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寒さに負けないイチゴの株づくりを目指して~JA粕屋いちご部会 現地講習会を実施~(北筑前普及セ現地情報 NO.19)
更新日:2025年11月18日更新
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令和7年11月7日にJA粕屋いちご部会現地講習会を開催し、約10名の部会員が参加しました。
普及指導センターからは、2番果房の花芽分化状況について報告しました。また、年内の充実した株づくりのため、電照や温度管理といった草勢管理のポイントについて説明しました。特に、年内までに草高30cmとすることを目標とし、心葉の葉柄の長さを目安に草勢を判断するよう呼びかけました。
講習会後には部会員4名のほ場を巡回しました。今年は生産者からの要望を踏まえ、巡回ほ場数を増やしました。ほ場の選定においては、管理の参考となる高収量者のほ場に加え、課題に取り組んでいる生産者のほ場も加えました。巡回では、イチゴの生育状況を観察しながら、ジベレリンの施用方法や病害虫防除等について活発に意見交換が行われました。参加者からは「様々なほ場を見ることができて非常に参考になった」との声が聞かれました。
普及指導センターは、今後もイチゴの品質向上および収量増加に向けた支援を行っていきます。


