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難病医療費助成制度における指定医の申請手続のご案内
医療機関のみなさまへのお知らせ
診断書のオンライン化について
厚生労働省において、臨床調査個人票のオンライン化の検討が進められています。
詳細については下記ページをご確認ください。
【指定医の皆様へ】指定難病及び小児慢性特定疾病に係る診断書登録のオンライン化について
受給者証の取扱いについて
今般の新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、令和2年度については受給者証の更新が原則不要になっており、自治体によっては、延長後の新たな受給者証を発行しない都道府県等もございます。
したがって、有効期間の満了日が、令和2年3月1日から令和3年2月28日の対象者が受診した際に有効期間切れの受給者証等を提示した場合は、有効期間を1年間延長したものと読み替えて受給者証を適用していただいて差し支えありません。
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた公費負担医療等の取扱いについて(厚生労働省発令和2年4月30日付事務連絡) [PDFファイル/184KB]
指定医について
平成26年5月に「難病の患者に対する医療等に関する法律」が成立し、平成27年1月1日から難病医療費助成制度が実施されました。
この制度では、難病患者の方は、知事・指定都市の市長の指定する医師(「指定医」)の作成した診断書(臨床調査個人票) を添えて申請する必要があります。指定医以外の診断書は認められません。
指定医には、新規申請及び更新申請に必要な診断書の記載ができる「難病指定医」と、更新申請に必要な診断書のみ記載できる「協力難病指定医」の2種類があります。
指定医の指定を受けるためには、申請手続が必要になります。
指定医の要件・責務・有効期間
【要件】
1 難病指定医(新規申請用及び更新申請用の診断書のいずれも作成可能です。)
以下の(1)(2)の要件を満たした上で、(3)(4)のいずれかを満たすこと
(1) 診断又は治療に5年以上従事した経験を有すること
(2) 診断書を作成するのに必要な知識と技能を有すること
(3) 学会が認定する専門医の資格を有すること(注記1参照)
(4) 知事・指定都市の市長が行う研修を修了したこと
※令和元年5月1日より「消化器内視鏡専門医」が追加
2 協力難病指定医(更新申請用の診断書のみ作成可能です。)
以下の(5)(6)(7)の要件を満たすこと
(5) 診断又は治療に5年以上従事した経験を有すること
(6) 診断書を作成するのに必要な知識と技能を有すること
(7) 知事・指定都市の市長が行う研修を修了したこと
ただし、(7)の内容は、難病指定医の(4)の内容と異なります。
【責務】
- 難病の医療費助成の支給認定申請に必要な診断書(臨床検査個人票)を作成すること。
- 患者データ(診断書の内容)を登録管理システムに登録すること。(現在、国においてシステム構築中)
- 難病指定医(研修資格による)及び協力難病指定医は、5年ごとに指定医の区分に応じた研修を受ける必要があります。
- 申請内容に変更があったときは、変更のあった事項及びその年月日を指定を受けた知事に届け出る必要があります。
(注)対象疾病の概要や診断基準、指定医が作成する診断書(臨床調査個人票)については、厚生労働省のホームページからダウンロードできます。
【有効期間】
- 指定医の有効期間は、指定を受けた日から5年間です。
【留意事項】
- 指定医申請された方には指定後、福岡県から申請者宛に指定通知を送付します。
- 指定を行った後、主たる勤務先医療機関及び氏名等を福岡県が公表します。
- 研修や変更届などの事務手続については、今後、県のホームページに掲載し、御案内していきます。
新規申請
【難病指定医の申請手続】
次の書類を福岡県に提出してください(郵送可)。
1 指定医指定申請書
様式第5号(指定医指定申請書) [PDFファイル/97KB]
様式第5号(指定医指定申請書)(Excel版) [Excelファイル/21KB]
2 経歴書(4を提出する場合は、省略可能。)
別紙1(様式第5号 経歴書) [PDFファイル/60KB]
別紙1(様式第5号 経歴書)(Excel版) [Excelファイル/15KB]
3 医師免許証の写し
4 専門医に認定されていることを証明する書類の写し(専門医資格による申請の方のみ)
申請時に認定期間中であることがわかるものを御提出ください。
5 知事・指定都市の市長が行う研修を修了したことを証明する書類の写し(研修資格による申請の方のみ)
【協力難病指定医の申請手続】
協力難病指定医の申請については、協力難病指定医の研修を修了する必要があります。研修修了後、次の書類を福岡県に提出してください(郵送可)。
1 指定医指定申請書
様式第5号(指定医指定申請書) [PDFファイル/97KB]
様式第5号(指定医指定申請書)(Excel版) [Excelファイル/21KB]
2 経歴書
別紙1(様式第5号 経歴書) [PDFファイル/60KB]
別紙1(様式第5号 経歴書)(Excel版) [Excelファイル/15KB]
3 医師免許証の写し
4 知事・指定都市の市長が行う研修を修了したことを証明する書類の写し
更新申請
【難病指定医の更新手続】
次の書類を福岡県に提出してください(郵送可)。
1 指定医指定更新申請書
様式第6号(指定医指定更新申請書) [PDFファイル/62KB]
様式第6号(指定医指定更新申請書) [Excelファイル/19KB]
2 (1)又は(2)のどちらか
(1) 専門医に認定されていることを証明する書類の写し(注記1参照)
(注記1)専門医リスト [PDFファイル/206KB]
(2) 難病指定医の研修修了を証明する書類(写し可)
【協力難病指定医の更新手続】
協力難病指定医の申請については、協力難病指定医の研修を修了する必要があります。研修修了後、次の書類を福岡県に提出してください(郵送可)。
1 指定医指定更新申請書
様式第6号(指定医指定更新申請書) [PDFファイル/62KB]
様式第6号(指定医指定更新申請書) [Excelファイル/19KB]
2 知事・指定都市の市長が行う協力難病指定医研修を修了したことを証明する書類の写し
変更・辞退
変更
届出内容に変更がある場合は、御提出をお願いいたします。
様式第7号(指定医申請事項変更届出書) [PDFファイル/55KB]
様式第7号(指定医申請事項変更届出書) [Excelファイル/16KB]
辞退
指定医を辞退する場合は、以下の様式に記載の上、御提出をお願いいたします。
様式第8号(指定医辞退届出書) [PDFファイル/39KB]
様式第8号(指定医辞退届出書) [Excelファイル/14KB]
難病指定医研修・協力難病指定医研修について
指定医研修は厚生労働省の「難病指定医オンライン研修サービス」にて実施しています。
○指定医研修サイトを利用した指定医指定申請の手続き
※福岡市、北九州市をのぞく福岡県内の医療機関に主として勤務する医師を対象とした手続です。
(1)「利用者登録用ページ」へアクセスし、ユーザー情報を登録する。
(2)「難病指定医オンライン研修サービス」を受講し、修了証を印刷する。
(3)指定申請書、経歴書、医師免許証の写し、修了証を福岡県に郵送する(送付先は以下の「提出先」のとおり)。
【提出先】
〒812-8577
福岡県福岡市博多区東公園7番7号 福岡県庁2階
福岡県保健医療介護部がん感染症疾病対策課難病等助成係 難病指定医申請 担当
【主な勤務先医療機関が北九州市・福岡市の方】
提出する様式及び提出先が異なります。下記のリンクより詳細をご参照ください。
指定について
県では、指定医の指定申請を受けた後、法令に基づく審査を経て指定決定を行い、指定通知をお送りしています(通知まで1~2か月程度を要します)。
指定状況は、下記のページを御覧ください。