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満開のレンゲほ場にてレンゲ米講習会を開催しました
更新日:2024年4月17日更新
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4月10日、糟屋郡宇美町の障子岳農区にて、レンゲを緑肥として用いた水稲の栽培講習会を行いました。障子岳農区では、水利組合によるレンゲ種子の購入補助が行われており、多くのレンゲ畑が存在します。マメ科の植物であるレンゲは、根に共生している根粒菌の働きにより、大気中の窒素を吸収するため水稲栽培の窒素肥料となり、通常施用される化学肥料の削減に繋がります。また、花盛りの時期は水田一面に淡い赤紫の花が咲くため景観の美化に繋がるほか、ミツバチの蜜源となります。
講習会では、JA営農指導員と協力して、現地の圃場にてレンゲの刈り取りと計量を行い、レンゲの生育量に対する化学肥料削減の目安や、すき込み時期等の栽培管理について説明を行いました。
今後も普及指導センターは、減化学肥料栽培等、環境に配慮した農業を継続して支援していきます。