本文
全国初!クリーニング衣類用カバーを再びカバーへリサイクル!~11月9日に(株)アルサ等が生嶋副知事へ再生カバー仕上げの衣類をお届けします~
飲食店のストロー等では、プラスチック代替素材への切替や再資源化が進む一方、クリーニングの衣類用カバーは、中身の視認性(透明度)確保の必要性などから、代替や再資源化が極めて困難とされてきました。このため、これまでプラスチック削減は「カバーを薄くすること(薄肉化)」が主流であり、水平リサイクル※(カバー to カバー)は不可能と考えられていました。
こうした業界内の常識を覆し、この度、福岡市内でクリーニング店を営む「(株)アルサ」が、全国で初めて衣類用カバーの水平リサイクルに成功しました。本成果は、(公財)福岡県リサイクル総合研究事業化センターとの実証や福岡県工業技術センターによる技術協力に加え、店頭での異物混入防止と日進化学(株)の高いプラスチック成形技術といった、官民一体となった取り組みの結実と言えるものです。
この成果と、11月10日(火)から店舗において再生カバーの利用開始の報告にあたり、(株)アルサ等の関係者が11月9日(月)に生嶋副知事を訪問します。
※回収した製品や素材を、同等程度の製品や素材の原料としてリサイクルし再製品化すること
1 事業概要
- 官民が連携し、特定プラスチック使用製品の一つである「衣類用カバー」の水平リサイクルの課題を克服し、持続可能な衣類用カバーの水平リサイクルを実現。

2 店舗での利用開始
(株)アルサが運営する「そらいろクリーニングファクトリー」の下記3店舗で再生カバーの提供を開始します。引き続き、衣類用カバーの回収に御協力をお願いします。
- 開 始 日:11月10日(火)店舗で再生カバー仕上げの衣類の提供を開始
- 実施店舗:そらいろクリーニングファクトリー

- 回収対象:そらいろクリーニングファクトリーで提供された衣類用カバー
- 回収特典:アプリでのポイント付与(5枚で1ポイント)
3 表敬訪問
- 日 時:令和8年11月9日(月)14時30分~14時50分
- 場 所:県庁
- 来 訪 者 :株式会社アルサ 代表取締役 中田 大史(なかた ひろし)
日進化学株式会社 代表取締役社長 渡邉 裕美(わたなべ ひろみ) - 対 応 者 :福岡県副知事 生嶋 亮介
- 次 第:(1)来訪者紹介
(2)事業代表者による挨拶、事業の概要説明
(3)再生カバー仕上げの衣類のお届け、記念撮影
4 関係者連絡先
〇クリーニング衣類用カバーの回収・再生カバーの使用について
株式会社アルサ Solairo広報 担当:毛利
〒810-0801 福岡市博多区中洲5丁目5番13号 KDC福岡ビル4F
TEL:092‐263-7222(080-2729-2973)
〇再生衣類用カバーの製造に関すること
日進化学株式会社 品質管理室 担当:五十嵐
〒811-4342 福岡県遠賀郡遠賀町大字尾崎1716番地2
TEL:093-281-5111
〇実証事業(再生カバーの物性評価等)に関すること
福岡県工業技術センター 化学繊維研究所 化学課 担当:内山、木村
〒818‐8540 福岡県筑紫野市上古賀3丁目2-1
TEL:092-925-7722
〇実証事業全般に関すること、取材の申し込みについて
(公財)福岡県リサイクル総合研究事業化センター プロジェクト推進班 担当:寺本
〒808-0135 北九州市若松区ひびきの2-1 産学連携センタービル4階
TEL:093-695-3069
参考1 実証事業(令和4~6年度)について
- <R4年4月~>実証事業の開始
クリーニング衣類用カバ-の回収・再資源化に関する実証事業を開始。 - <R4年7月~>回収(使用済みカバー)
福岡市内の4店舗で回収。回収量:1,017kg(R4~R6) - <R5年2月~>再生カバーの試作
県工業技術センター 化学繊維研究所での物性評価を基に、県内事業者の協力を得て再生カバーを試作。
カバーの印字の影響により、再生カバーが着色。 - <R5年12月~>カバーの変更
印字なしのカバーに変更。 - <R8年1月~>再生カバーの製造に成功
包装試験により製造した再生カバーが十分な品質を有することを確認。 - <R8年11月~>実用化開始
県工業技術センター 化学繊維研究所の協力により、事業化に不可欠な再生原料及び再生カバーの製造事業者とマッチング。

参考2 (株)アルサのサステナブルな取り組み
- 100%植物性の洗剤によるクリーニング
自然由来成分の洗剤を使用することで、工業用排水の改善、人体の影響面に配慮。

- 環境に良いオリジナル洗剤類の店頭量り売り
せんたく洗剤、柔軟剤、粉類等を量り売りすることで、プラスチック容器の削減。


- 段ボールハンガーの開発・導入
福岡県内の段ボール会社と共同で段ボールハンガーを開発し、店舗で使用するハンガーをプラスチックハンガーから段ボールハンガーへ変更。
使用後は店舗で回収し、リユース・リサイクルへ。




