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劇症型溶血性レンサ球菌感染症についてお知らせします

更新日:2024年4月1日更新 印刷

劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは

劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、主にA群溶血性レンサ球菌により引き起こされる感染症です。

A群溶血性レンサ球菌の感染による主な症状は咽頭炎ですが、通常は細菌が存在しない組織(血液、脳脊髄液、筋肉など)にレンサ球菌が侵入し、急激に重篤な症状を示すことがあります。

 

感染経路・予防

詳しい感染経路は明らかになっていませんが、傷口や手術創から感染したり、鼻やのどの粘膜から感染したりすると言われています。

予防のため、傷口を清潔に保ち、咳やくしゃみの後や食事の前などには手を洗いましょう

 

症状

一般的な症状は、急激な手足の痛みのほか、発熱、筋肉痛、吐き気、嘔吐、下痢、全身倦怠感、低血圧などがあります。

発症後数十時間以内に組織の炎症、肝不全、腎不全、けいれん・意識消失などの中枢神経症状といった症状が現れ、死に至ることがあります。

 

発生状況

県内における劇症型溶血性レンサ球菌感染症の発生状況は、以下のページを確認してください

今年の発生状況: 全数対象疾患における累積報告数|福岡県感染症情報センター(新しいウィンドウで開く)

これまでの発生状況: 福岡県感染症年報|福岡県感染症情報センター(新しいウィンドウで開く)

関連情報

劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは|国立感染症研究所(新しいウィンドウで開く)

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