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カルコパイライト太陽電池を用いた水位観測設備でのオフグリッド運用実証実験を開始します!
担当課:
脱炭素社会推進課(実証事業について)
直通:
092-643-3148
内線:
2792
担当者:
山下
担当課:
河川管理課(水位観測設備について)
直通:
092-643-3690
内線:
4535
担当者:
助廣(すけひろ)
「薄い・軽い・曲げられる」等の特徴をもつ次世代型太陽電池は、従来の太陽電池では設置が困難であった場所にも設置可能であり、再生可能エネルギーの普及拡大と地域共生を両立する技術として期待されています。
県では、この将来性に着目し「福岡県次世代型太陽電池実証事業補助金」を創設し、県内において、将来の普及を見据えた拡張性が高い場所への実証事業を支援しています。
このたび、補助事業者に決定した名古屋電機工業株式会社が、軽量・柔軟な次世代型太陽電池の一つであるカルコパイライト太陽電池を、国内で初めて、県が管理する水位観測設備に設置し、オフグリッド運用(電力の自給自足による運用)の実証実験を開始します。
1 実証実験の実施場所
御笠川 隅田橋水位観測局(福岡県福岡市博多区)
2 実施期間
令和8年12月から令和9年3月まで

(写真)カルコパイライト太陽電池

(写真)実証対象となる水位観測局
※カルコパイライト太陽電池の設置前
【参考1】名古屋電機工業株式会社について
・ 代表者:服部 高明(はっとり たかあき)
・ 設立:1958年5月
・ 資本金:1,184,975千円
・ 従業員数:409名(連結)
・ 本社所在地:愛知県あま市篠田面徳29-1
・ 福岡支店:福岡市博多区博多駅南4-10-36
・ 事業内容:道路情報板を中心とする各種情報提供システムの製造及び販売
・ 本県との関わり:太陽光パネル付道路情報板を県内に設置
【参考2】福岡県次世代型太陽電池実証事業補助金について
(1)事業の目的
県内において、次世代型太陽電池(カルコパイライト太陽電池、ペロブスカイト太陽電池等)を将来の普及を見据えた拡張性が高い場所に設置する実証に要する経費を予算の範囲内で補助することにより、次世代型太陽電池の普及拡大を図るもの。
(2)交付事業者、実施場所
| 交付事業者 | 実施場所 |
|---|---|
| 名古屋電機工業 株式会社 | 水位観測設備のオフグリッド運用(福岡市博多区) |
| 第一交通産業 株式会社 | 第一交通産業株式会社 大野城営業所(大野城市) |
| グリーンライフ産業 株式会社 |
グランド工房 筑紫野店(筑紫野市) グランド工房 西福岡店(福岡市西区) |
(3)当補助金に係る県ホームページ
【参考3】名古屋電機工業株式会社の実証実験概要
(1)目的
カルコパイライト太陽電池単体でのオフグリッド運用(電力の自給自足による運用)の検証。これは、将来のペロブスカイト太陽電池とカルコパイライト太陽電池を組み合わせたタンデム型太陽電池の開発へ繋がる取り組み。
(2)実施内容
・ カルコパイライト太陽電池を活用した水位観測設備のオフグリッド運用
・ 水位観測設備に設置した場合のカルコパイライト太陽電池の発電量計測
・ 既設テレメータ支柱への設置工法の検証
(3)使用する太陽電池
| 種類 | カルコパイライト太陽電池 |
|---|---|
| パネルサイズ | 縦427mm × 横395mm |
| 設置枚数 | 8枚 |
| 出力電力 | 約100W |
(4)実施体制

(5)本実証実験にかかる補助金交付額
5,000,000円
【参考4】次世代型太陽電池について
次世代型太陽電池であるカルコパイライト太陽電池とペロブスカイト太陽電池は発電層に用いる物質が異なるが、「薄い、軽い、曲げられる」という特徴が共通しており、従来型の太陽電池が設置困難な場所にも設置が可能で今後の普及が期待される。
| カルコパイライト太陽電池 | ペロブスカイト太陽電池 |
シリコン太陽電池 (従来の太陽電池) |
|
|---|---|---|---|
|
発電層の主要材料 |
銅、インジウム、ガリウム、セレン |
ヨウ素 |
ケイ素 |
| 主な特徴 | 薄い、軽い、曲げられる | 薄い、軽い、曲げられる | 耐久性が高いが、重くて硬い(設置場所が限定される) |
| 現時点での発電効率 | 中 | 中 | 高 |

(写真)カルコパイライト太陽電池

(写真)ペロブスカイト太陽電池
【参考5】水位観測設備について
河川の水位を常時観測し、大雨や洪水時の防災対応等に必要な情報を収集する設備。
※本実証では、観測設備としての機能を確保するため、太陽電池による発電が不十分な場合には、商用電源へ切り替えるバックアップ機能を設ける。


