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小児等地域療育支援病院の運営及び在宅療養児一時受入支援事業を開始します。

更新日:2023年9月28日更新 印刷

県内初!!10月から小児等地域療育支援病院の運営及び在宅療養児一時受入支援事業を開始します ~医療的ケア児の在宅療養の支援を強化~

 NICU(新生児集中治療室)等に長期入院した後、引き続き人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養など医療的ケアが日常的に必要な在宅の医療的ケア児※1の数は、全国で約2万人程度、県内で約800人程度となっています。

 NICUにおける治療が終了した医療的ケア児が在宅療養に移行するためには、在宅療養に向けた訓練を実施するとともに、在宅療養へ移行後の病状悪化時に医療的ケア児を受け入れる医療機関が必要となります。

 このため、本県では医療的ケア児の円滑な在宅療養への移行支援を目的として、県内で初めて「小児等地域療育支援病院」(2か所)の運営を開始します。

 また、在宅療養への移行には、医療的ケア児を介護する家族の負担軽減も必要です。このため、医療的ケア児を医療機関に一時的に預かる「在宅療養児一時受入支援事業」を県内3つの医療機関において(令和6年1月からは4医療機関)同時に開始します。

1:小児等地域療育支援病院の運営及び在宅療養児一時受入支援事業においては、医療的ケア児のうちNICU等に長期入院している又は同等の病状を有する気管切開以上の呼吸管理を必要とする小児を言います。

1 小児等療育支援病院

(1)小児等地域療育支援病院について

  医療的ケア児の入院中から家族等に対して在宅療養に向けた、たんの吸引方法や人工呼吸器など医療機器の取扱いといった医療的ケア等について訓練を行うとともに、在宅療養への移行後に、病状が悪化した際の受入れ・診療を行うことにより、医療的ケア児の円滑な在宅療養への移行を支援する病院です。

 

(2)小児等地域療育支援病院

 
医療機関名 住所 事業運営開始日
独立行政法人 国立病院機構 福岡病院 福岡市南区屋形原4丁目39番1号 令和5年10月1日
独立行政法人 国立病院機構 福岡東医療センター 古賀市千鳥1丁目1番1号 令和5年10月1日

 

 

2 在宅療養児一時受入支援事業

(1)事業内容

 医療的ケア児の介護を行う家族の休養等のため、医療機関で医療的ケア児を一時的に預かり、家族の負担軽減を図るものです。

 

(2)事業実施医療機関及び事業開始時期等

 
医療機関名 住所 お問合せ先※2 事業開始時期

学校法人久留米大学

久留米大学病院

久留米市旭町67番地

0942-31-7662

(病院本館東棟6階病棟)
令和5年10月1日
株式会社 麻生 飯塚病院 飯塚市芳雄町3番83号

0948-22-3800(代表)

担当窓口:小児センター

令和5年10月1日

独立行政法人

地域医療機能推進機構 九州病院

北九州市八幡西区岸の浦1丁目8番1号

093-641-5111(代表)

担当窓口:小児科

令和5年10月1日

社会福祉法人あきの会

障がい児者医療生活支援ホーム

虹の家

福岡市博多区千代1丁目15番10号

092-651-7325(代表)

担当窓口:連携室

令和6年1月1日

※2 一時受入れの申込み及び利用期間等は、各医療機関により異なります。詳しくは各医療機関にお問合せください。

 

3 運営イメージ

 

小児等療育支援病院及び在宅療養児一時受入支援事業の運営イメージ

※県は、小児等地域療育支援病院及び在宅療養児一時受入支援事業実施医療機関に対し、運営費等の費用を補助します。

 

(参考)全国の在宅の医療的ケア児の推計値

医療的ケア児数

 

 

 

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