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ちゃんと言葉で、たしかめて「性的同意」

更新日:2023年4月1日更新 印刷

「性的同意」って なに?

キスや性行為などの性的な行為をするとき、お互いの気持ちを確認することが必要です。

これを「性的同意」といいます。

 

性的同意」には3つのポイントがあります。

  1. 対等な関係であること
  2. その行為の持つ意味とリスクを理解し、自分の意思で決めることができる状況
  3. はっきりと言葉で確認すること

この3つがそろっていなければ、同意とはいえません。

 

例えば以下のようなときは、同意があるとはいえません。

・そういう雰囲気で「…いい?」と聞いたら、黙っていた(イヤと言われなかった)から、相手もしたいんだと思った。

・体に触れたら抵抗されなかったので、相手もその先を望んでいる。

・「イヤ」と言われたが、本気で抵抗されなかったし「イヤよイヤよも好きのうち」と思って、そのまま行為に及んだ。

・二人きりで食事に行くということは、性行為してもいいんだと思った。

・キスをしたので性行為もしていいと思った。

・家に泊まることがOKなら、性行為もOKと思った。

・付き合っているから、いちいちパートナーの同意を確認しなくていいと思った。

ちゃんと言葉で、たしかめて「性的同意」

どうして「性的同意」が必要なの?

一方が望まない・同意のない性的な行為や発言はすべて性暴力です。

3つのポイントがそろった「性的同意」でなければ、性暴力につながるかもしれません。

 

「今、相手に触れたいけれど、相手はイヤじゃないかな」

「相手に誘われたけど、イヤって言ったら傷つけてしまうかな」

「断りたいけど、目上の人だから断れない…」

こんな風にモヤモヤした気持ちになるのは「性的同意」がきちんととれていないからかもしれません。

大切なことは、自分と相手の気持ちをひとつひとつ確認すること。

「昨日はよかったけど、今日はイヤ」とか「ハグはいいけど、キスはイヤ」とか、お互いの「イヤ」を大切にして、「じゃあどんなことだったらいいかな」を一緒に探しましょう

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