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第2期「福岡県肝炎対策推進計画」を策定しました
1 策定の趣旨
本県では、平成30年3月策定の「福岡県肝炎対策推進計画」(計画期間:平成30年度~令和5年度)により、肝炎対策を総合的・計画的に推進してきました。
今般、国において肝炎対策の推進に関する基本的な指針が見直されたことや、肝がんによる死亡者数は減少傾向にあるものの、肝がんによる死亡率は全国と比べて依然として高い状況にあること、肝炎ウイルスに感染しているものの自覚のない者が多数存在すると推定されること等から、肝炎対策を総合的、計画的に進めるため、第2期「福岡県肝炎対策推進計画」を策定しました。
2 根拠法令
肝炎対策の推進に関する基本的な指針 第9(3)ア
「都道府県においては、肝炎対策基本法の趣旨に基づき、都道府県単位での肝炎対策を推進するための計画を策定する等、地域の実情に応じた肝炎対策を講じるための体制を構築し、管内市区町村、拠点病院をはじめとした医療関係者、肝炎患者等及びその他の関係者と連携して肝炎対策を推進することが望まれる。」
3 計画期間
令和6年度から令和11年度までの6か年
4 計画の概要
全体目標 |
肝がんによる死亡率(75歳未満年齢調整死亡率)を6年間で30%減少 |
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施策の柱 |
1 肝炎ウイルス検査の促進 |
2 適切な肝炎医療の提供 |
3 肝炎に関する正しい知識の更なる普及啓発 |
4 肝炎患者及びその家族等に対する相談支援や情報提供の充実 |
個別施策 |
(1)肝炎ウイルス検査に関する広報活動の強化 (2)職域等での受検機会の拡大 (3)肝炎ウイルス検査の陽性者に対する専門医療機関への受診勧診 【個別目標 肝炎ウイルス検査陽性者の精密検査受診率100%】 (4)初回精密検査費及び定期検査費助成制度の継続実施 (5)職域におけるプライバシー配慮の徹底 |
(1)拠点病院と専門医療機関及び治療医療機関等における情報の共有 (2)拠点病院及び専門医療機関から治療医療機関へ技術的支援 (3)抗ウイルス療法等の推進 (4)肝疾患相談支援センターにおける受診継続支援 (5)肝炎患者支援手帳の継続的活用 (6)肝炎医療コーディネーターの養成セミナー等の実施 【個別目標 新規肝炎医療コーディネーターの養成900人】 (7)肝炎等治療医療費助成制度の実施 |
(1)世界肝炎デー・日本肝炎デー及び肝臓週間における啓発活動の実施 (2)感染予防についての普及啓発 (3)ハイリスクな方への啓発 (4)職域との連携推進 (5)肝疾患相談支援センター、肝炎医療コーディネーターの県民への周知 (6)肝炎患者等に対する偏見や差別の解消 |
(1)肝疾患相談支援センターにおける就労等の相談支援 (2)肝炎患者支援手帳の継続的活用 (3)肝炎医療コーディネーター養成セミナー等の実施 【個別目標 新規肝炎医療コーディネーターの養成900人】※再掲 |
5 計画本文
【 「本編」の全文 】