本文
特定外来生物「ツマアカスズメバチ」に関するお知らせ
更新日:2022年12月2日更新
印刷
特定外来生物「ツマアカスズメバチ」に関するお知らせ
特定外来生物に指定されているツマアカスズメバチは、国内では長崎県対馬市でのみ定着が確認されています。
福岡県内では、令和4年11月現在、4市町で確認されています。
・北九州市(平成27年9月)
・福岡市(令和4年5月から9月)
・糟屋郡久山町(令和4年5月から9月)
・糟屋郡篠栗町(令和4年8月から9月)
平成24年10月 | 長崎県対馬市 | 国内初確認 |
平成27年9月 | 福岡県北九州市 | 営巣を確認 |
平成28年5月 | 宮崎県日南市 | 女王バチ1個体を確認 |
平成29年9月~11月 | 長崎県壱岐市 |
働きバチ5個体を確認 |
平成30年5月 | 長崎県壱岐市 | 女王バチ1個体を確認 |
平成30年10月 | 大分県大分市 | 営巣を確認 |
令和元年11月 | 山口県防府市 | 営巣を確認 |
令和4年5月 | 福岡県福岡市 | 女王バチ1個体を確認 |
令和4年5月 | 福岡県糟屋郡久山町 | 女王バチ1個体を確認 |
令和4年5月から9月 |
福岡県福岡市、 糟屋郡久山町、篠栗町 |
散発的に確認 |
令和4年9月 |
福岡県福岡市、 糟屋郡久山町、篠栗町 |
約30個体を確認 |
ツマアカスズメバチの基本情報
原産地
中国、台湾、東南アジア、南アジア
形態的特徴
- 体は、全体的に黒っぽい
- 脚先が黄色
- アゴの周りと腹部がオレンジ色
- 大きさは20から30ミリ程度
ツマアカスズメバチの生態
- 主に昆虫類(ミツバチを含む)を捕食します。
- 樹木の高い位置に営巣することが多いです。
- 在来スズメバチよりも大きな巣をつくるといわれています。
写真:ツマアカスズメバチ(九州地方環境事務所提供)
ツマアカスズメバチに関するチラシ(環境省) [PDFファイル/336KB]
懸念される影響
- 人への影響
- 農林業への影響
- 生態系への影響
※人への影響については、在来のスズメバチ以上の影響はないといわれています。
ツマアカスズメバチの見分け方
ツマアカスズメバチの見分け方のポイントは次のとおりです。
連絡先
ツマアカスズメバチを発見された場合は、発見された市町村または県各保健福祉環境事務所に御連絡ください。
※駆除をする際は、害虫駆除業者等に依頼してください。(費用は自己負担)
害虫駆除業者は、福岡県ペストコントロール協会に紹介してもらうことができます。
福岡県ペストコントロール協会 Tel : 092-608-7103
関連する情報
環境省、北九州市、福岡市、糟屋郡久山町のホームページ(新しいウインドウで開きます)。
環境省のホームページ(日本の外来種対策 ツマアカスズメバチ)