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福岡県労働委員会委員コラム 第22回

更新日:2025年7月1日更新 印刷

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第22回

 

 

「福岡県労働委員会がPR動画を作りました」

 

公益委員  渡部 有紀 

 

 令和8年3月1日に労働委員会制度創設80周年を迎えるにあたり、福岡県労働委員会では、PR動画「オー労働委員会」(動画の視聴はこちら)を作成しました。

 

            心が弾む 足取り軽く 働きやすい 職場へ

            困ったときは 話をしよう 声を上げれば 道がひらける

            明日に向けて 光の道を あなたと共に 歩くよ

 

            三者構成 中立 公平 あなたに贈る アドバイス

            組合 会社 話をしよう 早期解決の お手伝い

            明日に向けて 光の道を あなたの心 照らしたい

 

 さて、動画の中では、「困ったときは 話をしよう、組合 会社 話をしよう♪」と歌っておりますが、皆さんは、「そうは言ってもこの相手とは話にならない。」とか「話したところでどうにもならない。」等と思ったことはありませんか?

 私は、学生時代に言語学を専攻しておりまして、その時学んだことですが、私たちは、たとえ「日本語」という同じ言語を使っていても、例えば、私の使っている「日本語」とAさんの使っている「日本語」は、実は少し異なるものです(同じ体験をしても表現の仕方は違うし、同じ言葉を聞いても捉え方が異なるということもあります。)。しかも、人は、目や耳から入る情報を、自分が受け取りたいように受け取ってしまう(解釈してしまう)傾向にありますから、そのような中で、自身に起こったことや、考え、感情を、相手が誤解しないように言語化して、伝えていくというのは、実は相当に難しいことです。

 ではどうするか?問題が発生した時に、話し合いを経て互いを理解するには、「分かってもらうこと」「分かるように伝えること」が簡単な作業ではないということを前提として、とにかく対話を十分に重ねることが、必要不可欠です。またその際には、お互いに、相手の立場を想像する気持ち、相手が伝えようとしている内容を理解しようとする気持ちを持つことも大切だと思います。

 ただ、残念ながら、そうして話し合いを重ねても、様々な行き違いから、問題がこじれて絡み合い、どうにも収拾がつかなくなることもあります(そもそもが、難しいことをやっているわけですから、そういう事態も当然発生します。)。

 ですからそんな時にはぜひ、労働委員会に話をしてみてください。80年の蓄積した経験で、解決をお手伝いできるかもしれません。

皆様のご意見をお聞かせください。

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