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令和7年度福岡県地域おこし協力隊起業準備セミナーを開催します
「地域おこし協力隊」は、都市地域から過疎地域等に住民票を異動し、地域協力活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る制度です。本県においても、現在、約半数の市町村に導入され、100名を超える隊員が各地域で活躍しています。
県では、多岐にわたる「地域おこし協力隊」の活動を支援するため、研修会や交流会等を開催し、隊員同士の情報交換や仲間づくりの場を設けています。
11月4日に、県内の地域おこし協力隊経験者と連携し、起業を検討している地域おこし協力隊員を対象に、起業に向けて今できること・すべきことを学ぶ起業準備セミナーを開催します。
1 日時
令和7年11月4日(火曜日)13時00分~16時00分
2 会場
県庁 地下1階 行政4号会議室(福岡市博多区東公園7-7)
3 次第(全て取材可能)
(1)講演「地域×得意なことで起業する -起業の種の見つけ方-」
講師:村上 夕子氏(香春町地域おこし協力隊経験者)
(2)講演「クラウドファンディングで広がる“起業”の選択肢アイデアを形にする力を身につけよう」
講師:横溝 南海氏(熊本県上天草市地域おこし協力隊経験者)
(3)事業説明
・県の取組(福岡よかとこビジネスプランコンテスト・福岡よかとこ起業支援金)について
説明:県商工部スタートアップ推進課創業支援係
・商工会の支援事業(補助金、創業塾等)について
説明:福岡県商工会連合会 経営支援課 参事 北村 直之 氏
(4)ワークショップ「起業に向けたロードマップの作成」
進行:福岡県地域おこし協力隊サポーターズConeru(コネル)
4 参加者
県内の地域おこし協力隊員 8名(予定)
5 講師
(1)村上 夕子 氏(香春町地域おこし協力隊経験者)
服飾専門学校でファッションの基礎を学んだのち、渡英してテキスタイルデザインを学ぶ。帰国後、東京のコレクションブランドでテキスタイル・商品企画デザイナーとして10年間勤務。母の介護のため福岡へUターン後、平成30年に香春町の地域おこし協力隊に着任し、任期中に起業。現在は柿渋染め製品の製造販売に加え、福岡県よろず支援拠点コーディネーター、直鞍ビジネス支援センターアドバイザー、web&グラフィックデザイナー、講師業、マルシェ企画運営など多岐にわたる活動を展開している。

(2)横溝 南海氏(熊本県上天草市地域おこし協力隊経験者)
令和4年に熊本県上天草市で地域おこし協力隊として「地域×シェアリングエコノミー」のまちづくりに挑戦。クラウドファンディングの可能性に魅了され、現在はソーシャルグッドなクラウドファンディング「ForGood(株式会社ボーダレス・ジャパン)」で、プロジェクトの伴走支援や事業開発を担当。地域プロジェクトの立ち上げや資金調達を支援している。

6 主催
企画・地域振興部市町村振興局政策支援課
7 企画・運営
福岡県地域おこし協力隊サポーターズConeru(コネル)
<概要>
・現役の地域おこし協力隊の活動や協力隊を導入する市町村への支援、協力隊同士の連携や交流を促進するため、県内の隊員経験者からなる「福岡県地域おこし協力隊OB・OGネットワーク」を令和5年12月に設立。
・令和7年1月に名称を「福岡県地域おこし協力隊サポーターズConeru(コネル)」に変更し、県と連携して県内隊員向けの研修・セミナーの企画・運営や隊員からの相談対応などを行っている。
<福岡県地域おこし協力隊サポーターズConeruホームページ>
URL: https://coneru-fukuoka.com/


