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農業用ドローンで防除作業を効率化~キャベツの農薬散布試験を実施~(北筑前普及セ現地情報NO.23)
更新日:2025年12月25日更新
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令和7年12月19日に、JAむなかた及びキャベツ生産者の協力の元、農業用ドローンによるキャベツの農薬散布試験を行いました。
JAむなかたでは新たにドローンを整備し、農薬や肥料の散布を行う作業受託サービスが本年度から開始されました。管内のキャベツ等の露地野菜では、防除の遅れが課題となっており、ドローンを利用することで適期防除が可能になることが期待されています。
そこで普及センターは、ドローンによる農薬散布の時間や薬液の付着効果について調査を行いました。散布時間は慣行のブームスプレーヤーと比較して1/4程度まで短縮でき、薬液はキャベツの葉裏まで付着していることが確認できました。
生産者からは、「ドローン散布は短時間で広範囲のほ場を防除してもらえるので、防除の遅れを改善できる。」と今後のサービス活用に前向きな意見が出されていました。
普及センターは、今後もJA・部会と連携しながらキャベツの生産性向上に向けて支援を行います。



