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JAたがわ川崎果樹部会せん定講習会を5年振りに開催

更新日:2025年1月17日更新 印刷

次年度のナシとブドウの安定生産を目指して

 令和6年12月20日、JAたがわ川崎果樹部会においてせん定講習会を開催しました。本部会は川崎町で果樹生産を行う生産者で構成されており、当日は6名の生産者が参加しました。果樹栽培におけるせん定は、次年度以降に花芽や実を安定して着けるために重要な管理作業のひとつです。本部会での講習会は5年振りであったことを踏まえ、普及指導センターからはせん定の基本的な考え方や品種による違いについて説明を行いました。加えて、ナシでは12月に行った花芽の調査で着生が良好であり、次年度の着果の確保は十分できる見込みであること、ブドウでは枝の充実が悪く、枯れ込みが多くなる可能性があることを報告し、今年の方針を確認しました。説明終了後は生産者のほ場において実際にせん定を行いました。その際、残す枝の長さや枝の配置について部会員にも積極的に意見を求め、せん定の理解を深められるよう努めました。
 参加者からは、「品種の特性が理解できてよかった」、「他の生産者のせん定の考え方について知ることができてよかった」 などの感想があり、意欲が向上した様子が伺えました。
 部会の今後の活動計画として、2月には防除暦講習会、4月には春期管理講習会が予定されています。普及指導センターでは、引き続き定期的な講習会やほ場巡回を通して、栽培技術の向上や安定生産に向けて取組を進めていきます。

ブドウのせん定の様子

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