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国際レースとしては県内初、ステージ転戦型のレースとしても九州初開催となった国際サイクルロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2023」が10月6日(金)と7日(土)に県内で開催され、大会実行委員会副会長として、知事が式典に出席しました。
ステージレースに先立ち、エキシビジョンとして開催された小倉城周辺の1.7kmを周回する「小倉城クリテリウム」。市街地での開催により多くの方に観戦いただく中、知事は大会主催者としてオープニングセレモニーに出席し、倉富純男実行委員会会長(九州経済連合会会長)や武内北九州市長等とともにテープカットを行いました。
(手前から、中野浩一氏、知事、倉富純男実行委員会会長、武内北九州市長、田仲北九州市議会議長)
小倉城クリテリウムの表彰式では、総合優勝を果たした、福岡県みやま市出身の兒島直樹選手(チームブリヂストンサイクリング)に優勝トロフィーを授与しました。
(中央左:知事、中央右:総合優勝した兒島直樹選手)
夕刻からは、リーガロイヤルホテル小倉にて、大会レセプションが開催されました。
日本自転車競技連盟の橋本聖子会長や自転車活用推進議員連盟幹事長の金子恭之衆議院議員の他、福岡県議会からも佐々木允副議長をはじめ、多くの皆さまにご出席いただきました。
知事は、実行委員会副会長として「本日開催の小倉城クリテリウムではスピード感あふれるレースを間近で観戦し、すごい迫力でした。明日開催される福岡ステージは、北九州メディアドームをスタートし、東峰村・朝倉市・八女市などの豪雨被災地を、復興を願って繋ぎながら、世界遺産の街大牟田市まで走り抜けるコースであり、白熱したレースが繰り広げられることを期待しています。」とあいさつしました。
(レセプションでの知事挨拶。後方には大会トロフィーが並ぶ。)
ステージレースの開幕となる福岡ステージのスタート会場は、北九州メディアドーム。知事はオープニングセレモニーに出席し、倉富純男実行委員会会長(九州経済連合会会長)や武内北九州市長、橋本聖子日本自転車競技連合会長、金子恭之自転車活用推進議員連盟幹事長とともにテープカットを行いました。
(左から、金子恭之自転車活用推進議員連盟幹事長、橋本聖子日本自転車競技連盟会長、服部知事、倉富純男実行委員会会長、武内北九州市長、中野浩一氏)
また、知事は記念すべき第1回大会のステージレース・スターターを務め、「選手の皆さんは、ゴール直前までいかに力を温存し、いつ仕掛けるのかが勝負の鍵を握る。チーム同士で繰り広げられる駆け引きを私も楽しみにしているとともに、選手の皆さんのご健闘を心からお祈り申し上げます。」とあいさつしました。
(上段:スターター挨拶の様子/下段:スターターの様子)
開会式でのスターターを務めた後、知事はフィニッシュ会場である新大牟田駅まで移動し、ゴールする選手を迎え入れられました。
福岡ステージは、フィニッシュ直前の山岳地帯で20名程の集団が形成され、一気にフィニッシュラインへ。その中から福岡県みやま市出身の兒島直樹選手(チームブリヂストンサイクリング)が抜け出し、前日のクリテリウムに続いてステージ優勝(区間賞)を果たしました。
表彰式では、知事が区間賞の兒島選手に県知事賞として博多織と福岡県産米の贈呈を行いました。
(上段:博多織贈呈の様子/下段:福岡県産米贈呈の様子)
表彰式後には、フィニッシュ会場にて同日行われていたキッズレースで上位入賞を果たしたこどもたちと自転車の楽しさを共有するとともに、イベントにお越しいただいた漫画「弱虫ペダル」作者の渡辺航先生からは、福岡ステージコースの素晴らしさなどについて意見をいただきました。
(上段:ツール・ドしんおおむたキッズサイクルレースの上位入賞者と/下段:弱虫ペダルの作者、渡辺航先生と)