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令和2年度飲酒運転撲滅キャンペーンの取り組み
飲酒運転は絶対しない!させない!許さない!そして、見逃さない! 「飲酒運転撲滅キャンペーン」を実施しました
福岡県では、「飲酒運転撲滅条例」に基づく数々の取り組みを促進し、「飲酒運転は絶対しない、させない、許さない、そして見逃さない」という県民意識の定着を図るため、8月1日から3月31日まで、「飲酒運転撲滅キャンペーン」を実施しました。
8月22日~25日 飲酒運転撲滅啓発ラジオCMを放送
8月22日~25日、県内全域を対象として、8月25日(火曜日)の午後ゼロ時に「飲酒運転『ゼロ』を誓う黙とう」を呼び掛けるラジオCMを実施しました。
8月25日、オンラインで「飲酒運転『ゼロ』を誓う黙とう」を実施しました!
福岡市の海の中道大橋において幼い3人の命を奪った悲惨な飲酒運転事故から14年目となる8月25日に、このような悲惨な事故の記憶を決して風化させず、飲酒運転のない社会を実現するため、TEAM ZERO FUKUOKAとして 「オンラインでの飲酒運転『ゼロ』を誓う黙とう」を開催しました。
ZOOMのWeb会議システムにおいて、それぞれの場所から参加された皆さまと一緒に「飲酒運転『ゼロ』を誓う黙とう」を実施しました。
小川知事は、「黙とうを皆さまと共にさせていただき、飲酒運転撲滅に向け、皆さまと思いを一つにできた。『飲酒運転は絶対しない、させない、許さない、そして見逃さない』をスローガンに、力を合わせてこの福岡県から飲酒運転を撲滅してまいりましょう」と視聴者に強く呼び掛けました。
(写真)飲酒運転「ゼロ」を誓う黙とうの様子
(写真)挨拶する知事
8月25日~31日 飲酒運転撲滅動画の放映
8月25日~31日、ソラリアビジョン(福岡市中央区)、JAMビジョン(北九州市小倉北区)において、飲酒運転撲滅条例改正の周知と110番通報を呼び掛けるため、知事・議長のメッセージを含む動画を放映しました。
(写真)街頭ビジョン放映の様子
マスクに貼付する飲酒運転撲滅広報ステッカーを制作しました!
マスクに貼付する飲酒運転の撲滅及び110番通報を呼び掛けるステッカーを製作し、市町村、交通安全関係機関・団体等に計10万枚を配布しました。
ステッカー(シール)について(2種類)
償いのメッセージ展を県内各地で開催しました!
キャンペーンの期間中、県内の2か所の運転免許試験場、道の駅において、飲酒運転事故の加害者等の視点で書かれた反省や後悔、決意のメッセージを展示する 「償いのメッセージ展」を開催しました。
・9月24日~30日 「道の駅くるめ」
・10月24日~11月2日 「道の駅香春」
・11月21日~25日 「BOATRACE若松」
・12月23日~28日 「筑後自動車運転免許試験場」
・1月24日~28日 「福岡自動車運転免許試験場」
(写真:償いのメッセージ展の様子)
9月23日~30日 生命(いのち)のメッセージ展
9月23日~30日まで、折尾警察署において、交通事故などで亡くなられた方の等身大パネルや、写真、靴などの遺品を展示する「生命(いのち)のメッセージ展」を実施しました。
事故の現実や被害者遺族の置かれた状況を伝え、生命の尊さと飲酒運転の撲滅を訴えました。
(写真)生命(いのち)のメッセージ展の様子
2月7日 飲酒運転撲滅県民大会in粕屋を開催しました!
2月7日、粕屋町における男子高校生2人の尊い命が失われた平成23年2月9日の飲酒運転事故から10年の節目の年であることから、飲酒運転事故の悲惨さを再認識するとともに、県民一丸となって飲酒運転ゼロを目指す決意を新たにするため、飲酒運転撲滅県民大会をWeb配信で開催しました。
大曲副知事は、「飲酒運転は、重大な犯罪。惨事を二度と繰り返さないために、一人一人が『飲酒運転は、絶対しない、させない、許さない、そして見逃さない』を意識し、力を合わせて撲滅しましょう。」と挨拶しました。
(写真)挨拶する大曲副知事
続いて、飲酒運転撲滅活動功労者表彰、飲酒運転撲滅宣言企業・宣言の店表彰を行いました。
○功労者表彰受賞:JR九州電気システム 株式会社 北九州支店 様
○宣言企業表彰受賞:名古屋ハイウエイ株式会社 様、株式会社 九電工 福岡支店 様
○宣言の店表彰受賞:栄寿司 様、焼肉ヌルボングループ(株式会社綱屋) 様
(写真)表彰式の様子
続いて、飲酒運転撲滅リレートークとして、飲酒運転撲滅条例に関し、その制定に向けた検討から、実際の運用までに深く関わっている方々からお話しをいただきました。
〇参加者
・福岡県議会議員 樋口 明 様
・医療法人優なぎ会 雁の巣病院 院長 熊谷 雅之 様
・大坪 弘章 粕屋警察署長
・山田 信吾 福岡県人づくり・県民生活部長
(写真)リレートークの様子
続いて、飲酒運転事故被害者の同級生の愛智 望美(あいち のぞみ)さんから、飲酒運転撲滅に向けたメッセージをいただきました。
飲酒運転を撲滅していくという意味、飲酒運転事故で多くの人が悲しみを抱えて生きているということを痛切に伝えていただきました。
(写真)愛智さんによる飲酒運転撲滅メッセージ発信の様子
続いて、10年前の飲酒運転事故被害者御遺族の山本 美也子さんから「飲酒運転撲滅への想い」についてのメッセージをいただきました。
飲酒運転により大切な人が失われるという悲しみ、生きていることが当たり前ではないこと、飲酒運転ゼロに向けた想いを発信していただきました。
(写真)山本さんによる飲酒運転撲滅メッセージ発信の様子
最後に、10年前の事故を決して忘れないために、これからの時代を担う若い世代から飲酒運転撲滅に向けた想いをは発信しました。
まず、粕屋警察署管内にある高校6校の生徒代表者の皆さんからいただいた動画でのメッセージを配信したあと、10年前の事故で犠牲になられた二人が通っていた「学校法人博多学園 博多高等学校」の生徒代表者からメッセージを発信していただきました。
(写真)粕屋警察署管内高校6校におけるメッセージ動画
(写真)博多高校によるメッセージ発信
飲酒運転撲滅県民大会の様子は、YouTubeでアーカイブ配信もしています。