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西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業
西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業
事業の目的
本連続立体交差事業はこれらの改善を図るため、この区間約3.3kmを連続的に高架化するものです。さらにこの区間に隣接して雑餉隈駅周辺の高架化も実施されており、福岡県と福岡市が連携して事業を進めることで合わせて約5.2kmの区間を連続的に立体交差化することです。
また、本事業と並行して駅及びその周辺を快適で魅力ある街とするために、駅前広場、土地区画整理等の事業を実施しています。
連続立体交差事業をはじめとする、安全で快適な賑わいのある「まちづくり」によって、西鉄天神大牟田線沿線は、魅力的な街に生まれ変わります。
事業の概要
事業着手前の状況
事業の効果
鉄道で分断された市街地がひとつになるとともに土地区画整理事業などとの一体的な実施によって魅力的で快適なまちに再生されます。
〇道路交通の円滑化
踏切が除却されることにより交通渋滞や踏切事故が解消されました。
〇沿線地域の環境改善
踏切警報音が無くなり、強固な高架橋を造ることにより、騒音・振動が軽減されました。
〇高架下空間の活用
鉄道の高架下空間の一部には駐輪場などの公共・公益施設も整備されます。
〇交通結節機能の強化
駅前広場整備事業との一体的な実施により駅周辺における乗り換えの利便性や快適性が向上されます。
事業の経緯
・平成23年 4月19日 鉄道高架橋建設工事を本格的に開始
・平成26年 3月22日 仮線切替
・令和 4年 8月28日 高架開通(高架切替)
・令和 6年度 鉄道工事完了(予定)
高架切替後の状況
令和4年8月28日に、鉄道の運行を高架上に切り替えました。
これにより、踏切がなくなり、踏切遮断による交通渋滞や踏切事故が解消しました。
取組状況
(福岡市境~春日原駅)
高架化が完了し、高架下の地中梁工事が行われています。
(春日原駅周辺)
新駅舎の構築が進んでおり、ホーム階は完了し電車の運行が行われています。現駅舎と同じ位置に構築するため作業の多くは夜間に行われました。
令和6年度の新駅舎完成に向けて、改札階、地上階の工事が行われています。
(春日原駅~白木原駅)
高架化が完了し、高架下の地中梁工事が行われています。
(白木原駅)
新駅舎の構築が進んでおり、ホーム階は完了し電車の運行が行われています。現駅舎と同じ位置に構築するため作業の多くは夜間に行われました。
令和5年度完成に向けて、改札階の工事が行われています。
(白木原駅~下大利駅)
高架化が完了し、仮線路も撤去されています。
(下大利駅)
元の駅舎跡に新駅舎が建設され、仮駅舎も撤去されました。
(下大利駅~終点)
高架化が完了し、仮線路も撤去されています。
取り組み状況 (過去掲載分)
高架駅舎の外装デザインイメージについて
この度、本事業により新たに高架駅となる3駅
「春日原駅」 「白木原駅」 「下大利駅」
の外装デザインイメージです。
関係する公共事業(側道、駅前広場等)について
大野城市が実施する関連事業について
○西鉄沿線まちづくり計画
春日市が実施する関連事業について
○西鉄春日原駅周辺整備事業
福岡市が実施する連続立体交差事業について
○西鉄天神大牟田線連続立体交差事業(雑餉隈駅付近)
※ 雑餉隈駅付近(福岡市博多区南八幡町~福岡市博多区西春町)の約1.86kmの鉄道高架に関すること
県土整備事務所からのお願い
鉄道工事にあたっては周辺道路の通行規制や工事中の騒音・振動等、何かとご迷惑をおかけすることもあると思いますが、周辺環境の保全には十分注意を払いながら工事を行いますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。