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令和7年上半期(1月~6月)における福岡県内のHIV感染者・エイズ患者報告数等について
発表日:2025年9月30日 14時00分
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担当課:
保健医療介護部がん感染症疾病対策課
直通:
092-643-3597
内線:
3064
担当者:
中尾
令和7年上半期(1月~6月)における福岡県内のHIV感染者・エイズ患者報告数等の情報を公表します(令和7年9月30日現在、速報値)
福岡県では、エイズ予防対策の一環として、県内(北九州市・福岡市・久留米市を含む)のHIV感染者・エイズ患者報告数等の情報を年2回、北九州市及び福岡市と同日公表しています。
令和7年上半期(1月~6月)の報告数
(1)HIV感染者は8名、エイズ患者は11名でした。昨年の同期間と比べ、HIV感染者数は14名の減少、エイズ患者数は1名の増加となりました。
(2)年代別でみると、50代以上の報告が最も多く7名でした。
(3)性別でみると、男性の報告は18名でした。女性の報告は1名でした。
(4)推定感染経路は、同性間性的接触が最も多く9名で、全体の約47%を占めています。
HIV感染症・エイズの治療は飛躍的に進歩しています
HIVは感染力が弱く、性行為以外の日常生活でうつることはほとんどありません。 また、感染しても、早期に発見し適切な治療を継続すれば、エイズの発症を防いだり遅らせることができ、感染前と変わらない日常生活を送ることができます。
早期発見が大事!HIV抗体検査を受けましょう!
HIVは感染すると発熱などの症状がみられることもありますが、数週間で消失し、その後無症候期に入ります。無症候期は数年〜10年以上続く人もいますが、感染後、短期間のうちにエイズを発症する人もいます。感染に早期に気付くためには、HIV抗体検査を受けることが重要です。 県内の保健所では、無料・匿名でエイズ相談とHIV抗体検査を実施しています。詳細は下記の県HPをご確認ください。
エイズ/HIV対策の情報ページ(新しいウインドウで開きます)
エイズは、STD(性感染症)のひとつで、誰でも感染する可能性がある病気です。 HIVに感染しただけではほとんど症状がないため、気付かず過ごしているかもしれません。 感染の不安がある方は、早めに検査を受けましょう。