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福岡県と大分県の県境~ほーちく(豊築)っち、知っちょーぉ?~
更新日:2025年6月16日更新
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1.豊築地域ってこんなところ
- 豊築地域(ほうちくちいき)は、豊前市と築上郡の1市3町を指し、大分県との県境に位置していることから、大分県中津市を中心とした大分県北部との交流が盛んな地域です。
- 豊築地域では、大分県側の市町と九州周防灘地域定住自立圏を形成しており、隣県の市町との間で、生活機能やネットワークの強化等に取り組んでいます。

2.豊築地域の強み
交通インフラの整備、自動車メーカーと近接
- 東九州自動車道が、平成28年に北九州市から宮崎市まで開通し、広域的な人流・物流を支えています。現在、全線4車線化に向け着実に整備が進んでいます。
- 東九州新幹線の早期実現について、東九州新幹線鉄道建設促進期成会を通じ、国に対して要望しています。
- 日産自動車九州(株)、日産車体九州(株)、トヨタ自動車九州(株)、ダイハツ(株)といった自動車メーカーと近接しています。
伝統文化「神楽」の継承、魅力ある特産品
- 国内屈指の「神楽の里」として、古くから谷筋ごと集落ごとに神楽が継承され、今も神楽団体が活動しています。
- 「豊前海一粒かき」をはじめ、鱧、いちじく、いちご、ゆず、「豊前本ガニ」、「京築ヒノキ」、ジビエ料理など魅力ある特産品が多くあります。
ワンヘルスの推進
- 全市町においてワンヘルス推進宣言を行い、推進に向けた取組を実施しています。
- 木質バイオマス発電所(豊前市)やバイオ液肥濃縮施設(築上町)など、再生可能エネルギー施設の整備、海岸再生プロジェクトの実施に取り組んでいます。
地域内の外国人住民の増加
- 外国人労働者や留学生の増加に伴い、地域内の外国人住民が増加しています。
- 市町において、諸外国・地域(台湾、タイ、中国)との国際交流を推進しています。
定住自立圏を構成する市町による県境を越えた連携
- 小児救急センターの運営に係る経費を共同で負担し、休日夜間における小児救急医療体制を確保しています。
- 圏域の生活機能を確保するための病院や商業施設へのアクセス向上のため、コミュニティバスの共同運行や既存路線との連携を図っています。
3.豊築地域市町の紹介
豊前市(ぶぜんし)
自然と歴史文化の息づく”旬”感都市 豊前
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豊前市は福岡県の東端に位置し、南には求菩提山がそびえ、北は豊前海に面した自然豊かなまちです。名産の豊前海一粒かきをはじめとする海産物や農産物、ジビエなどが魅力で、求菩提山では、四季折々の景観が楽しめます。また、感応楽や神楽などの伝統行事も大切に受け継がれています。
吉富町(よしとみまち)
誇りと絆を育む緑豊かな住みよいまち 小さなまちにあふれる輝き
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吉富町は人口約6,800人、面積5.72平方キロメートルの小さな町で、吉富駅周辺の市街地などを中心に人口密度が高くなっています。貴重な史跡がいたる所に点在し、歴史を肌で感じられる町です。
上毛町(こうげまち)
九州一輝くまち
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福岡県の最東端に位置する上毛町はのどかな田園が広がり、自然資源に恵まれたまちです。上毛スマートIC、国道10号により九州各地へのアクセスも良好。新しい暮らしと働き方に出会える田園型ライフスタイルのモデルタウンです。
築上町(ちくじょうまち)
極上な築上
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築上町は、海と山の幸が自慢の町で、東九州自動車道のICが3つ、JRの駅が2つあり、各地へのアクセスも良好です。本庄の大楠や旧藏内邸、豊前神楽など、国指定の天然記念物や文化財が今も息づく、自然と歴史が各所にちりばめられた魅力的な町です。