本文
令和7年度 主な新規事業着手箇所について(県土整備部)
福岡県県土整備部公共事業の令和7年度主な新規事業着手箇所を公表します。
令和7年度 主な新規事業着手箇所一覧
(交通安全事業)
路線名 |
箇所名 |
事業概要 |
全体事業費 |
完成目標年度 |
期待される効果 |
事務所名 |
備考 |
主要地方道 |
糟屋郡 |
歩道設置 |
約2.8億円 |
令和10年度 |
本事業区間は、小学校、中学校の通学経路であり、本路線の北側に隣接する須恵中央駅は、通勤者のみならず高校生や地域住民も利用している事から、歩行者や自転車が非常に多い。しかしながら、本区間の北側は、歩道幅員が狭小であり、南側は歩道が未整備であるため、歩行者は車道にはみ出して通行し、自転車はさらに車道側の走行を余儀なくされ、非常に危険な状況である。 |
福岡県土整備事務所 |
|
主要地方道 |
うきは市 |
歩道設置 |
約7.0億円 |
令和14年度 |
本事業区間は、小・中学生の通学や、中・高校生の自転車通学、JR筑後大石駅へのアクセス等に利用されているが、西側に幅員の狭い歩道があるのみで路肩も狭い状況である。 |
久留米県土整備事務所 |
|
一般県道 善導寺停車場耳納線 (3期工区) |
久留米市 | 歩道設置 L=220m |
約2.5億円 |
令和11年度 |
本事業区間は、小学校、中学校の通学経路であり、学童や生徒を中心に利用されているが、歩道が未整備で路肩も狭い状況である。 本事業により、西側に歩道を整備するとともに、自転車通行のため、路肩を1.0m確保することで、歩行者及び自転車の安全性の向上が期待される。 |
久留米県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/479KB] |
一般国道 211号 (山野工区) |
嘉麻市 | 交差点改良 L=290m |
約7.0億円 |
令和11年度 |
本事業箇所は、右折車線が未整備であるため、直進車が右折車の通行を阻害し、朝夕の通勤時間帯を中心に渋滞が発生しており、急な右折等による接触や追突事故が発生している。また、義務教育学校の通学経路であるが、歩道や自転車通行空間が未整備であり、安全な動線が確保されていない状況である。 本事業により、右折車線を設け、直進・左折交通と右折交通を分離することで、円滑な通行を確保し、交通事故の抑制が期待される。また、両側に歩道及び1.5mの路肩を整備することで、歩行者及び自転車の安全性の向上が期待される。 |
飯塚県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/499KB] |
※ 本表は、全体事業費2億円以上の新規事業着手箇所を記載しています。
※ 事業概要、全体事業費及び完成目標年度は事業着手時点の見込みであり、今後事業を展開する過程で変動する場合があります。
(河川改修事業)
河川名 |
箇所名 |
事業概要 |
全体事業費 |
完成目標年度 |
期待される効果 |
事務所名 |
備考 |
長峡川水系 |
京都郡 |
河道改修 |
約20億円 |
令和26年度 |
長峡川水系の長峡川、井尻川、小波瀬川では、昭和54年6月の甚大な浸水被害を契機に、激甚災害対策特別緊急事業や河川改修事業に着手しており、小波瀬川は令和6年度で完成した。小波瀬川改修区間の上流に位置する支川の白川についても、昭和54年6月の被害をはじめ、近年では平成28年6月、平成29年7月、平成30年7月とたびたび浸水被害が発生している。河川改修を行うことで、浸水被害の防止が期待される。 |
京築県土整備事務所 |
|
遠賀川水系 庄内川 |
飯塚市 |
河道改修 |
約20億円 |
令和26年度 | 庄内川では過去に平成15年7月洪水や平成21年7月洪水で浸水被害が生じており、近年では平成30年7月洪水により床上138戸、床下33戸、浸水面積201.5haと広範囲にわたり被害が生じた。河川改修を行うことで、浸水被害の防止が期待される。 | 飯塚県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/651KB] |
※ 本表は、全体事業費10億円以上の新規事業着手箇所を記載しています。
※ 事業概要、全体事業費及び完成目標年度は事業着手時点の見込みであり、今後事業を展開する過程で変動する場合があります。
(海岸事業)
海岸名 |
箇所名 |
事業概要 |
全体事業費 |
完成目標年度 |
期待される効果 |
事務所名 |
備考 |
高田海岸 |
みやま市 |
堤防改良 |
約48億円 |
令和26年度 |
本箇所は最大約6mもの干満差を有する有明海に面しており、昭和30年代に築造され、その天端高は現計画の必要高さを満たしていない状態である。 |
南筑後県土整備事務所 |
|
苅田港海岸 |
京都郡 |
護岸改良 |
約43億円 |
令和27年度 |
本箇所は周辺の海底地形は遠浅で昭和50年代に築造された護岸であるが、その天端高は現計画の必要高さを満たしていない状態である。 |
苅田港務所 |
※ 本表は、全体事業費10億円以上の新規事業着手箇所を記載しています。
※ 事業概要、全体事業費及び完成目標年度は事業着手時点の見込みであり、今後事業を展開する過程で変動する場合があります。
(砂防事業)
渓流名 | 箇所名 | 事業概要 |
全体事業費 |
完成目標年度 |
期待される効果 | 事務所名 | 備考 |
一貴山川水系 |
糸島市 |
砂防堰堤工 |
約11億円 |
令和21年度 |
本渓流は上流域に過去の降雨などによる不安定土砂が堆積し、渓岸浸食が進行しており、土砂災害が発生する危険性の高い渓流である。 下流域には人家や市道が存在するため、砂防堰堤及び渓流保全工の整備を行うことにより、土石流等による被害の軽減が図られる。 |
福岡県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/2.46MB] |
筑後川水系 筋違川 |
久留米市 |
砂防堰堤工 |
約8.0億円 |
令和13年度 | 本渓流は上流域に令和5年7月梅雨前線豪雨などによる不安定土砂が堆積し、渓岸浸食が進行しており、土砂災害が発生する危険性の高い渓流である。 下流域には人家、県道、市道、公民館や小学校(避難所)が存在するため、砂防堰堤の整備を行うことにより、土石流等による被害の軽減が図られる。 |
久留米県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/3.43MB] |
筑後川水系 八幡川 |
久留米市 |
砂防堰堤工 |
約9.0億円 |
令和16年度 | 本渓流は令和5年7月梅雨前線豪雨などによる荒廃が著しく、上流域には不安定土砂が堆積し、渓岸浸食・倒木が多く確認されており、土砂災害が発生する危険性の高い渓流である。 下流域には人家、市道や公民館が存在するため、砂防堰堤の整備を行うことにより、土石流等による被害の軽減が図られる。 |
久留米県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/1.32MB] |
筑後川水系 泉川 |
久留米市 |
砂防堰堤工 |
約5.0億円 |
令和11年度 | 本渓流は上流域に令和5年7月梅雨前線豪雨などによる不安定土砂が堆積し、渓岸浸食が進行しており、土砂災害が発生する危険性の高い渓流である。 下流域には人家、県道、市道や公民館が存在するため、砂防堰堤の整備を行うことにより、土石流等による被害の軽減が図られる。 |
久留米県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/1.67MB] |
筑後川水系 冷水川 |
久留米市 |
砂防堰堤工 |
約5.0億円 |
令和13年度 | 本渓流は上流域に令和5年7月梅雨前線豪雨などによる不安定土砂が堆積し、渓岸浸食が進行しており、土砂災害が発生する危険性の高い渓流である。 下流域には人家、県道、市道や公民館が存在するため、砂防堰堤の整備を行うことにより、土石流等による被害の軽減が図られる。 |
久留米県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/1.67MB] |
筑後川水系 |
久留米市 |
砂防堰堤工 |
約17億円 |
令和20年度 | 本渓流は令和5年7月梅雨前線豪雨などによる荒廃が著しく、上流域には不安定土砂が堆積し、渓岸浸食・倒木が多く確認されており、土砂災害が発生する危険性の高い渓流である。 下流域には人家や市道が存在するため、砂防堰堤及び渓流保全工の整備を行うことにより、土石流等による被害の軽減が図られる。 |
久留米県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/1.59MB] |
筑後川水系 道川 |
久留米市 |
砂防堰堤工 |
約3.1億円 |
令和11年度 | 本渓流は上流域に過去の降雨などによる不安定土砂が堆積し、渓岸浸食が進行しており、土砂災害が発生する危険性の高い渓流である。 下流域には人家、鉄道、県道、市道や公民館が存在するため、砂防堰堤の整備を行うことにより、土石流等による被害の軽減が図られる。 |
久留米県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/1.3MB] |
遠賀川水系 高野川 |
田川郡 |
砂防堰堤工 |
約7.3億円 |
令和16年度 | 本渓流は過去の降雨などによる荒廃が著しく、上流域には不安定土砂が堆積し、渓岸浸食・倒木が多く確認されており、土砂災害が発生する危険性の高い渓流である。 下流域には人家、鉄道や町道が存在するため、砂防堰堤及び渓流保全工の整備を行うことにより、土石流等による被害の軽減が図られる。 |
田川県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/1.58MB] |
※ 本表は、全体事業費2億円以上の新規事業着手箇所を記載しています。
※ 事業概要、全体事業費及び完成目標年度は事業着手時点の見込みであり、今後事業を展開する過程で変動する 場合があります。
(急傾斜地崩壊対策事業)
地区名 | 箇所名 | 事業概要 |
全体事業費 |
完成目標年度 | 事業により期待される効果 | 事務所名 | 備考 |
矢筈町地区 |
北九州市 |
法枠工 |
約3.4億円 |
令和16年度 |
本箇所は過去に発生した斜面の表層崩壊の後が見られ、今後の大雨等により斜面崩壊が発生するおそれがある。 斜面下方には人家や市道が存在するため、崩壊防止施設の施工により、がけ崩れによる被害の軽減が図られる。 |
北九州県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/1.08MB] |
山家屋敷地区 | 筑紫野市 |
法枠工 |
約4.9億円 |
令和16年度 |
本箇所は令和5年7月梅雨前線豪雨により斜面崩壊が発生しており、他の斜面にも表層崩壊跡が見られ、今後の大雨等により斜面崩壊が発生するおそれがある。 斜面下方には人家や市道が存在するため、崩壊防止施設の施工により、がけ崩れによる被害の軽減が図られる。 |
那珂県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/1.21MB] |
西畑(b)地区 | 那珂川市 | 法枠工 A=3,300m2 待受工 L=60m |
約4.0億円 |
令和16年度 |
本箇所は令和5年7月梅雨前線豪雨により斜面に表層崩壊跡が見られ、今後の大雨等により斜面崩壊が発生するおそれがある。 斜面下方には人家や市道が存在するため、崩壊防止施設の施工により、がけ崩れによる被害の軽減が図られる。 |
那珂県土整備事務所 | 概要書 [PDFファイル/1.29MB] |
※ 本表は、全体事業費2億円以上の新規事業着手箇所を記載しています。
※ 事業概要、全体事業費及び完成目標年度は事業着手時点の見込みであり、今後事業を展開する過程で変動する 場合があります。