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山地災害危険地区について
更新日:2023年6月23日更新
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山地災害危険地区とは
- 山腹の崩壊、地すべり及び崩壊土砂の流出により、道路等の公共施設や人家に直接被害を与えるおそれのある地区で、林野庁が定める調査要領に基づき調査し、把握したものです。
- 山地災害危険地区は、災害の未然防止に役立てることを目的としており、 周辺の山地災害危険地区の情報を、県民の皆様に広く情報提供を行うことで、災害時の備えや避難行動などに役立てていただくものです。
- 山地災害危険地区は、土地の利用等に制限を加えるものではありません。
危険地区の種類、特徴について
「山腹崩壊危険地区」
山の斜面が崩壊することによる災害(落石による災害を含む)が発生するおそれがある地区をいいます。
【 特徴 】
- 山腹の斜面に亀裂やわき水がある。
- 岩石がもろく崩れやすい地質である。
- 過去に山くずれがあった。
- 急斜面で軟弱な地盤がある。
- 水の集まりやすい斜面地形である。
- ときどき落石がある。
「地すべり危険地区」
地すべりによる災害が発生するおそれがある地区をいいます。
【 特徴 】
- 過去に地すべりのあったところで、今も少しずつ動いている。
- わき水や地下水が豊富である。
- 断層があるところや、もろく崩れやすい岩石がある。
- 火山や温泉の影響で粘土化した土がある。
「崩壊土砂流出危険地区」
山の斜面の崩壊や地すべり等によって発生した土砂が土石流となって流出し、災害が発生するおそれがある地区をいいます。
【 特徴 】
- 渓流の勾配が急である。
- 渓流に大きな石や、たくさんの土砂がたまっている。
- 上流が山くずれなどで荒れている。
- 過去に土石流があった。