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エイズ/HIV対策の情報ページ

更新日:2024年2月1日更新 印刷

エイズ(AIDS)とは

   エイズは後天性免疫不全症候群といい、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することで引き起こされる病気です。

  HIVに感染すると、免疫の仕組みの中心であるリンパ球(白血球の一種)が破壊され、体を病気から守っている免疫力が低下します。

   免疫力が低下すると、健康なら何でもないような細菌やウイルス、カビが原因となり、様々な感染症や悪性腫瘍にかかります。こういう病気にかかった状態をエイズといいます。

AIDS、HIVは次の略語です。

  AIDS : Acquired(後天性) Immuno(免疫) Deficiency(不全) Syndrome(症候群)

  HIV : Human (ヒト)  Immunodeficiency(免疫不全) Virus(ウイルス)

 

  エイズは主に性行為で感染するため、身近にある病気です。

  HIVの感染を早く知り、他の人への感染を防ぎ、適切な治療を受けることが、エイズの発症を遅らせるために大切なことです。

HIV感染の有無はHIV検査で確認できます

  HIVに感染しても、すぐにエイズを発症するわけではありません。自覚症状のないまま数年が経過し、その間に免疫力が徐々に低下し、体の抵抗力がなくなりエイズを発症します。

  無症状の潜伏期間は人によって異なりますが、数年から10年間程度と言われています。しかし、体内にはHIVがあるため、無防備な性行為により相手に感染させる可能性があります。

  そのため、HIV検査で感染の有無を確認することが大切です。

  HIVの感染は、血液中にHIVに対する抗原や抗体があるかどうかを検査することでわかります。HIVに感染後にHIV抗体ができるまでには通常6週間から8週間かかるため、感染の可能性のある行為から3ヶ月以上たってから検査を受けると、より正確な結果を得ることができます。

エイズの治療

HIV感染症の治療の進歩により、きちんと薬を服用すれば発症を遅らせ、他の慢性疾患と同じように入院することなく定期的に病院に通うことでコントロールが可能です。

HIVの感染がわかったら、自覚症状がなくてもすぐに医療機関を受診し、継続して治療をうけることが重要です。

県内には、エイズ拠点病院を中心にエイズの治療体制が整備されています。

福岡県内のエイズ治療拠点病院
医療機関名 所在地 電話

産業医科大学病院

〒807-8556 北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1 093-603-1611

独立行政法人

国立病院機構九州医療センター

〒810-8563 福岡市中央区地行浜1-8-1 092-852-0700
九州大学病院 〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1 092-641-1151
福岡大学病院 〒814-0180 福岡市城南区七隈7-45-1 092-801-1011
飯塚病院 〒820-8505 飯塚市芳雄町3-83 0948-22-3800
久留米大学病院 〒830-0011 久留米市旭町67 0942-35-3311
聖マリア病院 〒830-8543 久留米市津福本町422 0942-35-3322

詳しくはこちら
拠点病院診療案内(新しいウインドウで開きます)

HIVの感染予防

  HIVの感染経路は、性行為、血液感染、母子感染の3つです。

  最も多いのは性行為によるものです。 HIVは主に血液や精液、膣分泌液に多く含まれており、性行為中に性器や肛門、口などの粘膜や傷口を通って感染します。コンドームの正しい使用が、HIV感染を予防する最も有効な手段です。

   血液による感染は、輸血、覚せい剤等の注射器の回し打ちが原因となりますが、献血の血液は厳重な検査により最高水準 の安全が確保(※)されています。

※現在の技術水準では、極めて稀とはいえ、感染の可能性を完全には排除できません 

  母子感染では、早期に感染の有無が確認できれば、子どもへ感染する可能性を低下させることができます。

   

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