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フッ化物洗口事業のご紹介
更新日:2025年1月10日更新
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福岡県では、子ども達のむし歯予防を推進するため、小学校でのフッ化物洗口の実施を支援する福岡県学童期フッ化物洗口導入促進事業を実施しています。
(主な支援の内容)
・新たに洗口を開始する小学校の環境整備(検討会や説明会の開催、必要物品の準備等)
・市町村が小学校での洗口を実施するために必要な経費の補助
令和6年3月現在、県内138か所の小学校で、保護者の同意が得られた児童を対象にフッ化物洗口を行っており、このうち123校が県の支援を受けて洗口を実施しています。
むし歯の原因と予防方法
○むし歯には3つの要因があり、それぞれに対応する予防方法が存在します。
※3つの予防方法をバランスよく組み合わせて行うことが重要です。
フッ化物洗口の効果
○国内外の学術団体や専門機関が一致してフッ化物利用の有効性と安全性を認め、その積極的な利用を推奨しています。
フッ化物利用を推奨している団体・機関の例
・世界保健機関(WHO)
・国際歯科連盟(FDI)
・厚生労働省
・日本歯科医師会
・日本口腔衛生学会 など
○日本学校歯科医会は、学校でのフッ化物の利用には児童生徒の正しい健康観の育成や学校歯科保健活動の活性化などが期待され、子どもたちの生涯にわたる健康の保持・増進に繋がると述べています。
○過去のデータより、小学校でのフッ化物洗口の実施状況に応じたむし歯の減少が確認されています。
○フッ化物洗口のむし歯予防効果は、洗口終了後に大人になってからも持続します。