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6月6日、大阪・関西万博会場で開催された「令和の万葉大茶会 飛鳥・万博大会」に知事が出席しました。
本大会は、新元号「令和」の典拠となった万葉集の「梅花の宴」を茶会で再現するものです。万葉集で歌われている日本の美しい四季を未来に残していくため、自然環境の保全について考える取り組みとして開催されました。
知事は、万葉衣装を身にまとい、「令和」の由来となった「梅花の歌」の序文の一節を朗唱したほか、日田彦山線BRTのFCバスの水素エネルギーを使用した、能登半島地震や記録的豪雨で被災した石川県珠洲市の伝統行事で使われる「キリコ※」の点灯セレモニーに出席しました。
その中で知事は、「令和という言葉には、人々が美しく心を寄せ合って暮らす中で、文化が生まれ育っていくという意味が込められている」「今日は、平成29年九州北部豪雨で被災した日田彦山線BRTで走る水素燃料電池バスを福岡からお持ちした。本大会の理念でもある環境を守っていくことにつながる水素エネルギーの魅力にも、触れていただきたい」とあいさつしました。
※「切子灯籠(きりことうろう)」の略。担ぎ棒がついた巨大な灯籠。震災前は、夏になると、石川県能登地方の各地区で開催される「キリコ祭り」で、住民がキリコを担ぎ地域を巡行していた。
(写真)知事朗唱・挨拶の様子
(写真)点灯セレモニーの様子
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