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ハンセン病問題を正しく理解しよう
更新日:2022年6月9日更新
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ハンセン病問題を正しく理解しよう
ハンセン病は、「らい菌」に感染することで起こる病気ですが、感染力が極めて弱く、たとえ感染しても発病することはほぼありません。また、現在では、適切な治療によって治すことのできる病気となっています。
しかし、昭和6年(1931年)に制定された「らい予防法」により、すべてのハンセン病患者さんを強制的に療養所に収容する政策がとられたため、ハンセン病に対する誤った認識が定着し、病気が完治した今も、差別や偏見を恐れ、社会復帰ができずにいる元患者さん、ご家族がたくさんいらっしゃいます。
ハンセン病問題について正しい知識と理解を持つことが、偏見や差別をなくす第一歩です。元患者の皆さんとご家族が安心して暮らせる社会を実現するため、ハンセン病問題を正しく理解しましょう。
「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」式典について
6月22日は「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」です。
厚生労働省は平成21年度から「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」の式典を毎年開催していますが、昨年度、一昨年度同様、今年度についても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から規模を大幅に縮小しての開催となりました。
なお、当該式典の模様は、下記のとおり、インターネットによりライブ中継されます。
日時 令和4年6月22日 水曜日 11時から12時
場所 中央合同庁舎第5号館 正面玄関前
<インターネットライブ中継について>
令和4年6月22日水曜日11時から、下記URLにて配信開始されます。