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レプトスピラ症に注意しましょう

更新日:2024年5月31日更新 印刷

レプトスピラ症とは

レプトスピラ症は、レプトスピラという細菌が感染することでおこる人獣共通感染症です。

レプトスピラは、汚染された川の水や土壌などを介して感染します。

福岡県内でも、川遊びの後にレプトスピラが感染したと疑われる事例が発生しており、注意が必要です。

 

症状

感染後、3~14日程度の潜伏期間を経て、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、腹痛などの症状が現れます。

風邪のような症状のみが現れる軽症型から、黄疸、出血、腎不全などの症状が現れる重症型(ワイル病)まで症状は様々です。

 

感染経路

レプトスピラは、ネズミなどの野生動物が保有しており、尿と一緒に排泄されることで、水や土壌を汚染します。

レプトスピラの感染経路は、主に、汚染された水や土壌と接触することで、傷口や粘膜から感染する経皮感染と、汚染された水や食品を飲食することで感染する経口感染があります。

特に、国内では川遊びや水辺のレジャーを行った後にレプトスピラ症を発症する事例が多く発生しています。

 

予防・対策

  • 川や池などで遊泳、レジャーを行う場合は、水中でけがをしないよう適切な服装を着用しましょう。
  • けがをしている場合は、水の中に入らないようにしましょう。
  • 川の水はそのまま飲まないようにしましょう。
  • 台風や大雨の後など、川や池が増水している場合や、水が濁っている場合は、水の中に入らないようにしましょう。

啓発ツール

 レプトスピラ症に注意しましょう [PDFファイル/289KB]

関連リンク

レプトスピラ症とは(国立感染症研究所)(新しいウィンドウで開く)

感染症についての情報 レプトスピラ症(ワイル病)(検疫所)(新しいウィンドウで開く)

福岡県におけるレプトスピラ症患者の群発事例について(IASR Vol. 44 p30-31: 2023年2月号)(新しいウィンドウで開く)

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