるための人生会議 [PDFファイル/481KB]

※厚生労働省において、「ACP:アドバンス・ケア・プランニング」をより馴染みやすい言葉となるよう「人生会議」という愛称で呼ぶことに決定しました。 

 

人生会議の進め方(例)

▶ステップ1

 自分の価値観を確認する(日ごろから大切にしていること、気がかりなこと、譲れないこと、など)

▶ステップ2

 自分の信頼できる人を選ぶ(自分の想いを伝えたい人は誰ですか?)

▶ステップ3

 信頼できる人たちに自分の価値観を伝える

 (「病気になっても家で過ごしたい」「食べることが生きがい」「愛犬と離れたくない」「痛い思いをするのが一番嫌だ」など)

▶ステップ4

 話したことを書き留める

 

≪ポイント≫

・気持ちは、心身の状態によって変わるので、そのときの想いを伝え合いましょう。

・人生会議で、必ずしも何かを決める必要はありません。対話を通してあなたの想いを共有しておくことが大切です。

・必ずしも、ステップどおりに人生会議をする必要はありません。「書きたくない」「話したくない」というのも大切な希望です。

 

支える側の人へ ~人生会議のヒント~

 「家族や友人と人生会議をしたいけど、なかなか話す機会がない」「タイミングやどのように話せばいいのかが分からない」など、思われる方も多いと思います。

 あらためて人生会議を行う場を設定しなくても、あなたとのなにげない会話の中に「きっかけ」が転がっています。「つぶやき」に耳を傾けて、こぼれた本音から想いを聞いてみましょう。

 想いのピースをつなぎ合わせると、人生の中で譲れないことや大事にしていること、気がかりなことなどが見えてきます。ご本人が望む暮らしがかなえられるよう、サポートすることが大事です。

 

≪ポイント≫

・気持ちは、心身の状態によって変わります。人生のことは、そう簡単には決めきれません。気持ちの揺れにも寄り添いましょう。

・「話したくない」というのも、大切な希望です。日ごろの会話からこぼれた本音などを書き留めておくことで、ご本人の想いが見えてきます。

 

11月30日は「人生会議の日」

 厚生労働省は、11月30日(いい看取り、いい看取られ)を「人生会議の日」としています。

人生会議ロゴマーク 

人生会議のロゴマーク

 

(厚生労働省 ホームページ)

「人生会議」してみませんか?

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02783.html

FBS「優&舞の知っトク!ふくおか」で人生会議が放送されました

11/18(土)に人生会議のTV広報番組が放送されました。

人生会議について、楽しく、分かりやすくお伝えしています。。

この機会に是非ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=JiQuzSjLMWM&list=PLO5Sz1ojXIIIvip6C5WjCpf9MZjJYzQcI&index=1

(左:パラシュート部隊 斎藤さん​ 右:にのさかクリニック 理事長 二ノ坂先生 )

住み慣れた町で自分らしく

 福岡県では、住み慣れたところで自分らしく過ごせるよう、在宅医療の推進に取り組んでいます。

 「在宅医療」とは、おもに通院がむずかしくなった場合に、医師や看護師などに、自宅や施設に来てもらって、治療を受けることを言います。

 在宅医療では、医師や看護師、歯科医師、薬剤師、管理栄養士、ケアマネジャーなど、このほかにも多くの専門職がチームとなって、ご本人やご家族を支えます。

 

◆在宅医療リーフレット(福岡県作成)

チームで支える在宅医療(イメージ)

チームで支える在宅医療~住み慣れた町で自分らしく過ごすために~ [PDFファイル/1.07MB]

 在宅医療をご存知でない方、これから在宅医療を考えようとされている方へ、在宅医療Q&Aなどを含めたリーフレットを作成しましたので、ご活用ください。

 

在宅医療を始めたいと思ったら

 かかりつけ医やケアマネジャーに相談しましょう。お住まいの地域の「地域在宅医療支援センター」や「地域包括支援センター」でも相談することができます。以下URLから、連絡先などの詳しい情報をご覧いただけます。

 

(地域在宅医療支援センター)

https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/zaitaku.html

(地域包括支援センター)

https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/tiiki-houkatsu.html

 

 

 

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