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福岡県ワンヘルス推進行動計画
「人と動物の健康および健全な環境が調和した社会」を目指して
新型コロナウイルス感染症をはじめとした新興感染症の多くは、人と動物の双方に感染する人獣共通感染症で、森林開発など自然環境へ負荷を与える行為、また、これらに伴う地球温暖化や生態系の劣化、そして、人と動物の関係性の変化など、さまざまな要因が複雑に関係し、元々野生動物が持っていた病原体が人へ感染するようになったと言われています。
このように、さまざまな分野にまたがる問題に対応するには、人と動物の健康と環境の健全性を一つと捉え、一体的に守っていくワンヘルスの取り組みが重要となります。
本県は、2016(平成28)年11月に北九州市で開催された「第2回世界獣医師会-世界医師会“One Health”に関する国際会議」においてまとめられた「福岡宣言」の地として、ワンへルスの推進に取り組んできました。さらに、2020(令和2)年12月、議員提案により、全国で初めてワンヘルスの推進を掲げた「福岡県ワンへルス推進基本条例」を制定しました。
この行動計画は、本条例に基づき、福岡県におけるワンヘルスの実践の仕組みを構築するために、本県のワンヘルスの推進に関する施策または取り組みを体系的に整理し、策定するものです。
県民、事業者、関係団体の皆さんをはじめ、市町村、近隣自治体、国などと連携・協力し、この行動計画に基づく施策を着実に進めていき、「人と動物の健康および健全な環境が調和した社会」を目指します。
計画期間
令和4年度から令和8年度までの5年間
福岡県ワンヘルス推進行動計画
本編
一括ダウンロード
福岡県ワンへルス推進行動計画【本編】 [PDFファイル/8.33MB]
分割
第1章 計画策定の基本事項 [PDFファイル/7.09MB]
概要版
福岡県ワンへルス推進行動計画【概要版】 [PDFファイル/5.24MB]
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