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“排水カッター”で小麦の収量アップ ~畝間の亀裂施工によるほ場の排水性改善の現地実証~(北筑前普及セ現地情報NO.21)

更新日:2025年12月5日更新 印刷

 麦の生育には、ほ場の排水性が非常に重要であり、湿害は収穫量に大きく影響します。そこで、普及指導センターでは、本県農林業総合試験場が農機メーカーと共同開発した“排水カッター”を用いたほ場の排水性改善の現地実証試験を、古賀市の「農事組合法人アグリたにやま」の小麦ほ場において実施しました。“排水カッター”は、ロータリーなどのアタッチメントに取り付けて、播種や麦踏みなどの作業と同時工程で畝間に亀裂を施工し、排水性を高めることができる機械です。

 亀裂施工は、11月20日に播種作業との同時工程で行い、約6cmの深さの亀裂を施工することができました。

 試験を実施した農事組合法人の役員からは、「しっかりとした亀裂ができており、今後の生育が楽しみだ。」という期待の声をいただいています。

 今後は、麦踏み時にも“排水カッター”による畝間の亀裂施工を行う試験区を設けて、土壌水分センサーによる排水性の評価及び小麦の生育を調査する予定です。

実証試験の様子
播種機と排水カッター
亀裂の様子

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