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令和5年度福岡県戦没者追悼式を開催しました

更新日:2023年8月15日更新 印刷

戦後78年、平和の尊さを次の世代に

 8月15日の「戦没者を追悼し、平和を祈念する日」にあたり、福岡県戦没者追悼式を開催しました。

 式では、戦没者のご遺族など約640人の方々が参列され、正午に合わせて全員で黙とうを捧げ、平和を祈念するとともに、参列者全員が戦没者の方々に菊花を手向けられました。ご遺族を代表して、佐藤榮一さん(太宰府市)が追悼の言葉を述べられました。

 式には、多くの小学生・中学生・高校生・大学生も参列され、代表して、筑紫女学園高等学校3年生の本村瑠璃さんが追悼の言葉を述べられました。また、平和への願いを込めた児童・生徒らによる千羽鶴や追悼のメッセージが寄せられました。

 知事は、式辞で「この平和なふるさとを懸命に築いてこられた先人たちの強い思いを深く心に刻み、県民誰もが安心してたくさんの笑顔で暮らすことができる福岡県にしていきます」と、誓いの言葉を述べました。

挨拶する知事
 (写真)式辞を述べる知事

献花の様子
(写真)参列者の方々による献花の様子


【遺族代表者】

佐藤 榮一さん

 戦死され会うことができなかった父に思いをはせながら、「罪のない一般市民まで巻き込まれる戦争の悲惨さと平和の尊さ、ありがたさを万世に亘り語り継いでいかなければならない」と誓いの言葉を述べられました。

遺族代表挨拶
(写真)追悼の言葉を捧げる佐藤さん

【学生代表】

筑紫女学園高等学校 本村 瑠璃さん

「戦争の悲惨さと平和の尊さを深く心に刻み、その記憶を風化させることなく継承していくことが私たちの責務であり、次の世代を担う者として、恒久平和の実現に向け努力を続けていく」と平和への誓いを述べられました。

学生代表

(写真)追悼の言葉を捧げる本村 瑠璃さん

【千羽鶴のご提供】
福岡市立高取中学校の児童・生徒

【追悼メッセージのご提供】
篠栗町立勢門小学校、福岡市立当仁中学校、福岡県立久留米高等学校、東福岡高等学校、久留米大学附設高等学校、福岡大学附属若葉高等学校、日本ボーイスカウト福岡県連盟の児童・生徒

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