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寒害・雪害対策

ページID:0830291 更新日:2026年6月29日更新 印刷ページ表示

農作業およびほ場、農業用施設の見回りの際には、気象情報を十分に確認し、人命を最優先で行動してください。

品目別の技術対策

施 設(野菜・花き・果樹共通)

​(1) 暖房機および燃料タンクは、故障や稼働中の燃料切れが起こらないよう点検する。
(2) 被覆フィルムの隙間、破損を点検し、補修する。
(3) かん水施設は、管内の水を抜き、水栓を被覆資材で覆う等、凍結防止対策を行う。特に、ポンプの凍結に注意する。
(4) 強風が予想される場合は、フィルムの浮き上がり防止にマイカー線を増し締めし、本数を追加する。
(5) 大雪が予想される場合は、応急補強用の支柱、筋交い等をあらかじめ用意しておき、降雪開始と同時に直ちに取り付ける。防風網を設置している場合は撤去する。単棟ハウスでは中央部に木や竹で支柱を立て、連棟ハウスでは谷部に雪が溜まり倒伏しやすいため谷部を補強する。
(6) 谷やサイドの自動換気用巻き上げが凍結している状態で、急にハウス内温度が上昇した場合、自動換気装置が稼働し、無理に巻き上げようとしてモーターが故障したり、ビニルが破損したりするため、手動に切り替えておく。
(7) 暖房機がある場合は、降雪開始と同時に設定温度を高めて内カーテンを開き、屋根を暖めて雪の自然落下を図る。
(8) 暖房機が稼働している場合でもハウス内温度が低い恐れがあるため、ハウス内の温度を確認し、生育に必要な温度を確保できるように暖房機の温度設定を変更する。
(9) 降雪し始めたらハウスの見回りを行い、早めに雪下ろしを行う。遅れるとビニルがたるみ、雪の滑落が困難になる。雪下ろしは両側から行う。
(10) 無加温ハウスの場合は、施設の気密性を高め、内カーテンを開放し、地熱の放射によって室温の上昇とそれによる屋根雪の滑落を図る。

施設(野菜・花き・果樹共通)(寒害・雪害対策) [PDFファイル/139KB]

 

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畜 産

​(1) 中山間および山間地の積雪量が多い地域は、水道や給水器の凍結防止に努める。
(2) 積雪に伴う物流の遅延等に備え、予め飼料、燃料、家畜の飲水等を十分に確保する。
(3) 寒風は家畜の体感温度を下げるため、寒風が直接家畜に当たらないようにカーテンや防風ネットを設置する。特に、幼畜は低温に弱いため、牛では敷料を厚くして哺育房の3方をコンパネ等で塞ぎ、加温ヒーターやカーフジャケット、ネックウォーマー等で保温を行う。また、子豚や雛は給温器による温度確保を行う。

畜産(寒害・雪害対策) [PDFファイル/98KB]

 

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野 菜

​(1) 冷害や低温障害の恐れがあるものは、降雪前にできるだけ収穫する。
(2) 寒風害の対策として季節風の吹く風上や圃場周囲に防風ネットを張る。
(3) べたがけ資材等で保温する。
(4) トンネル栽培では降雪し始めたら早めに除雪を行う。
(5) 雪解け水の排水に努め、湿害に注意する。
(6) 雪解け後は地上部病害について早期に防除を徹底する。

野菜(寒害・雪害対策) [PDFファイル/89KB]

 

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花き・花木

(1) 防風垣(樹)は、地表から0.5m~1.0mの下枝を刈り払い、冷気がとどまることを防ぐ
(2) 幼木は樹種を問わず耐寒性が劣るため、ワラや防寒用被覆資材で主幹部を中心に保護する。
(3) 無加温施設では、降雪し始めたら早めに除雪を行う。
(4) 積雪により花木の枝が裂けた場合は、欠損部で切除し保護剤を塗布する。主枝の分岐部等、大枝が裂けた場合はボルト止めする。
(5) 寒害を受けた花木園では、今後、落葉や枝の枯れ込みが予想される。せん定程度は、落葉や枯れ込み状況に応じて調整する。

花き・花木(寒害・雪害対策) [PDFファイル/102KB]

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果 樹

(1) 防風垣(樹)は、地表から0.5m~1.0mの下枝を刈り払い、冷気がとどまることを防ぐ。
(2) カンキツでは成熟期に達しているものは直ちに収穫する。寒害を受けた果実は、貯蔵・出荷の際に被害果が混入しないように注意する。樹体は寒冷紗、不織布等で保護し、寒風による落葉被害を軽減する。
(3) 貯蔵中のカンキツも低温障害を受けることがあるため、温度管理に注意する。
(4) ビワは、房や枝を防寒資材で被覆する。
(5) イチジク等、耐寒性の劣る樹種については、ワラや防寒用被覆資材等で主枝や主幹部を保護する。
(6) 幼木は樹種を問わず耐寒性が劣るため、ワラや防寒用被覆資材で主幹部を中心に保護する。
(7) カンキツの苗木やレモンは樹体に寒害を受けやすいため、必要に応じて防寒用被覆資材で被覆する。
(8) ハウス栽培では、降雪し始めたら早めに除雪を行う。
(9) 防鳥ネットに積もった雪の重みで支柱や棚等が倒壊する恐れがあるため、ネットの片づけが終わっていない園では早急に除去する。
(10) 積雪により枝が裂けた場合は、欠損部で切除し保護剤を塗布する。主枝の分岐部等、大枝が裂けた場合はボルト止めする。
(11) 寒害を受けた園では、今後、落葉や枝の枯れ込みが予想される。せん定程度は、落葉や枯れ込み状況に応じて調整する。

果樹(寒害・雪害対策) [PDFファイル/126KB]

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