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水稲の高温障害について勉強会を実施しました
更新日:2025年1月7日更新
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粕屋地域では、令和6年の高温により水稲の品質が悪化し、特に田植え日が早い品種「夢つくし」で品質の低下が目立ちました。そこで、12月24日にJA粕屋職員向けに“水稲の高温障害”についての勉強会を実施しました。
勉強会では、高温障害の発生メカニズムや発生要因について説明し、高温障害を低減できる技術対策を紹介しました。その後は、生産現場の実情や実践可能な対策について参加メンバーで話し合いを行いました。その中では、「水管理を改善しないといけない」という声が上がった一方で、「水管理の重要な時期が梅雨と重なるため思うように実践できない」という意見も出され、どのような対策を講じていくのか継続的に検討していくこととなりました。
同様の異常気象は今後も続くと予想されるため、普及指導センターは高温障害対策となる品種や技術の現地試験をJAと連携しながら実施し、品質の良い農産物の生産支援を行っていきます。