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知事定例記者会見 令和4年12月22日(木曜日)

更新日:2022年12月22日更新 印刷

知事定例記者会見 令和4年12月22日(木曜日)

この会見録は発言をそのままではなく、文章とする際読みやすいように整理したものです。

この知事記者会見録の模様は、  ふくおかインターネットテレビ  で動画配信しています。

発表事項

(1)防災アプリ「ふくおか防災ナビ・まもるくん」配信開始!(防災企画課)

記者発表資料(防災アプリ「ふくおか防災ナビ・まもるくん) [PDFファイル/191KB]

(2)「福岡県マインクラフトコンテスト」受賞作品を発表します!(政策支援課)

記者発表資料(「福岡県マインクラフトコンテスト」受賞作品) [PDFファイル/505KB]

記者発表資料(「福岡県マインクラフトコンテスト」受賞作品 別紙) [PDFファイル/770KB]

 

その他

 ・ 1年の総括(県民情報広報課)

 ・ クリスマスや年末年始を控えた新型コロナ対策の呼びかけ

   (新型コロナウイルス感染症対策本部(事務局:がん感染症疾病対策課))

 

(知事)発表事項の前に、19日に糸島市で確認された鳥インフルエンザの対応についてご報告します。

 昨日21日、全ての養鶏、約5万3,000羽の殺処分を完了しました。現在、殺処分した鳥の焼却、餌などの汚染物品の処理、農場の消毒を行っているところです。明日23日には、初動防疫措置を完了する見込みです。また、4か所に設置している消毒ポイントで畜産関係者車両の消毒を行っていますが、これは特に問題がなければ、最短で3週間後まで行うこととします。それから、鳥や卵などの移動搬出は、移動制限区域については3週間後までの1月14日まで。それから、他地域への搬出を制限している3キロメートルから10キロメートルの区域は2週間後の1月7日まで制限を続けることとします。

本日までの様々な作業に当たり、糸島市、また県職員の皆さんに大変な作業に従事していただきました。心より感謝を申し上げます。また、JAはじめ関係団体、そして地域住民の皆さま方のご理解とご協力を賜りましたことに、改めて厚くお礼を申し上げます。

 今後、他の養鶏場に感染が広がることがないように、しっかりと封じ込めを図るため、県内145戸の全養鶏農家に対し、改めて厳重な警戒を要請し、防鳥ネットの確認や車両等の消毒といった防疫対策の指導を徹底していきます。

県民の皆さまに改めてお願いしますが、これまで鳥肉や鶏卵を食べることで人に感染した事例はありません。普段どおり鳥肉や卵を安心してお買い求めいただき、食べていただきたいと思います。よろしくお願いします。

それでは、発表事項の1つ目です。新たに、防災アプリ「ふくおか防災ナビ・まもるくん」を開発しました。明日、12月23日金曜日から配信を開始します。

 皆さまご存じのとおり、近年、我が国においては大雨や地震といった大規模な甚大な災害が頻発しています。本県においても平成29年の九州北部豪雨以来、5年連続、6度にわたり、大雨による災害に見舞われています。災害への備えといざというときの適切な行動がますます重要です。こうした状況から、このたび、新たに県独自のスマートフォンアプリである「ふくおか防災ナビ・まもるくん」を開発したものです。

 このアプリで新たに強化した主な機能を説明します。

1つ目は、GPS機能。例えば普段、我々は福岡県庁で仕事をしています。しかし、時には東京に出張に行くことがあります。全国のどこにいても、自分が今いる位置の気象情報や避難情報が受け取れるようになるわけです。例えば、久留米市に出張してそこで災害が発生した場合に自分が今いる位置の気象情報などを受け取れるということです。このほか、登録した県内市区町村の情報も受け取れます。こうした情報は、アプリを開いていなくても、スマホの画面にメッセージが配信される、いわゆるプッシュ通知の形を取っています。気象情報では、新たに線状降水帯情報を配信します。都道府県において、この線状降水帯情報を配信するアプリはあまり例がありません。

 2つ目、避難所情報を地図で分かりやすく表示します。普段行かない場所では、避難所の地名や施設名があってもなかなか分かりません。アプリでは、地図の上でどこに避難所があるのか分かるようにしています。これも、全国どこにいても、自分が今いる場所の近くにある避難所を地図上で確認することができます。そして、県内の避難所については、画面上の避難所のアイコンをクリックすると、避難所が開設しているかどうか、混雑度はどうか、といった情報が取れるようになっています。

 3つ目、もし災害が発生したとき、どんな行動を取るのが適切であるのかといったことを分かりやすくイラストで配信します。災害の種別や規模によってどういった行動を取るべきかを分かりやすく解説をしているものです。

このほか、災害以外でも、現在の「防災メール・まもるくん」で配信している地域の安全情報、痴漢や不審者、徘徊・行方不明者の方の情報は、新たな「防災ナビ・まもるくん」でも受け取ることができます。

 このアプリは、子どもからお年寄りまで、どなたにも使いやすいように、できるだけシンプルにすることを心がけました。操作も簡単にすることを心がけました。そして、利用料は通信費以外無料です。

今や防災情報は、日頃の備蓄等々もそうですが、本当に生活の上で必需のものであると言っても過言ではないと思います。このため、この登録を推進しようということで、来年3月いっぱいまで登録推進キャンペーンを行うこととしています。スマートフォンの販売店でのPR、あるいはいろんな地域で行事の際に住民の方にご紹介する。あるいは小中学校で、このアプリを紹介する。色々な方法を使って県民の皆さんに周知し、この登録を進めていきたいと思っています。

ぜひ、今日聞いていただいている報道機関の皆さん方もご登録いただきたいし、また、このアプリの情報を今日公表しましたので、この周知方、ぜひよろしくお願い申し上げます。私も明日、早速登録したいと思っています。

ご自身、そして大切な方の命を守る手段の1つです。必ずお役に立つと、私どもは自信を持ってお勧めします。県民の皆さん、ぜひ「ふくおか防災ナビ・まもるくん」の登録をよろしくお願いします。

 

 次に、2つ目の発表事項です。これは以前、募集を開始するときに発表させていただきましたが、「福岡県マインクラフトコンテスト」についてです。受賞作品を決定しましたので、発表させていただきます。

 現在、本県では福岡県へ移住してこられる方、定住していただく方を増やしていこう、その裾野を広げようということで、関係人口の創出・拡大を目指しています。    

この1つの手段として、ゲームソフトである「マインクラフト」を活用して、県内の観光施設などを再現してもらうコンテストを開催したところです。

今回、県内外から130件の応募がありました。この中から12点の受賞作品を決定しましたので、お知らせします。

 まず、この審査についてです。審査は県で行ったのですが、そのときには、「マインクラフト」のプレーヤーに人気のあるお二人、プロマインクラフターのタツナミシュウイチさんと、ユーチューバーのドズルさんとともに審査を行い、県内各地域の特徴的な公共施設や文化財などを再現する「課題部門」からは7作品。ワンヘルスの推進を制作テーマとした「政策部門」では1作品、名物や特産品など、自由に福岡県を表現する「自由部門」では4作品を選定しました。

 受賞作品を紹介させていただきます。課題部門の最優秀賞は、県内在住のVERYBASE IIZUKA(べリベース イイヅカ)さんが制作した、嘉穂劇場を再現した作品です。外観だけでなく内部の畳や座布団、天井もそうですが、細かいところまで非常につくり込みがされており、実物の嘉穂劇場の雰囲気が感じられる作品であることを高く評価したところです。

 次は政策部門です。福岡県在住のphotopotoOB(フォトポトオービー)さんの作品「集まれ!ワンヘルスの森」です。動物と体を動かして健康につなげる場や、動物と戯れることで心の健康維持につなげる場が表現されています。

なお、政策部門は、3作品応募がありました。作品の完成度やテーマをどう表現しているか、技術力などを総合的に審査しました結果、最優秀賞は該当なしとし、この作品を優秀賞とさせていただきました。

 次は自由部門です。最優秀賞は、大阪府にお住まいのchunky7(チャンキーセブン)さんの作品「何故に「メ?」」です。初めて福岡に来たときに感じた楽しい気持ちが伝わるように作ったということです。

 福岡は何か「メ」が多いとお感じになり、この作品名をつけられたようです。明太子、博多にわかの面、ラーメン、Pay Payドームなど福岡の特産物や建物がぎゅっと詰め込まれたユーモアあふれる作品になっている点を評価させていただきました。

 次は、特別賞です。これは中学生以下の応募者の方から選ぶものです。

 2作品あります。1作品目は、福岡県在住のそろれなちゃんさんの「豊前国分寺三重塔」。2作品目が、神奈川県在住の成澤瑛太さんの「もつ鍋」です。

 今回応募された方を見ると、お子さんと一緒に、家族でマインクラフトの作品を作っていただいた方、あるいは大学時代を福岡で過ごした仲間と一緒に作った方など、色々な方がそれぞれに福岡県への思いを持ってご参加をいただいたところです。

 県外にお住まいの応募者の方からは、「福岡県に行ってみたくなった」、「県内のいろんな建物を回ってみたい」など、色々なコメントをたくさんいただきました。このコンテストが福岡県のファンとなるきっかけとなったものと考えており、大変うれしく思っています。

 来年の2月3日に、県庁で表彰式を行いたいと思います。また、2月10日から19日までの間、今回の受賞作品等を活用させていただきながら、福岡県内の各地域をマインクラフトで表現した「福岡ワールド」を、期間限定で公開します。

 公開期間中の2月11日には、先ほどお名前を申し上げたゲスト審査員の方2名が福岡ワールドを探検しながら、マインクラフト上に再現された福岡県を紹介していただくオンラインイベントを開催します。ぜひ、福岡ワールドにも多くのプレーヤーの方に参加をいただき、福岡県の雰囲気を楽しんでいただきまして、実際に行ってみようという関心につなげていきたいと思っていますので、ぜひ多数のご参加をお待ちしています。

 

 次は、令和4年も、残すところあと僅かとなってきました。本県では、昨年まで1年の取り組みや出来事を県政10大ニュースで発表していましたが、今年から順位づけをした形での発表はやめました。1年を振り返って、主な出来事等をお話しさせていただきたいと思います。

 何と言いましても、今年は新型コロナ、特にオミクロン株による爆発的な感染拡大がありました。また、2月24日にはロシアのウクライナへの軍事侵略が始まりました。そして、金利差等の要因が多いわけですが、為替マーケットでの急激な円安の進行といった予測困難な事象が発生して、私たちも自分たちの生活、あるいは社会経済の足元を心配しなければいけないことが多かったように思います。

 こういった中で振り返ってみると、まず新型コロナへの対応です。感染性の高い、しかし重症化傾向は低いオミクロン株への置き換わりがありました。年初からは第6波でした。新たな系統であるBA.5への置き換わりが進んだ夏には、第7波に見舞われました。夏のピーク時には、新規陽性者数が1万5,000人を上回る状況で、過去最大規模の感染となりました。

 これに対して、県としては、オミクロン株の特性を踏まえて、特に高齢者など重症化リスクの高い方をはじめ、県民の皆さんの命と健康を守るために医療の提供体制、検査体制の充実強化に力を入れてきたところです。

 そして、県民、事業者の皆さんの感染防止対策へのご協力、そして医療関係者の皆さんの奮闘により、第7波については、厳しい行動制限を行わずに乗り切ることができたところです。改めて、心から感謝申し上げます。

 現在も再び感染拡大傾向が続いています。引き続き、本県としては医療提供体制の充実強化に全力を挙げていきます。同時に、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図るウィズコロナに向けた歩みを着実に進めていきたいと考えています。

 次に、コロナによって我々の社会も経済も大きな打撃を受けた中で、これに追い打ちをかけるようにロシア等の問題があり、原油価格や物価高騰が引き起こりました。

 この状況に緊急に対応するために、6月、9月、12月、それぞれ補正予算を編成して、議会にお諮りし、可決いただいたところです。この補正予算を活用して、中小企業、また農林漁業者の皆さんの事業継続をしっかりと支援することに取り組みました。

 もう一つの柱は、予測困難な事象と申し上げましたが、今後も感染症のリスク、あるいは様々な国際情勢の変動によるリスクがあるわけです。こういう予測困難な社会経済情勢の変化に柔軟に、しなやかに対応していくことができる強靱な福岡県の産業経済構造を実現することを目指し、明日につながる施策をもう一つの柱として立てて、取り組んできたところです。

 今年、もう一つの特徴としては、私も県政を進める上でのチャレンジの1つに掲げているワンヘルスの推進、福岡県をワンヘルスの世界的先進地にすること。これについて、ワンヘルスの取り組みが大きく前進した年でした。記念すべき年だったと思っています。

 11月にはアジア獣医師会連合、いわゆるFAVAの大会が福岡市で開催されました。国内外から2,000名を超える方が参加されました。そして、閉会式では、「アジアワンヘルス福岡宣言2022」と、福岡の名を冠した宣言が世界に向けて発表されました。非常に意義深いことであると考えています。

 また、同時に、県としても世界のトップクラスの研究者の方が集う「“ONE Health”国際フォーラム」を開催しました。こういった取り組みもご紹介し、本県のワンヘルスに関する先進的な取り組みを行っていることを国内外に広く発信できたものと考えています。

 また、本県としては、ワンヘルスセンターの整備をどこに、どういうふうにと考えていたわけですが、「保健環境研究所」と、全国初となる「動物保健衛生所」を同じ敷地内に建設して、有機的な連携を図っていくワンヘルスセンターの構想を固めました。

 ワンヘルス推進行動計画の策定、また、議員提案によるワンヘルス実践促進条例も制定されました。

 さらに、県民の皆さんにワンヘルスを体感していただくということで、四王寺県民の森を「ワンヘルスの森 四王寺」として整備しました。それから、福岡市の全面的なご協力をいただき、舞鶴公園の三の丸広場にドッグランやホースセラピーを体験できるワンヘルスパークを整備しました。また、FAVAのワンヘルス福岡オフィスをアクロス福岡内に開設することも決定されました。

 このように、今申し上げただけでも、そうだったなと私も思い起こすように、かなりのワンヘルスに関する取り組みが前進してということで、来年以降のワンヘルスの取り組みを進めていく上での基盤ができたとも言えるわけです。引き続き、ワンヘルスの世界的な先進地になることを目指して、九州各県とも連携しながら取り組みを進めていきたいと考えています。

 それから、各部にもいろいろ思い起こしていただいたトピックスを、時系列でご紹介したいと思います。

 まず2月、新たなグリーン成長戦略がスタートしました。今年、本県のキーワードは「グリーン」であると考えました。半導体もグリーンデバイス、自動車についてもグリーン生産拠点、水素もグリーン水素。こういった産業分野での新たにこれを推進するための産学官の会議や協議体の形成、そして戦略構想を今年つくったところです。

 2月に「福岡県グリーンデバイス開発・生産拠点協議会」を発足し、グリーンデバイスの一大開発・生産拠点を目指すとともに、新たな企業誘致、半導体人材の育成・確保に取り組んでいくことにしました。

 自動車産業においても、今、まさに脱炭素化、電動化、自動運転といった、「CASE」と呼ばれる100年に一度という大変革期を迎えています。

 これにいち早く、我々九州北部はイギリス一国に匹敵する自動車の生産能力を持っていますが、今まで我々は生産台数、「量」に着目をして、様々な取り組みを進めてきました。これを「質」に転換する必要がある。そして、県内のサプライヤーさんも、この変革に乗り遅れることなく、さらに成長していただく必要があるということで、「北部九州自動車産業グリーン先進拠点推進構想」を策定したところです。

 水素についても、どこかで褐炭を燃やして水素を作れればいいというものではない。そういうグレー水素は評価されないということで、製造段階からCO2ゼロのグリーン水素でなければなりません。こういうことから、新たに「福岡県水素グリーン成長戦略」を策定して、この下で水素製造のイノベーションを起こす、水素利用を拡大していく、そして水素関連産業を集積させていくことを目指して、水素分野におけるグリーン成長を図っていくことにし、2月から取り組みを進めてきました。

 3月、ロシアのウクライナ侵略が始まり、ウクライナからの避難をされてきた皆さんの受入れを表明して、相談体制の整備や県営住宅の提供、また福岡県ウクライナ支援救援金の受付など、市町村の皆さん、関係団体、大学と連携して、避難民の方が安心して生活できるよう様々な支援を実施してきたところです。これは現在も継続しています。

 同じく3月、地球温暖化対策実行計画(第2次)を策定しました。2050年のカーボンニュートラルを目標に掲げ、環境と経済の好循環、このグリーン社会の実現を目指していくものです。

 4月、新年度となり、私が福岡県知事に就任して初めて策定した「福岡県総合計画」がスタートしました。これは令和8年度までの5年間を計画期間とするもので、県政の基本的な施策の方向を示したものです。

 また、市町村と県との連携が県民のための県政を進めていく上で、また、その力を強くしていく上で必須のものであります。このため、同時に4月の人事異動・組織改変にあたり、市町村振興局を新たに設置しました。

12月議会でも質問がありましたが、市町村振興局長を先頭に、市町村の皆さんからきめ細かにいろんなご意見、ご要望を今、聞いてくれているところで、そういったものを生かしながら、また市町村の皆さんと手を携えて県政を進めていきたいと考えています。

 同じく4月、新宮町にあるこども療育センター新光園の中に「福岡県医療的ケア児支援センター」を新たに開設しました。医療的ケアを必要とするお子さんとそのご家族が身近な地域で安心して暮らしていくことができるよう取り組んで、これからもこのセンターを核として取り組みを進めていきます。

 5月。筑紫野市の二日市のエリアの高尾川がずっと浸水被害に悩まされていました。これを防ぐということで、トンネルを掘るのには非常に高度な技術が必要でしたが、地下河川が完成しました。高尾川流域の浸水被害が、大きくこれで軽減されるものです。

 6月。エディットフォースという福岡発のバイオベンチャー会社が、大手の製薬会社さんと総額200億円を超えるライセンス契約を締結しました。エディットフォースは、本県もずっとバイオプロジェクトの中で支援をしてきた会社です。

 同じくバイオを考えると、7月、「福岡バイオコミュニティ推進会議」を創設しました。バイオ関連企業の企業間の連携を進めていこう。また、ベンチャーキャピタル、あるいは様々な金融機関からさらに色々な投資も呼び込む必要があります。そういったものとのマッチングを行うためのバイオコミュニティの推進会議を立ち上げました。

 8月。西鉄天神大牟田線連続立体交差事業。雑餉隈から下大利間の高架切り替えが完成しました。これにより、19の踏切がなくなるということで、交通渋滞の緩和、踏切事故の解消。さらに、線路で分離されていたことで地域が分かれ、商店街も途中で切れていましたが、踏切がなくなることで、分断されていた地域が一体化して、今後の一体的なまちづくり、地域の活性化が図られるということです。

 今後、春日市や大野城市等、駅周辺の道路の整備、あるいは駅前広場、高架下の空間の活用といったことが計画されており、県も支援を行いながら、地域の活性化を進めていきたいと思っています。

 ちょっと飛びますが、12月。「福岡国際マラソン2022」を開催しました。昨年までの福岡国際マラソンは75年の歴史を持ったものでしたが、残念ながら、一旦終わることになりました。しかし、多くの県民の皆さんから、福岡国際マラソンを何としても残してほしいというお声、陸上関係者の皆さんからも強い要請をいただきました。

そういったことから、私どもも日本陸連とも協議を行い、福岡の陸上競技協会とも力を合わせて、また地域の経済界の皆さんのご支援もいただきながら、福岡国際マラソンを新たなものとして生まれ変わらせる、そして新しい福岡国際マラソンをつくっていこうということで、第1回目となる「福岡国際マラソン2022」を開催したところです。

 平和台陸上競技場、沿道、またテレビを通じてでもたくさんの方にご声援をいただき、大盛況のうちに幕を閉じることができました。

 同じく12月。今年の当初予算で予算を措置していた、全県立高校に生徒1人1台タブレット型パソコンを整備することを取り組んできました。相当の数があるものですから、なかなか調達の時間がかかりましたが、12月に全員への整備が完了しました。

将来の福岡県を担う、切り開いていく人財の育成を目指す上では、県内どこにいても、充実した教育が受けられる教育基盤の整備がまずは必要です。このタブレット型パソコンの活用によるICTの特性を生かした新たな学びを進めていきたいと考えています。

 ちょっと駆け足で1年の主なものを振り返ってみました。来年も全力で取り組み、県政を推進していきたいと思います。よろしくお願いします。

 

最後ですが、県民の皆さんへの呼びかけをさせていただきたいと思います。新型コロナについてです。

明後日はクリスマス・イブです。そして、すぐ年末年始、お正月がやってきます。会食、あるいは久しぶりに親族が集うといった人と人との接触機会が増えます。この前にぜひ県民の皆さんに改めて感染防止対策をお願いしたいということです。

 既に12月1日から、福岡県では「福岡オミクロン警報」を発動しています。基本的な感染防止対策の再確認と徹底をお願いしているところです。お願いしたいのは、もちろんマスクの正しい着用、あるいは手指の消毒、3密の回避ですが、特にお願いをしたいのは、今日もまた寒くなると言われていますが、換気です。家でもお店でも、あるいは事業所でも、小まめな換気をぜひ心がけていただきたい。寒いのでついおっくうになりますが、ぜひよろしくお願いします。

オミクロン株対応ワクチンなど、接種を希望される方は早めの接種をご検討いただきたいと思います。また、季節性インフルエンザの流行も懸念されています。まだ今のところは非常に少ない状況ですが、インフルエンザワクチンについても、65歳以上など、定期接種の対象の方で接種を希望される方、ぜひ早めの接種をお願いします。

 最近の感染状況を見ると、高齢者施設でのクラスターが急増している状況にあります。高齢者施設の施設管理者の皆さん方におかれては、職員などを対象とした頻回検査をご活用いただくなど、施設内における感染防止対策の徹底を改めてお願い申し上げます。これは、本県の担当部局からも既にお願いをしているところですが、高齢者施設のクラスターを見ると、11月は月間で77件でしたが、直近は1週間で60件という発生状況です。ぜひ、ご注意をお願いしたいと思います。

 それから、発熱などの症状が出た場合に備えて、従前から申し上げていますが、抗原定性検査キットや解熱鎮痛剤などを早めに備えておいていただきたい。その際には、ぜひ医療用、もしくは一般用を選んでお買い求めいただきたいと思います。

 それから、発熱などの症状が出た場合、まずは、ご自身で検査キットを使って検査をしていただく。そして、陽性の場合には陽性者登録センター、いわゆる健康フォローアップセンターに登録いただき、自宅療養をお願いします。12月2日からは重症化リスクの低い有症状者対象の検査キットの配付も再スタートしていますので、ぜひご活用ください。

 しかし、現在、発熱外来等の極端なひっ迫と混雑は報告されていません。もし高齢者など、重症化リスクの高い方、症状が出た場合には速やかに医療機関を受診してください。

 もし自宅療養されていても具合が悪くなった場合は、健康フォローアップセンターにご相談いただきたいと思います。受診、往診が可能な医療機関をご紹介します。

 それから、昨日、既に発表させていただきましたが、21日から新たに「自宅療養者オンライン診療センター」を開設しました。これは医師による24時間体制を取っており、様々な症状に対しての診断をしてもらうことができますので、ぜひこちらもご利用いただきたいと思います。

 現在、我々が確保している発熱外来は県内に2,044か所あります。県ではホームページで発熱外来の検索ができるようにしています。同時に、混雑状況等もリアルタイムで確認できる状況、見える化を図っております。ぜひ、ホームページによる検索、あるいは混雑状況の確認等を行っていただきたいと思います。

 これからクリスマスから年末年始にかけて、発熱外来の休みが増えてきているので、この間も休日、夜間に新たに対応していただける医療機関、薬局を増やそうということで、協力金をお支払いする制度を設けています。これまでにそれぞれ200を上回る医療機関、薬局から、協力の申出を頂いています。これは第1次の申込み受付の段階で、これからなお増えていくものと思っています。年末年始の診療・検査体制を強化するということですので、医療機関、また薬局の皆さんにはぜひご協力をお願い申し上げます。

 それから、救急搬送の困難事例です。様々な要因で救急隊員、救急車も非常に忙しくなっています。コロナや発熱などの状況で救急車を呼ぼうかな、どうしようかなと迷われる場合があると思います。まずは、24時間対応の受診・相談センターにお電話を頂きたいと思います。コロナの場合は、そちらで対応します。それ以外の症状で悩まれた場合は、先日、デーモン閣下とも広報させていただいた、救急医療電話相談窓口「#7119」、小児の救急電話相談は「#8000」にぜひご相談いただいた上で、救急車についてご判断いただきたいと思っています。

 こういう状況ですが、年末年始を控え、救急搬送の困難事例が急増するおそれも考えられます。こういったことから、県としては速やかに、患者の皆さんの待機ステーションを開設できるよう、現在準備を進めています。

 次に、経口治療薬、塩野義製薬の「ゾコーバ」です。現在の状況を申し上げると、処方が可能となっているのは県内で94の医療機関、64の薬局です。これ以外にも多くの申請があり、医療機関、薬局ともに500以上の申請があっており、登録待ちの状況です。これから、このゾコーバを処方できるところが増えてくると思います。処方可能な医療機関名等は、県のホームページで検索ができるようにしています。

 次に、無料検査です。無症状の方でも、ちょっと大丈夫かな、友達が感染したので、という方は、県内に631か所の無料検査場があります。ぜひご活用ください。

これも明後日24日から1月12日までの間、県外からの帰省などで福岡を訪れる方、旅行の方も含めて、無料検査の対象とします。高齢者の方、重症者リスクが高い方とお会いになる方は、PCR検査も受けていただくことができます。空港内、あるいは主要駅の近くでも検査を受けられますので、ぜひ事前に検査で陰性を確認していただきたい。

 本県としても、医療提供体制、検査体制をしっかりと強化、充実を図っていきます。県民の皆さん、事業者の皆さんにおかれては、引き続き感染防止対策の徹底、新型コロナの早期の封じ込めにご協力をいただきますよう、心よりお願い申し上げます。

 

 私からは以上です。

質疑応答

(読売新聞)コロナの関係ですが、昨日、新規陽性者が1万人を超えて、病床使用率も60パーセントを超えております。今の感染状況について、知事の受け止めをお聞かせ願えますでしょうか。

(知事)10月下旬以降、陽性者の方が増えてまいりました。2か月近く増加傾向が継続している状況です。新規陽性者数が1万人を超える日も出ています。現在、本県は新型コロナの感染の第8波の中にあると考えています。

 病床使用率は20日の時点で63.6パーセント。しかし、重症病床使用率は引き続き、極めて低い水準で推移しています。一方、中等症者の数は増加が見えますことから、医療の負荷も徐々に高くなってきていると認識しています。

 医療のひっ迫は何としても避けなければならないということで、医療の提供体制や検査体制のさらなる強化を引き続き図ってまいります。同時に、県民、事業者の方々には、感染防止対策の徹底をお願いしたいと思っています。

 我々の状況は今の政府のレベル分類で言いますと、レベル2の段階にあります。このことについても、今、国とも協議をしながら検討しているところですが、病床使用率、あるいは新規陽性者数といった数字だけではなくて、レベル判断に当たっては、発熱外来などに重症化リスクの高い方がすぐに受診できない状況に陥っているとか、入院調整が極めて困難になっている、あるいは職場で欠勤される方が多数発生して、業務継続が困難になった事業所が多数発生している。こういった事象を捉えながら判断しているところです。これは毎日、本県における状況を報告しながら、国とも協議を行っているところです。

 まだ、現段階においては、本県においてこういう状況には該当していないため、直ちに「医療ひっ迫防止対策強化宣言」等を行う状況にはないと考えています。

 全国的に見て、半数以上の都道府県で病床使用率が50パーセントを上回っている、あるいは重症病床使用率が本県よりもかなり高い県もありますが、総合的に判断をされているものと思われますが、レベル3への引上げや、強化宣言の発出を行っている自治体はありません。

 ともかく、オミクロン株を前提としたところで、感染拡大防止をこれからもしっかりと図りながら、できる限り平時に近い社会経済活動を維持していく方向で進めていきたいと考えています。

(読売新聞)総合的に判断ということですが、レベル3への引上げや、対策強化宣言を出すことを検討されるようなタイミングになったときに、参考にされるものというか、知事の中で一番、この部分は重視しているものはありますか。

(知事)当然、病床使用率がまずあります。それと重症者の方の状況。病床使用率と連動するものでありますが、入院調整が極めて困難な状況にあるかどうかと、発熱外来等で受診ができないような状況が出現しているかどうか、あるいは事業所の皆さんが、事業継続が非常に困難な状況にあると。そういった点を我々としても着目をしています。

 

(読売新聞)防災アプリの件です。全国どこにいても避難所の情報や気象情報が得られるということですが、これは他県にいても、その県の情報が得られるということですか。それとも、福岡の情報を得られるということになるのでしょうか。

(防災企画課)自分が今いる位置の情報が得られます。

(読売新聞)全国どこにいても。

(防災企画課)そうです。東京に行こうが、北海道に行こうが、GPS機能で、今いる場所の気象情報などが分かります。

(読売新聞)他の都道府県とも連動しているのですか。

(防災企画課)いや、連動はしてないです。ただ、例えば東京の避難所がどこにあるということは分かりますので、それをアプリに取り入れています。

(読売新聞)福岡県のアプリにその情報が入っていて、示せるようになったということですか。

(防災企画課)そうです。

(知事)避難所が開いているかとか、混雑状況がどうかとか、それは福岡県内のものはクリックすれば分かります。ただ、他県のものは、どこにあるかというのは分かるんですけど、リアルタイムでの状況は、それはちょっと分からない。

 

(読売新聞)あと、マインクラフトコンテストですが、若い職員の方の提案がここまで来たということで。

(知事)そうですね。

(読売新聞)福岡のPRにもなっていると思います。改めてこの事業の、中間ですけど、成果について、今のお気持ちを聞いてもいいでしょうか。

(知事)マインクラフトを使ったこの事業は初めてのもので、私自身、マインクラフト、そんなに詳しいかというと、そうではないですけれども。どれぐらい応募があるだろうかと、正直思っていました。

 しかし、初めての事業でしたが、全国から130件もの応募を頂いたということで、応募された方のコメントや公式ツイッターへの反応を見せていただきましても、今回のマインクラフトを活用したコンテスト、非常に好意的に受け止められていると思っております。福岡県への関係人口を増やしていくという面で、非常に手応えを感じているところです。

(西日本新聞)関連して、応募作品の中で、知事の驚いた作品ですとか、お気に入りの作品とかがありましたら、教えていただけますか。

(知事)面白いな、驚いたといえば、自由部門の「何故に「メ?」」です。こういうふうな切り口といいますか、なるほど、言われてみると「メ」が多いな。めんたい、めんべい、おめん、それからめん類。なるほどなと。

日頃、身近にあるものだから、こういう見方はしないのかなと思って、非常に斬新な、面白い、ある意味、県外の方だからこそ、福岡県を外から見て、え?何で福岡の人って「メ」が好きなんだ?みたいな。そういうことなのかなと思って、これを非常に面白いなと思いました。

 

(RKB)今年の1年の振り返りについて。本当に大変な1年だったと思いますが、来年はどんな年にしたいとお考えでしょうか。

(知事)今、おっしゃっていただいたように、コロナ、ロシア問題、あるいは円安等々、非常に予測困難な事象が多く発生して、本当に我々も県民の皆さんも、不安が多かった年だと思います。

もちろん来年に向けても、まず大前提は、県民の皆さんの安全・安心を守っていく取り組み。これは絶対ですね。

同時に、やはり前を向きたいなと。世界を見て、未来を見据えて。先程のこの振り返りの中でも、グリーンをキーワードにした新たな取り組み、あるいは人材育成の取り組み。いろいろと今年1年も行ってまいりました。こういう福岡県の未来に向けての発展、飛躍、このための歩みを一歩でも進めていく、力強く進めていく。こういう年に来年はしたいと思っています。

 来年、いろんな今見えてないイベントもこれからあり得ますけども、1つ、来年はツール・ド・九州を、大分県、熊本県と福岡県をコースにして開催します。これは、国内外からも非常に注目されるものだと思っており、観光振興にも大きく役立つものだと思っています。これを成功させたいことが1つございます。

 

(朝日新聞)防災アプリに関して、これまでの防災メールがあって、そこからアプリにしたということで、新しい情報ですとか、より強化した部分があると思いますけど、改めて、メールからアプリにしたことで、何が期待できるか伺ってもよろしいでしょうか。

(知事)やはり使いやすいということだと思います。メールでも確かにいろいろ情報が来るんですが、アプリだと地図などと対応して、ぱっと見て分かるし、そこをクリックして、情報が取れる。こういうことになりますが、メールだと送ってきた情報までで基本的に留まってしまうところがあります。

アプリを使うことで、画像、図面、地図などの情報が分かるというのは、一番便利なところじゃないですかね。例えば今ここにいて、避難所はここだと言うけど、どうやって行けばいいんだ、道順も分からないし、ということは、このアプリを使うことで、非常に迅速に次の対応が取れるようになると思います。

(朝日新聞)ちなみに、現在の防災メールはこれからも継続して続いていくということでよろしいでしょうか。

(知事)はい。「防災メール・まもるくん」は、今、14万人以上の方に登録をいただいております。このメールは引き続き行ってまいりますが、既にこのメールに登録していただいている方は、ぜひ、このアプリへの移行を促していきたいと思っています。

先程も申し上げたように、学校とか行事とか、いろんな場面を通じてこのアプリの活用を呼びかけていきたいと思っています。たくさんの方が使うことによって、このアプリの効果も良くなりますし、それを進めていきたいので、皆さま方、ぜひ呼びかけをよろしくお願いします。

 

(FBS)コロナに関連して、現在、医療状態はそこまでひっ迫していませんが、知事からお話がありましたように、徐々にひっ迫している状況で、中等症患者が増えてきている状況ではあると思いますが、今後、年明け、さらにまた増える可能性も、今年の傾向を見て、あると思うんです。その場合、医療体制で具体的な強化とか、検討されていることはございますか。

(知事)今週も病院長会議を行いますが、医療機関の皆さんにも、さらに一段の御協力をお願いしていきたいと思っています。

 特に病床を、順調に回転させていく必要もあるわけです。こういったことから、後方支援病院との連携もさらに円滑にできるように、医療機関の皆さんにも御協力をお願いし、医療提供が詰まることのないようにしていきたいと思います。

去年も、年明けでしたよね、バーンと増えたのが。成人式の後とか。だから、そこは十分に注意をしていく必要があると思います。まずは、我々自身が年末年始も含めて、感染防止を一層気をつけていくことが大切かと思っております。それを、繰り返し呼びかけさせていただきたいと思っています。

 

(西日本新聞)福岡県大任町が、入札契約適正化法に反している状態であることについて、今までの会見の中でもお伺いさせていただきましたけれども、国土交通大臣や、総務大臣が法令に違反していると、改善を求め続けているにもかかわらず、大任町はいまだ改善をしてない状況です。どうしたら改善してもらえるのか。知事の所感と、改善に向けて、県としてどのように働きかけるかどうか、お考えをお聞かせ願えますか。

(知事)先般申し上げましたように、大任町がこの件について公表していないことについて、違法状態にあるという認識は変わっておりません。引き続き大任町に対しては、この違法状態を解消されるように、お話をしていきたいと思っています。

大任町においても、警察も含め、いろいろな関係機関と御相談をされて、町民の皆様の安全を確保することに向けての検討を進めているという御答弁が町議会においてあったと承知しています。大任町自身の取り組みも注視してまいりたいと思います。

 

(NHK)昨日の朝、県内で硫黄のにおいが蔓延して、県でも今、情報収集をされているというお話を伺ったのですが、今、何か分かったことはありますか。

(知事)現在のところで、特に新しい情報はないと思います。迅速に環境部局で対応しましたが、確かに数値は上がっている。ただ、その原因の特定までは至らなかったということで、一部の有識者の方は、火山活動に伴うものではないかとも言われております。その原因の特定までは、まだ至ってない状況にあります。

(県民情報広報課)環境保全課から何かありますか。

(環境保全課)原因については、特定はできておりません。ただ、福岡県保健環境研究所でも一応、大気の流れを解析してみました。そうすると、九州大学の先生が言われていましたが、大気の流れとしては、通常だと大陸から福岡に直接来るのですが、今回は大陸から来る大気が一部南に下りて、それから福岡に上がってくる動きが把握できています。

そういったことから、可能性の話として、大陸からそのまま運んでこられたものと、あと、鹿児島の桜島辺りの火山活動の分を一部含んで上がってきた可能性が否定できない、というところまでは分かっています。

(知事)そこは、慎重に捉える必要がありますね。大陸からと特定するのも、少し早計であると思いますし、そこは慎重に見る必要があると思う。そういう可能性があるということです。

 

(知事)では、よろしくお願いします。これが年内最後の定例会見ですね。皆さん、よいお年をお迎えください。

 

(終了)

 

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