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福岡県技能評価認定制度のご案内
技能評価認定制度とは
国家検定である技能検定以外の職種や内容について、事業主又は事業主の団体が独自に技能評価(社内検定)を行う場合に、その取り組みが技能振興上奨励すべきと認められるものを申請に基づき県が認定する制度です。
この制度により、様々な分野での人材育成・技能向上が図られ、本県ものづくり産業の競争力強化につながるものと期待しています。
1.認定の範囲
- 福岡県内に住所を有する事業主又は事業主の団体が行うもの
- 事業主等が、その従業員に対して適正な実力評価を行うために、国家技能検定を補完するものとして行う技能評価を対象とする。
2.評価基準
- 対象職種ごとに、県の評価基準を定めます。
(1) 「自動車組立」(平成26年8月29日) 自動車組立1級 [PDFファイル/148KB] 自動車組立2級 [PDFファイル/137KB]
(2) 「自動車溶接」(平成28年2月22日) 自動車溶接1級 [PDFファイル/147KB] 自動車溶接2級 [PDFファイル/134KB]
(3) 「ロータダイカスト」(平成28年3月23日) ロータダイカスト2級 [PDFファイル/132KB]
(4) 「トランスファ加工組付」(平成28年7月7日) トランスファ加工組付1級 [PDFファイル/137KB] トランスファ加工組付2級 [PDFファイル/134KB]
(5) 「回転機組立」(平成28年12月19日) 回転機組立2級 [PDFファイル/146KB]
3.認定の要件
- 従業員の有する職業に必要な技能及び知識について行われるものであること。
- 試験基準(検定基準)が、評価基準に適していること。
- 直接営利を目的としないこと。
- 定期的(原則として年1回以上)に実施されるものであること。
- 実施方法が公平であること。
4.認定の方法
-
認定を受けようとする事業主等は、申請書類(実施規程や実施計画書等)を県に提出してください。
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県は、申請書類を受理後、第三者機関である技能評価認定審査会の意見を聴取します。(技能評価認定審査会では、評価基準、実施方法、運営組織等について審査します。
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県は、申請事業主等に認定の可否を通知します。
※認定申請の前に、対象職種ごとに県の評価基準を定める必要があります。事前に聞き取り等を行い、評価基準を定めますので募集期間の少なくとも2か月までにご相談ください。
※「技能評価認定審査会」では、事業主等が行う技能評価社内検定について、プレゼンテーションを行っていただきます。
5.認定の効果
- 認定を受けた技能評価について、「福岡県認定技能評価」の表示をすることができます。
- 事業主等が交付する合格証書に、福岡県知事が認定した技能評価である旨の証明を受けることができます。
- 社内で行う技能評価に社会的な信頼性や客観性を持たせることができます。
- 技能水準の向上や職場の活性化を図ることができます。
- 事業主団体で実施する場合には、団体内における技術水準の統一的向上に役立てることができます。
福岡県技能評価の認定状況
(平成30年12月28日 現在)
番号 |
事業所名及び団体名 |
認定年月日 |
名称 |
対象職種 |
等級区分 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
トヨタ自動車九州(株) |
平成26年12月19日 |
自動車組立技能評価 |
自動車組立 |
1級・2級 |
2 | トヨタ自動車九州(株) | 平成28年10月13日 | 自動車溶接技能評価 | 自動車溶接 | 1級・2級 |
3 |
BMテック(株) |
平成28年10月13日 | ロータダイカスト技能評価 | ロータダイカスト作業 | 2級 |
4 |
安川マニュファクチャリング(株) |
平成29年2月22日 | 回転機組立技能評価 | 回転機組立作業 | 2級 |
5 | (株)デンソー九州 | 平成30年12月26日 | トランスファ加工組付技能評価 | トランスファ加工組付作業 | 1級・2級 |