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福岡県農林水産部 ICT活用工事(農業農村整備事業関係)の試行について
更新日:2024年1月1日更新
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福岡県農林水産部 ICT活用工事(農業農村整備事業関係)の試行について
建設業界においては、熟練技術者の退職等による労働力不足や若手技術者の入職の減少等による将来の担い手確保が大きな課題となっています。これらの課題に対して、福岡県農林水産部では、情報通信技術(ICT)を工事の測量、施工、出来形管理等に活用する情報化施工を導入することにより、建設現場の生産性や品質、安全性の向上を図り、魅力ある建設現場を目指す新しい取組を進めることとしました。
1.試行対象工事
対象工事は、原則として当初設計額50,000千円以上の建設工事とし、以下の(1)~(3)のいずれかの工種を含む工事とします。
(1)土工 1,000m3以上
(2)ほ場整備工 施工面積 1.0ha以上
(3)舗装工 施工面積 3,000平方メートル以上
2.試行方法
・ 特記仕様書に発注方式、活用必須工種及び必須の施工プロセスを記載し発注します。
・ 請負者は工事の実施に先立ち、ICT施工技術の活用に関する具体的内容について、発注者と協議を行います。
・ 請負者はICT活用工事の実施の有無と実施する場合は受注者希望型の1型または2型を選択して発注者に報告します。
・ 設計変更に伴い新たに対象工事の要件を満たすこととなった工事において、請負者から希望があった場合は受発注間で協議を行ったうえ、対象工事として取扱えるものとします。