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「第2期福岡県肝炎対策推進計画」を策定しました
発表日:2024年3月29日 11時00分
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担当課:
保健医療介護部がん感染症疾病対策課
直通:
092-643-3576
内線:
3530
担当者:
小迫、梶原
本県では、平成30年3月策定の「福岡県肝炎対策推進計画」(計画期間:平成30年度~令和5年度)により、肝炎対策を総合的・計画的に推進してきました。
今般、国において肝炎対策の推進に関する基本的な指針が見直されたことや、依然として肝炎ウイルスに感染しているものの自覚のない者が多数存在すると推定されることなど、肝炎医療を必要とする者に適切に医療を提供していくためには、いまだ解決すべき課題があることから、現行計画を見直し、第2期「福岡県肝炎対策推進計画」を策定しました。
1 策定の趣旨
本県の肝炎対策の総合的かつ計画的な推進を図るための計画として策定。
2 策定根拠及び計画期間
・策定根拠:肝炎対策基本法第4条の規定及び肝炎対策の推進に関する基本的な指針
・計画期間:2024(令和6)年度~2029(令和11)年度(6年間)
3 福岡県の現状
・肝がん(肝及び肝内胆管)の死亡数は、年々減少しており、令和4(2022)年の死亡数は1,249人。
・肝がん(肝及び肝内胆管)の75歳未満年齢調整死亡率は、人口10万対で男女計4.6であり、全国値3.5より高い。
4 全体目標
【数値目標】肝がんによる死亡率(75歳未満年齢調整死亡率)を6年間で30%減少
5 主な個別目標
項 目 |
現状値 |
目標値(R11) |
肝炎ウイルス検査の陽性者に対する専門医療機関への受診勧診 |
42%(R4) |
精密検査受診率100% |
肝炎医療コーディネーターの養成 |
949人(R4) |
新規養成900人 |
6 施策の柱
・肝炎ウイルス検査の促進
・適切な肝炎医療の提供
・肝炎に関する正しい知識の更なる普及啓発
・肝炎患者及びその家族等に対する相談支援や情報提供の充実