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「福岡県 脱炭素経営 はじめの一歩。応援プログラム」 を開始します!

発表日:2025年10月10日 11時00分 印刷
担当課:
環境部環境保全課
直通:
092-643-3356
内線:
3419
担当者:
丸林、奥迫

 地球温暖化対策の一環として、県内企業への脱炭素経営(※1)への導入を推進するため、「福岡県 脱炭素経営 はじめの一歩。応援プログラム」を開始します。

本プログラムでは、県内中小企業を対象に、委託先であるe-dash株式会社(※2)が「温室効果ガス排出量の算定」「温室効果ガス排出量の削減目標の設定」を無料で支援するほか、「脱炭素経営計画の策定」への補助を実施します。

 また、本プログラムの周知を図るため、無料セミナー「はじめの一歩。応援セミナー」を開催します。

1 「福岡県脱炭素経営 はじめの一歩。応援プログラム」の内容

 (1) 支援内容

   ア 温室効果ガス排出量の算定支援

     県内中小企業(300社)を対象に、温室効果ガス排出量の算定を無料で支援します。

   イ 温室効果ガス排出量の削減目標の設定支援

     県内中小企業(55社)を対象に、国際認証(SBT認定)(※3)に準拠した

     温室効果ガス排出量の削減目標の設定を無料で支援します。

   ウ 脱炭素経営計画の策定支援

     県内中小企業を対象に、脱炭素経営計画(省エネ・再エネ設備の導入など温室効果ガスの

     削減計画)の策定に要する費用(コンサルタント、診断及び分析に要する経費)を補助します。

     〔補助上限額〕100万円  〔補助率〕1/2

 (2) 支援申込方法

   ア 温室効果ガス排出量の算定支援

   イ 温室効果ガス排出量の削減目標の設定支援

     「オンライン説明会」又は「個別相談」に御参加いただいた上で、支援の申込を行ってください。

     なお、「オンライン説明」「個別相談会」へは、

     県庁ホームページ「脱炭素経営 はじめの一歩。応援プログラム」(別ウインドウ開きます。)

     から申込をお願いします。

   ウ 脱炭素経営計画の策定支援

     県庁ホームページ「脱炭素経営 はじめの一歩。応援プログラム」(別ウインドウ開きます。)​

     から補助要件等を確認の上、福岡県環境部環境保全課(地球温暖化対策係)にお問い合わせください。

     <問合せ先>

     TEL:092-643-3356

     E-mail:chikyu@pref.fukuoka.lg.jp

2 「福岡県脱炭素経営 はじめの一歩。応援セミナー」の内容

 (1) 日時(同じ内容で2回開催)

   第1回: 令和7年10月28日(火) 13時30分~15時30分

   第2回: 令和7年11月14日(金) 13時30分~15時30分

 (2) 会場

   JR博多シティ中会議室 

   (福岡市博多区博多駅中央街1−1 JR博多シティ9階)

   ※対面・オンラインのハイブリット開催

 (3) 対象

   県内の中小企業等(定員50名程度)

 (4) 講演内容

   ア 昨今の異常気象や福岡県の気候変動からみる脱炭素の重要性

      講演者:井田寛子(気象予報士兼アナウンサー)

   イ 今、中小企業が脱炭素経営に取り組む必要性について

      講演者:一般社団法人九州環境管理協会

   ウ 事例から学ぶ!生き残る企業の脱炭素アクション(支援申込方法も説明)

      講演者:e-dash株式会社

   エ 脱炭素社会の実現に向けた福岡県の施策について

      講演者:福岡県環境保全課

 (5) 参加申込期限

   第1回: 令和7年10月24日(金)

   第2回: 令和7年11月12日(水)

 (6) 申込方法

   県庁ホームページ「脱炭素経営 はじめの一歩。応援セミナー」(別ウインドウを開きます。)

   から申し込みをお願いします。

※1 気候変動対策(脱炭素など)の視点を織り込んだ企業経営のこと。従来、企業の気候変動対策は、あくまでCSR活動(企業の社会的責任)の一環として行われることが多かったが、近年では、これを経営上の重要課題と捉え、全社を挙げて取り組む企業が大企業を中心に増加している。また、その一環として、取引先にも温室効果ガス排出量の把握など、脱炭素経営に取り組むことを求める動きが増えている

※2 e-dash株式会社(東京都港区赤坂四丁目8番18号 赤坂JEBL 6階)

 <事業内容> CO2排出量可視化・削減サービスプラットフォーム「e-dash」の開発・運営

 <担当部署> バートナーサクセス部(e-mail:success@e-dash.io,TEL:03-4405-6320)

※3 国連グローバルコンパクト(UNGC)や世界自然保護基金(WWF)などが共同運営する国際認証制度。企業がパリ協定(世界の平均気温の上昇を1.5度に抑制)に整合した温室効果ガス排出量の削減目標を設定し、これがSBT事務局に認められれば、国際認証(SBT認定)を受けることができる。

参考1 支援スキーム

支援スキーム

参考2 支援の流れ

 (1)温室効果ガス排出量の算定支援

 (2)温室効果ガス排出量の削減目標の設定支援

  支援の流れ1.2

 (3)脱炭素経営計画の策定支援(補助)

  支援の流れ3

参考3 福岡県における温室効果ガス排出量の推移

  排出量の推移

参考4 脱炭素に関する取引先からの要請状況

 要請状況

【出典】日本商工会議所・東京商工会議所「中小企業の省エネ・脱炭素に関する実態調査」集計結果(2024年6月25日)