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帯状疱疹の症状とその予防等について

更新日:2024年1月23日更新 印刷

帯状疱疹とは

原因

 帯状疱疹とは、体内に潜んでいる水痘(=水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスによって起こります。小児期等に水痘にかかると、生涯にわたって水痘・帯状疱疹ウイルスが体内に潜伏し、加齢・疲労・ストレスなどで免疫力が低下すると再び活性化し、帯状疱疹として発症します。

 成人の9割以上が水痘・帯状疱疹ウイルスを保有し、50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると推定されています。

症状

 初期症状は、皮膚の痛みで体の左右どちらか片側の神経に沿って起こります。数日後にはピリピリ感・痛みのある部位に発疹が現れます。発疹は徐々に広がっていき、やがて水疱(水ぶくれ)に変化します。水ぶくれは時間の経過で破れてかさぶたとなり治癒します。皮膚の症状が元に戻るまでには1か月程を要します。

 また、帯状疱疹は、合併症を伴うことがあり、代表的なものは、皮膚の症状が治まった後も、3か月以上痛みが続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)」があります。

治療

 抗ウイルス薬を投与することにより、痛みの期間の短縮、発疹の発生の抑制、皮膚の症状の治癒を促す効果が得られます。十分な治癒効果を得るためには、発症後速やか(発疹が現れてから3日以内)に投与を開始することが望ましいとされていますので、症状が現れた際には早めに医療機関を受診しましょう。

予防

 免疫の低下が帯状疱疹につながることから、日頃からの体調管理が大切です。日頃のバランスのとれた食事や、適度な運動、適切な睡眠を心掛けましょう。

帯状疱疹ワクチン(任意接種)

 帯状疱疹ワクチンは、発症を抑制し、重症化や後遺症の予防につながるとされています。

 帯状疱疹に有効なワクチンは2種類あります。接種については、かかりつけ医師とよくご相談の上、ご検討ください。

 

 

乾燥弱毒生水痘ワクチン

(ビケン)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

(シングリックス)

対象者 50歳以上 50歳以上
注射方法 皮下注射 筋肉内注射
接種回数等 1回 2回(1回目接種後2か月~6か月までの期間を空けて2回目を接種)
主な副反応

・注射部位の赤み、かゆみ、痛み、腫れ など

・注射部位の赤み、痛み、腫れ

・胃腸症状 など

(ビケン添付文書(第3版)、シングリックス添付文書(第1版)及び国の審議会資料等を基に作成)

接種費用

 帯状疱疹は、任意接種のため、接種費用は全額自己負担となりますが、市町村によっては独自に助成制度を設けている場合がありますので、お住いの自治体の広報・ホームページ等をご確認ください。

帯状疱疹ワクチン接種費用に対する助成制度を設けている市町村(令和6年1月時点)
市町村名 担当課 連絡先 ホームページ
太宰府市 元気づくり課 092-928-2000 太宰府市(外部サイト)
朝倉市 健康課 0946-22-1111 朝倉市(外部サイト)
大野城市 健康課 092-501-2222 大野城市(外部サイト)
須恵町 健康増進課 092-932-1151 須恵町(外部サイト)
粕屋町 健康づくり課 092-938-0258 粕屋町(外部サイト)

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