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日本医科大学が「熱中症判定フリーアプリ」を県内で試験運用します!~アプリが熱中症の重症度を自動判定し、対処法を回答します~
日本医科大学は、「気候変動適応の社会実装に向けた総合的研究」に参画しており、その一環として「熱中症判定フリーアプリ」を開発しています。
本アプリは、体調や症状等を入力することで、熱中症の重症度を自動判定し対処法を提示できるため、重篤化の防止に有用です。
今回、日本医科大学から福岡県気候変動適応センター※1に、全国に先駆けた本アプリの試験運用に関する協力依頼がありましたので、県では、県民や市町村(消防本部等)への周知を図ります。
1 気候変動適応の社会実装に向けた総合的研究の概要
(1) 研究代表者
国立環境研究所 気候変動適応センター 肱岡 靖明(ひじおか やすあき) センター長
(2) 研究期間
令和7(2025)年度から令和11(2029)年度
(3) 研究テーマ
a. 気候変動適応実践支援システムの構築と応用に関する研究
b. 気候変動に対する地域単位の包括的な適応戦略の解析・創出
c. 都市域の気候変動リスク評価と適応戦略の解析
d. 適応実践に向けた異なるステークホルダーレベルでの課題の抽出とソリューションの提案
e. 気候変動に伴う健康影響に関するデータ収集・データドリブンな解析
(4) 研究資金
環境研究総合推進費(環境省・独立行政法人環境再生保全機構 (ERCA))※2
2 熱中症フリーアプリ(利用料:無料)の概要
(1) 研究責任者
日本医科大学大学院医学研究科 横堀 將司(よこぼり しょうじ)教授
(問合せ先) TEL:03-3822-2131 ,E-mail:nmsheatstroke@gmail.com
(2) 概 要(※ 詳細は別紙チラシ参照)
1の研究テーマ「気候変動に伴う健康影響に関するデータ収集・データドリブンな解析」において開発したアプリ。
熱中症が疑われる方(又はその関係者)が、体調や症状を入力することで、熱中症の重症度(救急搬送要請の必要性など)を自動判定し、利用者に提示する。
救急隊員や医療機関がバイタルサインや処置内容を入力することで、熱中症治療に関するデータが蓄積・分析され、より実効性の高い熱中症対策が期待される。
(3) 目 標
本アプリを活用し、地域における暑さ指数(WBGT)データ※3との突合・発症者数・死者数との比較やアプリが示す応急処置・指定暑熱避難施設情報等による予防効果判定を目指す。
※1. 気候変動適応法第13条に基づく地域気候変動適応センターであり、福岡県保健環境研究所・脱炭素社会推進課が事務局を担っている。
県内各地における気候変動の影響や適応策に関する情報を収集し、市町村や県民、事業者の方々に分かりやすく発信している。
※2. 環境省が必要とする研究テーマ(行政ニーズ)を提示して公募を行い、広く産学官の研究機関の研究者から提案を募り、外部有識者で構成される評価委員会及び分野毎の研究部会の審査を経て採択された課題を実施する、環境政策貢献型の競争的資金。
本取り組みは、環境省・独立行政法人環境再生保全機構 (ERCA)の環境研究総合推進費(JPMEERF25S12450)により実施している。
※3. 熱中症の危険度の指標となる数値であり、「湿度」、「日射・照り返し(熱)」、「気温」の3要素 を基に計算される数値(単位は℃)。
| 危険度 | ほぼ安全 | 注意 | 警戒 | 厳重警戒 | 危険 |
|---|---|---|---|---|---|
| 暑さ指数 | 21未満 | 21以上25未満 | 25以上28未満 | 28以上31未満 | 31以上 |
| 熱中症予防運動指針 | 適時水分補給 | 積極的に水分補給 | 積極的に休息 | 激しい運動は中止 | 運動は原則中止 |
【出典】(公財)日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)


