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建設現場の遠隔臨場に関する試行要領を改定しました
福岡県県土整備部発注工事において「段階確認」、「材料確認」と「立会」を必要とする作業に遠隔臨場を適用し、受発注者間の作業効率化を図るとともに、契約の適正な履行として施工履歴を管理することを目的として、試行工事を実施します。
福岡県県土整備部における「建設現場の遠隔臨場に関する試行要領」を改定しました。
主な改定内容は以下のとおり
〇従来からの受注者希望型を受発注者協議型に改め、さらに発注者指定型を追加導入します。
設計金額5,000万円以上の工事は発注者指定型とし、原則、遠隔臨場を実施してください。
〇遠隔臨場を実施した受注者は事例集を作成し、工事完成図書として提出してください。
〇受注者は、「建設現場の遠隔臨場」利用マニュアルを参考に、遠隔臨場を実施してください。
※本試行要領は、令和5年4月1日以降に、指名通知又は入札公告する工事に適用します。
指名通知等が4月1日以前でも対応が可能な場合は、発注者と協議により試行が出来るものとします。
1.試行対象工事
試行対象工事は、段階確認・材料確認又は立会が必要な全ての工事を対象とします。
2.試行方法
・試行工事の対象である場合は、特記仕様書に明記し発注します。
・「発注者指定型」
当初設計金額5,000万円以上の工事を対象とし、原則、遠隔臨場を実施するものとします。
ただし、発注者が必要と認める場合は、現場臨場とすることができます。実施できない場合、通信状態が悪い等の合理的理由を示した工事打合簿を提出してください。
・「受発注者協議型」
発注者指定型以外の工事を対象とし、受発注者協議により実施を決定します。
3.適用年月日
・令和5年4月1日以降、指名通知又は入札公告する工事に適用します。
・指名通知等が4月1日以前でも対応が可能な場合は、発注者と協議により試行が出来るものとします。
4.試行要領等
「改定履歴」