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冬の野鳥観察会 in 飯塚市立八木山小学校
福岡県野生鳥獣保護モデル校の八木山小学校で、冬の野鳥観察会が開催されました。
飯塚市立八木山小学校では、全校生徒を対象とした恒例行事として、学校周辺をフィールドとした野鳥観察会を年2回実施しています。
今回は令和7年度の「冬の野鳥観察会」の様子をお知らせします。
【実施日時】 事前学習会及び野鳥観察会 令和8年1月16日 金曜日
【実施場所】 飯塚市立八木山小学校 及び その周辺
【講 師】 日本野鳥の会筑豊支部の皆さま
事前学習会
講師からバードウォッチングの仕方について説明がありました。
・鳥の見当をつけてから、鳥を見分けるようにしましょう。
・鳴き声や住んでいる場所によっておおまかに分類するようにしましょう。
木村さんによる講義
野鳥観察会
小学校周辺の散策
今年度は1班で、小学校周辺を散策しながら野鳥観察を行いました。
野鳥の姿が見えたら立ち止まり、各自双眼鏡を使って観察。その都度、講師の方から観察した野鳥の解説を受ける、というスタイルの観察会でした。
昨年に比べて天気はとても良かったので、野鳥観察にはちょうどいい気候でした。
毎年2回行われているのが役に立っているようで、高学年の児童たちは野鳥を見つけるのが早く種類もよく知っていました。
川の中で羽を休めていたコガモ、集まっていたカワラヒワ等たくさんの野鳥を観察することができました。
講師からは、それぞれの野鳥の特徴や、種類によって住んでいる場所が違うこと等、様々な話を伺うことができました。(ハシブトガラスとハシボソガラスの区別について説明していました。)

校内からでも野鳥観察できます
野鳥を観察中

飛行中の野鳥の観察

木に止まっている野鳥の観察

講師が止まっている野鳥に焦点を合わせている

コガモが川の石の上に止まっている様子を観察
活動のまとめと終わりの会
観察会のあと、観察した野鳥の名前をホワイトボードに書きました。
午前9時50分から約1時間15分の観察で、鳴き声だけ聞こえたものも含め、合計22種類、たくさんの野鳥を観察することができました。
今回、見つけた野鳥(留鳥・冬鳥)
その後、講師の方から観察した野鳥について解説してもらいました。
冬鳥は、アトリ、カシラダカ、コガモ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ミヤマホオジロ
留鳥は、カワラヒワ、キセキレイ、クサシギ、コジュケイ、スズメ、セグロセキレイ、ダイサギ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、メジロ、モズ、リュウキュウサンショウクイを観察できました。
【講師からの説明】
・全部で22種類見つけることができました。
・30年前から種類の数にほとんど変化は見られません。
・減った種類と増えた種類があります。
・野鳥が見られる北限が上がってきています。地球温暖化の影響を受けていると考えられます。
・この八木山小学校は、「自然」ではなく「里山」です。人の手が入らない場所が自然であり、人の手が入り、環境が整備されている場所は里山といいます。この「里山」という言葉を覚えてください。
【代表児童からの感想】
児童からは、「冬鳥がたくさん見られた。クサシギを初めて見ることができてうれしかったです。」といった感想がありました。
【校長先生からの感想】
今日は、野鳥について進んで講師に質問していた人が何人かいました。大変すばらしいことだと感心しました。わからないことがあれば、進んで聞きに行く姿勢は大事なことだと思います。

講師に質問する児童

講師に質問する児童
年2回の観察会が毎年行われている八木山小学校の児童は、野鳥への関心が非常に強い印象を受けました。
高学年児童は野鳥の知識が豊富にあって低学年児童へ教えてあげたり、低学年児童も野鳥に興味を持って講師の話を聞いていたり学校全体で野鳥を学ぶ姿はとても素晴らしいと感じました。
今後も野生鳥獣保護モデル校育成事業を通して、子ども達が身近な野鳥に親しみ、自然を大切にする心を育む手助けができるとうれしいです。

