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“社会を明るくする運動”知事による激励式を開催!
知事が保護司などの更生保護関係者を激励
7月は、犯罪や非行の防止と過ちを犯した人の更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築こうとする“社会を明るくする運動”の強調月間です。犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える保護司は、全国で約4万6,000人(県内では約1,800人)配置されていますが、なり手の高齢化、地域社会における人間関係の希薄化などからなり手不足が課題となっています。
強調月間に先立ち、6月30日に「“社会を明るくする運動”強調月間 福岡県知事(福岡県推進委員会※委員長)による激励式」を開催し、保護司や更生保護施設など、地域の第一線で活躍いただいている皆さんに対し、知事が謝意を表するとともに、同運動の一層の推進に向け激励します。
また、強調月間中は、県内プロスポーツチームのホームゲームでの啓発活動など様々な取り組みが実施される予定です。
※福岡県推進委員会とは、“社会を明るくする運動”の全県的な周知及び推進のため、更生保護を支える団体や企業、行政機関、議会等で構成された組織です。
1 日時
令和7年6月30日(月) 15時00分~15時20分
2 場所
特別会議室(県庁8階南棟)
3 出席者
福岡県保護司会連合会 会長 矢野 鉄也(やの てつや)
更正保護法人福岡県厚生保護協会 理事長 古村 至朗(ふるむら じろう)
福岡県厚生保護施設連盟 会長 横田 進太(よこた しんた)
福岡県厚生保護女性連盟 会長 清水 民子(しみず たみこ)
福岡県BBS連盟 会長 吉富 正広(よしとみ まさひろ)
福岡県協力雇用主会 会長 野口 義弘(のぐち よしひろ)
NPO法人福岡県就労支援事業者機構 事務局長 牟田 章(むた あきら)
福岡保護観察所長 中島 明(なかじま あきら)
4 次第
(1)出席者紹介
(2)内閣総理大臣からの文書受け取り(中島所長から知事へ受け渡し)
(3)激励の言葉
福岡県知事 服部 誠太郎
(4)出席者代表による決意表明
(5)歓談
(6)写真撮影
(社会を明るくする運動ポスター)
第75回“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~ について
“社会を明るくする運動”とは
○社会を明るくする運動は、昭和24年、第二次世界大戦後の荒廃した街にあふれた子どもたちの将来を危惧した東京・銀座の商店街の有志の方々が、非行の予防等を広く訴えて開催した「銀座フェアー」が契機となっており、保護司を始めとする更生保護関係者を中心に、犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支えるための全国的な運動です。
○この運動は、法務省が主唱し、毎年7月を強調月間として全国で実施されています。
○福岡県推進委員会の委員長には知事が就任しており、福岡県保護司会連合会をはじめ、更生保護を支える団体、企業など67の機関・団体でこの運動を推進しています。
“社会を明るくする運動”の目標
【目標1】
犯罪や非行を防止し、新たな被害者も加害者も生まない安全で安心して暮らすことのできる明るい地域社会を築くこと
【目標2】
犯罪や非行をした人が再び犯罪や非行をしないように、その立ち直りを支えること
強調月間における福岡県推進委員会の取り組み(予定)
【取組1】
福岡ソフトバンクホークス、アビスパ福岡、ギラヴァンツ北九州と協力した啓発活動
【取組2】
“社会を明るくする運動”小学生・中学生による作文コンテスト
【取組3】
本運動に参加する関係機関・団体の機関紙等を通じた理解促進活動
【取組4】
ポスター、パンフレット、幸福(しあわせ)の黄色い羽根など広報媒体の配布支援活動
【取組5】
更生保護ボランティアの活動支援・なり手確保ための理解促進活動
【取組 6】
犯罪や非行をした人が、各種支援を受けやすくするためのネットワーク構築を目的とした理解促進活動
※県内各地区においては、ポスター掲示や立て看板の設置、SNSを活用した広報活動、パレードでのPRや、啓発グッズ配布などの街頭啓発活動を実施予定です。