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ハンセン病問題を正しく理解しよう
ハンセン病問題を正しく理解しよう
ハンセン病は、「らい菌」に感染することで起こる病気ですが、感染力が極めて弱く、たとえ感染しても発病することはほぼありません。また、現在では、適切な治療によって治すことのできる病気となっています。
しかし、昭和6年(1931年)に制定された「らい予防法」により、すべてのハンセン病患者さんを強制的に療養所に収容する政策がとられたため、ハンセン病に対する誤った認識が定着し、病気が完治した今も、差別や偏見を恐れ、社会復帰ができずにいる元患者さん、ご家族がたくさんいらっしゃいます。
ハンセン病問題について正しい知識と理解を持つことが、偏見や差別をなくす第一歩です。元患者の皆さんとご家族が安心して暮らせる社会を実現するため、ハンセン病問題を正しく理解しましょう。
「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」式典について
6月22日は「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」です。
厚生労働省では、平成21年度から、「ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律」の施行日である6月22日を「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」と定め、毎年式典を開催していますが、昨年度と同様、今年度についても、出席者を限定して下記のとおり開催されることとなりました。
日時 令和6年6月20日(木)11時00分~12時30分
場所 中央合同庁舎第5号館 正面玄関前(東京都千代田区霞が関1-2-2)
「厚生労働省 らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」式典の開催について(新しいウィンドウで開きます)
なお、当該式典の模様は、下記のとおり、インターネットによりライブ中継されます。
<インターネットライブ中継について>
令和6年6月20日(木)午前11時から、下記URLにて配信開始されます。