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高温障害対策による水稲の品質向上に向けて(北筑前普及セ現地情報NO.6)

更新日:2025年7月8日更新 印刷

 粕屋地域では、令和6年の高温により水稲の品質が悪化し、特に田植え時期が早く、高温の影響を受けやすい品種「夢つくし」で品質の低下が目立ちました。そこで普及指導センターでは、JAと連携し、高温に強い品種の拡大・導入に向けた現地試験を行っています。

 品種は、福岡県育成品種の「元気つくし」と「(めぐみ)つくし」です。「元気つくし」は、すでに当地域の水稲面積の4割程度で作付けされており、高温障害の軽減効果も高いことから、さらなる作付け面積の拡大に向けて田植え時期の前進化を検討するための試験を実施しています。一方、「恵つくし」は、当地域での作付け事例が少ない品種であるため、まず現地での適応性を評価する試験を行っています。6月にJAと普及指導センターが行った生育調査では、両品種とも順調に生育していることを確認しています。

 また、栽培試験に加え、6月から8月にかけて計5回程度の高温障害対策情報の発信を予定しています。

 今年も厳しい暑さが予想され、高温障害の発生が懸念されますが、普及指導センターではJAと連携しながら品質の良い農産物の生産を支援していきます。

左:通常の玄米 右:高温で白濁した玄米
生育調査の様子

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